概要:
前学期は,電気・電子工学概論などで学習した内容について,電気工学実験を通して理解を深めるとともに,電気計測について理解する。
後学期は,機械工学科教員研究室単位に配属し,単独のテーマについて計画から結果のプレゼンテーションまで総合的に学習する。
授業の進め方・方法:
前学期は,各テーマで設定された実験を行い、データ整理を行う。後日,レポートを作成・提出する。
後学期は自主的あるいは指導教員のアドバイスを受けながら実験を進める。
注意点:
前学期の電気工学実験のレポートの提出期限は,実験終了後2週間以内とする。提出期限を過ぎた場合は1日あたり1点の減点とする。一ヶ月以上経過した場合は,再実験の上レポートを提出できるが,レポート評価から30点を減点する。前学期の評価は,レポートを80%,実習への取り組みを20%の割合で総合的に評価する。
後学期の機械工学実験は,テーマ別に発表会を行って評価する。学年評価は前学期と後学期を平均して行い,60点以上を合格とする。ただし,1テーマでも特別な理由なく欠席したり,レポートが未提出の場合は,上記の平均点にかかわらず不合格の評価となる。
技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度をレポートや試験等において評価する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前学期は,電圧・電流計の取り扱いを全班で実習後,原則として2週間テーマを2班または4班でローテーションし実験する。後学期は,卒業研究所属の研究室をベースとし,一つのテーマについて実験の計画,装置の製作,データの解析および結果のまとめ方について個人指導する。 1.諸注意,電圧計・電流計の取り扱い[1] :全班
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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2週 |
交流回路の基礎実験,ロジックICの基礎実験,各種電動機の基礎実験, オシロスコープの基礎実験[2-9] :2班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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3週 |
交流回路の基礎実験,ロジックICの基礎実験,各種電動機の基礎実験, オシロスコープの基礎実験[2-9] :2班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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4週 |
交流回路の基礎実験,ロジックICの基礎実験,各種電動機の基礎実験, オシロスコープの基礎実験[2-9] :2班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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5週 |
交流回路の基礎実験,ロジックICの基礎実験,各種電動機の基礎実験, オシロスコープの基礎実験[2-9] :2班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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6週 |
交流回路の基礎実験,ロジックICの基礎実験,各種電動機の基礎実験, オシロスコープの基礎実験[2-9] :2班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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7週 |
交流回路の基礎実験,ロジックICの基礎実験,各種電動機の基礎実験, オシロスコープの基礎実験[2-9] :2班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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8週 |
交流回路の基礎実験,ロジックICの基礎実験,各種電動機の基礎実験, オシロスコープの基礎実験[2-9] :2班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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2ndQ |
9週 |
交流回路の基礎実験,ロジックICの基礎実験,各種電動機の基礎実験, オシロスコープの基礎実験[2-9] :2班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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10週 |
レポート指導[10] :全班 |
実験レポートの目的を理解し、自分の考察等を盛り込んだ適切な実験レポートを作成できる。
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11週 |
.回路製作基礎的事項の指導,補充実験[11] :全班 |
回路製作において必要な知識や技術を理解できる。
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12週 |
Trを用いたモーターコントロール回路製作[12-13] :4班でローテーションして実施 |
各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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13週 |
Trを用いたモーターコントロール回路製作[12-13] :4班でローテーションして実施 |
各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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14週 |
照度センサを用いた自動点灯・消灯回路製作[14-15] :4班でローテーションして実施
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各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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15週 |
照度センサを用いた自動点灯・消灯回路製作[14-15] :4班でローテーションして実施 |
各テーマの実験を正しく行い,実験レポートにまとめることができる。
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16週 |
卒業研究の研究室単位で実験テーマを設定する。
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実験テーマの背景や工学的意味が説明できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
卒業研究の研究室単位で実験テーマを設定する。
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実験テーマの背景や工学的意味が説明できる。
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2週 |
実験(1):実験の実施 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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3週 |
実験(2):実験の実施 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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4週 |
実験(3):実験の実施 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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5週 |
実験(4):実験の実施
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実験・解析方法などの検討ができる。
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6週 |
実験(5):実験の実施 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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7週 |
実験(6):実験の実施 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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8週 |
実験(7):実験の実施
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実験・解析方法などの検討ができる。
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4thQ |
9週 |
実験(8):実験の実施 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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10週 |
実験(9):実験の実施 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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11週 |
実験(10):まとめ,プレゼンテーション準備 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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12週 |
実験(11):まとめ,プレゼンテーション準備 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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13週 |
実験(12):まとめ,プレゼンテーション準備 |
実験・解析方法などの検討ができる。
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14週 |
実験(13):発表会を実施 |
実験内容についてプレゼンテーションできる。
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15週 |
実験(14):発表会用資料等をまとめて提出 |
実験の成果をまとめることができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 2 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 2 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 2 | |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 2 | |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 2 | |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。 | 2 | |
けがき工具を用いてけがき線をかくことができる。 | 3 | |
やすりを用いて平面仕上げができる。 | 3 | |
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。 | 3 | |
ガス溶接で用いるガス、装置、ガス溶接棒の扱いかたがわかる。 | 2 | |
ガス溶接の基本作業ができる。 | 3 | |
ガス切断の基本作業ができる。 | 3 | |
アーク溶接の原理を理解し、アーク溶接機、アーク溶接器具、アーク溶接棒の扱い方を理解し、実践できる。 | 2 | |
アーク溶接の基本作業ができる。 | 3 | |
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 2 | |
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。 | 3 | |
フライス盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 2 | |
フライス盤の基本操作を習得し、平面削りや側面削りなどの作業ができる。 | 3 | |
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。 | 3 | |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 3 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、プログラミングができる。 | 3 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 3 | |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 3 | 前1,前10 |