科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 倫理
科目番号 0077 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合科学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 参考書:『高校倫理』(実教出版)
担当教員 佐々木 正寿

到達目標

到達目標
1.「人間の学」,つまり,私たちが社会の中で生き,自己に向き合って生きることを問題とする学として倫理学を理解し,その基本的な考え方を知る。
2.社会や自己の問題に対して「自ら考えて行為する」ということの基礎を知る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会の倫理的基礎に関する事項を理解し、説明するとともに、自ら発展的に考察を深めることができる。社会の倫理的基礎に関する事項を理解し、説明することができる。社会の倫理的基礎に関する事項を理解し、説明することができない。
評価項目2「自己」の問題の諸相を理解し、説明するとともに、さらに考察を深めることができる。「自己」の問題の諸相を理解し、説明することができる。「自己」の問題の諸相を理解し、説明することができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.倫理というものはつねに現代に生きる私たちに関わる事柄であるということが理解されるよう現代の視点から倫理学の諸問題について考察する。
2.受講生は、普段から自分自身の生きる社会や自己に対して倫理学的な関心をもって眼を向け、授業に臨むこと。
授業の進め方・方法:
「自己」の問題の諸相および社会の倫理的基礎の諸事項について、具体的事例を取り上げながら説明する。受講生には、各事項を自らの問題として受け留めて、主体的に考察を深めることが求められる。
注意点:
定期試験(各学期の中間試験・期末試験)にもとづいて評価する(成績評価に占める定期試験の割合:ca. 100%)。学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。倫理ないし倫理学的事項について基本的な理解をもち、主体的に考える姿勢が見られるかどうかを判断する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 《倫理》を学ぶことについて。受講に関する諸注意。[1] 本講義に臨む姿勢について理解する。
2週 青年期の特徴と諸課題。青年期の生き方について。[2-5] 青年期の特徴とされる現象について理解し、そうした青年期に求められる生き方について主体的に考える。
3週 青年期の特徴と諸課題。青年期の生き方について。[2-5] 青年期の特徴とされる現象について理解し、そうした青年期に求められる生き方について主体的に考える。
4週 青年期の特徴と諸課題。青年期の生き方について。[2-5] 青年期の特徴とされる現象について理解し、そうした青年期に求められる生き方について主体的に考える。
5週 青年期の特徴と諸課題。青年期の生き方について。[2-5] 青年期の特徴とされる現象について理解し、そうした青年期に求められる生き方について主体的に考える。
6週 西洋思想の源流[6-13] 「人間」あるいは「世界」について思索することの出発点について理解する。
7週 (中間試験)
8週 西洋思想の源流[6-13] 「人間」あるいは「世界」について思索することの出発点について理解する。
2ndQ
9週 西洋思想の源流[6-13] 「人間」あるいは「世界」について思索することの出発点について理解する。
10週 西洋思想の源流[6-13] 「人間」あるいは「世界」について思索することの出発点について理解する。
11週 西洋思想の源流[6-13] 「人間」あるいは「世界」について思索することの出発点について理解する。
12週 西洋思想の源流[6-13] 「人間」あるいは「世界」について思索することの出発点について理解する。
13週 西洋思想の源流[6-13] 「人間」あるいは「世界」について思索することの出発点について理解する。
14週 (期末試験)
15週 (答案返却)
16週
後期
3rdQ
1週 世界の宗教思想・古代思想[16-22] 基本的な宗教思想および古代思想の概略を理解し、現代世界の多様性についての理解を深める。
2週 世界の宗教思想・古代思想[16-22] 基本的な宗教思想および古代思想の概略を理解し、現代世界の多様性についての理解を深める。
3週 世界の宗教思想・古代思想[16-22] 基本的な宗教思想および古代思想の概略を理解し、現代世界の多様性についての理解を深める。
4週 世界の宗教思想・古代思想[16-22] 基本的な宗教思想および古代思想の概略を理解し、現代世界の多様性についての理解を深める。
5週 世界の宗教思想・古代思想[16-22] 基本的な宗教思想および古代思想の概略を理解し、現代世界の多様性についての理解を深める。
6週 世界の宗教思想・古代思想[16-22] 基本的な宗教思想および古代思想の概略を理解し、現代世界の多様性についての理解を深める。
7週 (中間試験)
8週 西洋近現代思想[23-28] 現代世界を生きるうえでの教養として、西洋の近現代思想の基礎的事項について理解する。
4thQ
9週 西洋近現代思想[23-28] 現代世界を生きるうえでの教養として、西洋の近現代思想の基礎的事項について理解する。
10週 西洋近現代思想[23-28] 現代世界を生きるうえでの教養として、西洋の近現代思想の基礎的事項について理解する。
11週 西洋近現代思想[23-28] 現代世界を生きるうえでの教養として、西洋の近現代思想の基礎的事項について理解する。
12週 西洋近現代思想[23-28] 現代世界を生きるうえでの教養として、西洋の近現代思想の基礎的事項について理解する。
13週 西洋近現代思想[23-28] 現代世界を生きるうえでの教養として、西洋の近現代思想の基礎的事項について理解する。
14週 (期末試験)
15週 (答案返却)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後8,後9,後10,後11,後12,後13
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。3前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。3前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。3後12,後13

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力800000080
専門的能力0000000
分野横断的能力200000020