保健・体育IV

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 保健・体育IV
科目番号 1045 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合科学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 参考書:「COLOR WIDE SPORTS」(大修館書店) 選択種目別指導書・学習記録表(高知高専体育科作成資料)
担当教員 市村 梨乃,澤本 章一,新田 忠彦

到達目標

【到達目標】
技術,練習方法,ルール審判方法について種目別の学習資料を参考に学習し,運動の特性を理解させ,各自が課題を持って練習計画を立て実践することにより,自己学習能力を高める。学習記録用紙を作成し,毎時間の実践と課題を記録する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1遅刻、欠席、見学をすることなく、全体の中心となり積極的に授業に取り組む。遅刻、欠席、見学をすることなく、授業に取り組む。遅刻、欠席、見学が多く、授業に参加をしない。
評価項目2技術が標準的なレベルに到達し、ゲームに活かすことができ、仲間に教える事ができる。技術が標準的なレベルに到達し、ゲームに活かすことができる。技術が標準的なレベルに到達できるように練習に取り組まない。
評価項目3グループ活動時に決められた練習、課題に取り組み、プラス仲間に指示を出したりアイデアを出すことができる。グループ活動時に、決められた練習、課題に取り組む事ができる。グループ活動時に参加をしない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 生涯にわたってスポーツを計画的・継続的に楽しみ,スポーツを生活の重要な内容として取り入れていくために,個人の興味・関心や能力・適性などに基づき,種目を選択する。自主的な運動の実践により,健康でスポーツを楽しむことの出来る能力、仲間と協力しリーダー力を身に付けさせる。
授業の進め方・方法:
基本的な技術や練習方法を伝え、個々もしくはグループで仲間と協力しながら練習に取り組み、ゲームを展開していく。ルールなどについてはプリントなどを配布したり、DVDを見せることにより、理解できるようにさせる。
注意点:
教材毎にスキルテスト及び記録測定を実施し,評価する。学習記録表への記載内容も,評価に入れる。実技の成績を50%,平素の学習状況等を50%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション[1] 授業の流れ、要点を理解できる。
2週 選択種目A[2-5] 参考書、資料等で練習方法やポイントをつかみ、仲間と話し合いながら練習、ゲームができる。
3週 選択種目A[2-5] 参考書、資料等で練習方法やポイントをつかみ、仲間と話し合いながら練習、ゲームができる。授業の終わりには、自己の活動を振り返り、気がついたこと、今後の課題などをまとめることができる。
4週 選択種目A[2-5] 参考書、資料等で練習方法やポイントをつかみ、仲間と話し合いながら練習、ゲームができる。授業の終わりには、自己の活動を振り返り、気がついたこと、今後の課題などをまとめることができる。
5週 選択種目A[2-5] 参考書、資料等で練習方法やポイントをつかみ、仲間と話し合いながら練習、ゲームができる。授業の終わりには、自己の活動を振り返り、気がついたこと、今後の課題などをまとめることができる。
6週 スポーツテスト(8種目)[6] 自己の体力水準を把握でき、仲間と協力して測定ができる。
7週 選択種目A[7-11] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
8週 選択種目A[7-11] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
2ndQ
9週 選択種目A[7-11] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
10週 選択種目A[7-11] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
11週 選択種目A[7-11] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
12週 水泳(3泳法の練習)[12-13] クロール・・・水面で肘を高く上げることができ、呼吸をうまくすることができる。
平泳ぎ・・・キックと手のかきのリズムをつかむことができる。
背泳ぎ・・・小指から入水することができ、規則正しい呼吸ができる。
13週 水泳(3泳法の練習)[12-13] クロール・・・水面で肘を高く上げることができ、呼吸をうまくすることができる。
平泳ぎ・・・キックと手のかきのリズムをつかむことができる。伸びる事ができる。
背泳ぎ・・・小指から入水することができ、規則正しい呼吸ができる。
14週 水泳(タイム測定)[14-15] 正しいフォームで、スピードのある泳ぎができる。
15週 水泳(タイム測定)(遠泳)[14-15] 仲間と励まし合いながら最後まで諦めず泳ぎ切ることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 選択種目B[16-24] 参考書、資料等で練習方法やポイントをつかみ、仲間と話し合いながら練習、ゲームができる。授業の終わりには、自己の活動を振り返り、気がついたこと、今後の課題などをまとめることができる。
2週 選択種目B[16-24] 参考書、資料等で練習方法やポイントをつかみ、仲間と話し合いながら練習、ゲームができる。授業の終わりには、自己の活動を振り返り、気がついたこと、今後の課題などをまとめることができる。
3週 選択種目B[16-24] 参考書、資料等で練習方法やポイントをつかみ、仲間と話し合いながら練習、ゲームができる。授業の終わりには、自己の活動を振り返り、気がついたこと、今後の課題などをまとめることができる。
4週 選択種目B[16-24] 参考書、資料等で練習方法やポイントをつかみ、仲間と話し合いながら練習、ゲームができる。授業の終わりには、自己の活動を振り返り、気がついたこと、今後の課題などをまとめることができる。
5週 選択種目B[16-24] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
6週 選択種目B[16-24] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
7週 選択種目B[16-24] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
8週 選択種目B[16-24] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
4thQ
9週 選択種目B[16-24] 自ら率先し、練習方法を伝えたり、ゲームの流れや段取りなどを組み立てることができる。
10週 サッカー(集団としての技術練習とゲーム)[25] パス相手の動きを見てボールを蹴ることができる。仲間と協力しアイデアを出しながら練習ができる。
11週 バスケットボール(集団としての技術練習とゲーム)[26] 手元を見ずドリブルができる。パスからのセットシュート・レイアップシュートができる。仲間と協力し、アイデアを出しながら練習ができる。
12週 サッカーゲーム(リーグ戦)[27-28] パスからシュートへの連係プレーができる。指示を出すことができる。
13週 サッカーゲーム(リーグ戦)[27-28]
長距離走
集団技能を用いてゲームができる。
長距離走・・・自分のペースで走りきることができる。
14週 バスケットボールゲーム(リーグ戦) [29-30] 
※ [25-30];天候の状況によって,サッカーとバスケットを実施する。
長距離走
バスケットボール・・・自分からあいているスペースを見つけて動くことができる。試合の中でレイアップシュートができる。
長距離走・・・定められた距離を走りきることができる。
15週 バスケットボールゲーム(リーグ戦) [29-30] 
※ [25-30];天候の状況によって,サッカーとバスケットを実施する。
長距離走
バスケットボール・・・集団技能を用いてゲームができる。
長距離走・・・定められた距離を走りきることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3

評価割合

試験出席相互評価平素の学習状況ポートフォリオ合計
総合評価割合50300200100
基礎的能力50300200100
専門的能力000000
分野横断的能力000000