化学IIB(C)

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 化学IIB(C)
科目番号 0022 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合科学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 化学(数研)
担当教員 大角 理人

到達目標

1.無機物質の性質が理解できる。
2.有機化合物とは何か説明できる。
3.有機化合物の構造が理解できる。
4.有機化合物の構造式の決定ができる。
5.脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素の性質が理解できる。
6.官能基を含む有機化合物の性質が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
無機物質の性質無機物質の性質について詳しく説明できる。無機物質の性質を理解している。無機物質の性質を理解していない。
有機化合物の概要有機化合物とは何か詳しく説明できる。有機化合物とは何か説明できる。有機化合物とは何か説明できない。
有機化合物の構造有機化合物の構造が詳しく説明できる。有機化合物の構造が説明できる。有機化合物の構造が説明できない。
有機化合物の構造式の決定有機化合物の構造式の決定が詳細にできる。有機化合物の構造式の決定ができる。有機化合物の構造式の決定ができない。
脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素の性質脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素の性質が詳しく説明できる。脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素の性質が説明できる。脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素の性質が説明できない。
官能基を含む有機化合物の性質官能基を含む有機化合物の性質が詳しく説明できる。官能基を含む有機化合物の性質が説明できる。官能基を含む有機化合物の性質が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
化学の基礎を学ぶ。化合物の構造や性質について学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は随時演習を取り入れた講義形式で進めていく。この中で、平均週1回を目安に前週までの内容に関する小テストを実施する。また、必要に応じて課題がある。
注意点:
試験の成績70%、平素の学習状況(課題を含む)30%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均、学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお、後学期中間の評価は前学期中間、前学期末、後学期中間の各試験の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として、到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 周期表と元素の性質:周期表と元素の性質の関係を学ぶ。 周期表と元素の性質の関係を説明できる。
2週 周期表と元素の性質:周期表と元素の性質の関係を学ぶ。 周期表と元素の性質の関係を説明できる。
3週 非金属元素の性質:非金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。 非金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
4週 非金属元素の性質:非金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。 非金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
5週 非金属元素の性質:非金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。 非金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
6週 非金属元素の性質:非金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。 非金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
7週 非金属元素の性質:非金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。 非金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
8週 典型金属元素の性質:典型金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。
典型金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
2ndQ
9週 典型金属元素の性質:典型金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。
典型金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
10週 典型金属元素の性質:典型金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。
典型金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
11週 典型金属元素の性質:典型金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。
典型金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
12週 典型金属元素の性質:典型金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。
典型金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
13週 典型金属元素の性質:典型金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。
典型金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
14週 遷移金属元素の性質:遷移金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。 遷移金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
15週 遷移金属元素の性質:遷移金属元素の単体や化合物の性質について学ぶ。 遷移金属元素の単体や化合物の性質について説明できる。
16週
後期
3rdQ
1週 有機化合物の特徴と分類:有機化合物とは何か、有機化合物の構造や有機化合物の分析について学ぶ。 有機化合物とは何か、有機化合物の構造や有機化合物の分析について説明できる。
2週 有機化合物の特徴と分類:有機化合物とは何か、有機化合物の構造や有機化合物の分析について学ぶ。 有機化合物とは何か、有機化合物の構造や有機化合物の分析について説明できる。
3週 有機化合物の特徴と分類:有機化合物とは何か、有機化合物の構造や有機化合物の分析について学ぶ。 有機化合物とは何か、有機化合物の構造や有機化合物の分析について説明できる。
4週 有機化合物の特徴と分類:有機化合物とは何か、有機化合物の構造や有機化合物の分析について学ぶ。 有機化合物とは何か、有機化合物の構造や有機化合物の分析について説明できる。
5週 脂肪族炭化水素:飽和炭化水素、不飽和炭化水素について学ぶ。 飽和炭化水素、不飽和炭化水素について説明できる。
6週 脂肪族炭化水素:飽和炭化水素、不飽和炭化水素について学ぶ。 飽和炭化水素、不飽和炭化水素について説明できる。
7週 脂肪族炭化水素:飽和炭化水素、不飽和炭化水素について学ぶ。 飽和炭化水素、不飽和炭化水素について説明できる。
8週 脂肪族炭化水素:飽和炭化水素、不飽和炭化水素について学ぶ。 飽和炭化水素、不飽和炭化水素について説明できる。
4thQ
9週 脂肪族炭化水素:飽和炭化水素、不飽和炭化水素について学ぶ。 飽和炭化水素、不飽和炭化水素について説明できる。
10週 脂肪族炭化水素:飽和炭化水素、不飽和炭化水素について学ぶ。 飽和炭化水素、不飽和炭化水素について説明できる。
11週 酸素を含む化合物:アルコールとエーテル、アルデヒドとケトン、カルボン酸とエステルについて学ぶ。 アルコールとエーテル、アルデヒドとケトン、カルボン酸とエステルについて説明できる。
12週 酸素を含む化合物:アルコールとエーテル、アルデヒドとケトン、カルボン酸とエステルについて学ぶ。 アルコールとエーテル、アルデヒドとケトン、カルボン酸とエステルについて説明できる。
13週 酸素を含む化合物:アルコールとエーテル、アルデヒドとケトン、カルボン酸とエステルについて学ぶ。 アルコールとエーテル、アルデヒドとケトン、カルボン酸とエステルについて説明できる。
14週 芳香族化合物:芳香族炭化水素、酸素を含む芳香族化合物、窒素を含む芳香族化合物、有機化合物の分離について学ぶ。 芳香族炭化水素、酸素を含む芳香族化合物、窒素を含む芳香族化合物、有機化合物の分離について説明できる。
15週 芳香族化合物:芳香族炭化水素、酸素を含む芳香族化合物、窒素を含む芳香族化合物、有機化合物の分離について学ぶ。 芳香族炭化水素、酸素を含む芳香族化合物、窒素を含む芳香族化合物、有機化合物の分離について説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学化学(一般)化学(一般)代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。1
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。2
原子番号から価電子の数を見積もることができ、価電子から原子の性質について考えることができる。2
元素の性質を周期表(周期と族)と周期律から考えることができる。2
イオン式とイオンの名称を説明できる。2
イオン結合について説明できる。2
イオン結合性物質の性質を説明できる。2
イオン性結晶がどのようなものか説明できる。2
共有結合について説明できる。2
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。2
自由電子と金属結合がどのようなものか説明できる。2
金属の性質を説明できる。2
原子の相対質量が説明できる。2
天然に存在する原子が同位体の混合物であり、その相対質量の平均値として原子量を用いることを説明できる。2
分子量・式量がどのような意味をもつか説明できる。2
化学反応を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。2
化学反応を用いて化学量論的な計算ができる。2

評価割合

試験発表相互評価小テスト合計
総合評価割合700030100
基礎的能力700030100
専門的能力00000