概要:
①日本語で効果的に書くために必要な技術を習得する。
②構成を意識して文章を書き、それを互いに添削する取り組みを通して, 日本語による適切な文章表現を身につける。
③国語Ⅰ・国語Ⅱ・国語Ⅲで得た基礎知識・スキルを自ら発展させ,社会生活を営む上で必要な日本語表現力を養う。
授業の進め方・方法:
①テキスト並びに補助プリントを使用して事前に自ら学習し、その内容をふまえて毎時演習形式にて授業を行う。
②互いに添削を行い、学習者自らが文章表現上の問題点を発見し、自らの文章表現に反映することを目ざす。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
①試験の成績を70%, 平素の学習状況等(演習問題への取り組みや提出物の状況を含む)を30%の割合で総合的に評価する。
②技術者が身につけるべき専門基礎として,日本語表現力の修得の程度を評価する。
【事前・事後学習】
①次回授業にて扱う箇所を自ら読み、練習問題を解いた上で授業に臨むこと。
②試験では授業での既習範囲ならびにSPI試験の言語分野を中心に出題するため、各自で勉強を進めること。
【履修上の注意点】
授業は90分(隔週)にて実施する。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
導入:授業の目標・年間予定についての説明 第0回 はじめに |
授業の目的について理解する 日本語の適切さがどのように決まるのか説明することができる
|
2週 |
|
|
3週 |
第1回 敬語の種類と使い分け |
敬語の種類を理解し、場面ごとに敬語を使い分けることができる
|
4週 |
|
|
5週 |
第2回 注意すべき敬語 |
二重敬語、マニュアル敬語を正すことができる
|
6週 |
|
|
7週 |
第3回 配慮を示す言葉 |
ポライトネスについて理解し、適切な言語行動ができる
|
8週 |
|
|
2ndQ |
9週 |
4回 品詞・活用の種類 |
品詞の種類や、動詞・形容詞の活用について説明することができる
|
10週 |
|
|
11週 |
第5回 ら抜き言葉・レタス言葉・さ入れ言葉 |
助動詞の使い方を理解し、誤りを正すことができる
|
12週 |
|
|
13週 |
第6回 文のねじれと言葉の係り受け・あいまい文 |
主述の対応、副詞の呼応について説明することができ、あいまい文を正すことができる
|
14週 |
|
|
15週 |
第7回 接続語と指示語と文章
|
接続語や指示語について理解し、それらを効果的に使用した文章を書くことができる
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
第8回 類義語・対義語 |
類義語・対義語の使い分けについて説明することができる
|
2週 |
|
|
3週 |
第9回 動詞の自他・視点 |
視点を置く場所により、伝えられる内容が変化することについて理解し、文章に反映することができる
|
4週 |
|
|
5週 |
第10回 文体、話し言葉・書き言葉 |
文体について理解し、話し言葉を書き言葉に改めて文章を書くことができる
|
6週 |
|
|
7週 |
第11回 コロケーション |
慣用的なことばの繋がりを理解し、文章内で適切に使用することができる
|
8週 |
|
|
4thQ |
9週 |
第12回 部首・音訓・熟語 第13回 仮名遣い・送り仮名 |
適切に漢字を使用することができる 現代仮名遣いと送り仮名の付け方を理解して文章を書くことができる
|
10週 |
|
|
11週 |
エントリーシート・履歴書の作成 : 効果的な自己PR文の作成技術を身につける
|
履歴書の形式を確認し、効果的なPR文の作成技術を理解する
|
12週 |
|
|
13週 |
エントリーシート・履歴書の作成: 効果的な自己PR文の作成技術を身につける |
自ら履歴書を添削した上で、学生間で相互に履歴書を添削することができる
|
14週 |
|
|
15週 |
第14回 総合問題 |
既習の知識やスキルを活用し、課題文を添削することができる
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | 前1,前3,前5,前7,前9,前11,前13,前15,後1,後3,後5,後9,後11,後13,後15 |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | 前1,前7,後1,後3,後9,後11,後13,後15 |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | 前1,前7,後3,後7,後9,後11,後13,後15 |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | 前1,後11,後13,後15 |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | 前3,前5,前7,前9,前11,前13,前15,後1,後3,後5,後7,後9,後11,後13,後15 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | 前7,前15,後11,後13,後15 |