世界文化論

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 世界文化論
科目番号 0043 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合科学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 酒井啓子『中東から世界が見える イラク戦争から「アラブの春」へ』(岩波ジュニア文庫 2014)
担当教員 江口 布由子

到達目標

【到達目標】
1.世界のさまざまな地域の文化のあり方を知る。
2.さまざまな文化圏のあいだの交流について知り、グローバリゼーションの時代を生きる人間としての教養を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の地域の文化を十分に理解し、説明できる。世界の地域の文化を概略的に理解し、説明できる。世界の地域の文化を断片的にのみ理解している。
評価項目2文化の複数性や混交性を詳細に理解し、それをもとに現代社会の課題についてさまざまな視点から論じることができる。文化の複数性や混交性を理解し、現代社会の課題に取り組むための意見を持てる。文化の複数性や混交性に関心を持てず、現代社会の課題について理解できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義の目標は以下の2点である。
(1)「イスラーム世界」「アラブ世界」等、西アジアを中心に、歴史的・地理的側面から文化や社会を理解する。
(2)上記の理解をもとに現代世界の諸問題を主体的に考え、またその考えを説明することができる。
授業の進め方・方法:
本科目の前半では西アジア世界の文化や社会について学ぶ。これをもとに,後半はテキストをもとにした個人もしくはグループの討議およびプレゼンテーションを行う。
注意点:
定期試験60%,平素の学習状況等(課題・レポート・発表等を含む)40%の割合で総合的に評価する。技術者が身につけるべき専門教養として,到達目標の達成度を試験・レポート等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 現時点での、自身の世界の文化や地理に対する理解を確認する
2週 食卓からみる世界の文化 世界の文化や宗教の違いを理解する。
3週 西アジア・北アフリカの歴史、地理、文化(1) 西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化の基本事項を理解する
4週 西アジア・北アフリカの歴史、地理、文化(2) 西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化の基本事項を理解する
5週 西アジア・北アフリカの歴史、地理、文化(3) 西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化の基本事項を理解する
6週 西アジア・北アフリカの歴史、地理、文化(4) 西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化の基本事項を理解する
7週 文化理解のためのグループワークI-(1) グループワークを通して西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化を理解し説明できる
8週 文化理解のためのグループワークI-(2) グループワークを通して西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化を理解し説明できる
4thQ
9週 文化理解のためのグループワークII-(1) グループワークを通して西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化を理解し説明できる
10週 文化理解のためのグループワークII-(2) グループワークを通して西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化を理解し説明できる
11週 テキストの読解と現状の分析(1) テキストをもとに西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化を理解し説明できる
12週 テキストの読解と現状の分析(2) テキストをもとに西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化を理解し説明できる
13週 テキストの読解と現状の分析(3) テキストをもとに西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化を理解し説明できる
14週 テキストの読解と現状の分析(4) テキストをもとに西アジア・北アフリカの歴史・地理・文化を理解し説明できる
15週 (学年末試験)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。3
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。3
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603010000100
基礎的能力4030 1000080
専門的能力0000000
分野横断的能力200000020