ディジタル回路

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 平成24年度 (2012年度)
授業科目 ディジタル回路
科目番号 0010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:湯田春雄・堀端孝俊「しっかり学べる 基礎ディジタル回路」(森北出版) 参考書:春日健「よくわかるディジタル回路」(電気書院)
担当教員 益弘 昌典

到達目標

【到達目標】
1.ディジタル回路の基礎となる数体系と論理数学を理解し,説明できる。
2.論理関数の回路化について理解し,説明できる。
3.組合せ回路を設計できる。
4.カウンタ,シフトレジスタ,エンコーダやデコーダを設計できる。
5.演算回路が設計できる。
6.ディジタルIC,A/D変換やD/A変換を理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ディジタル回路の数体系と論理数学を説明できる.ディジタル回路の数体系と論理数学を理解しできる.ディジタル回路の数体系と論理数学を理解しできない.
評価項目2論理関数の回路化について説明できる.論理関数の回路化について理解できる.論理関数の回路化について理解できない.
評価項目3様々な回路の設計ができる.様々な回路の動作が理解ができる.様々な回路の動作が理解ができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電子計算機を始めとして,ディジタル回路はいたるところで使われています。この科目はディジタル回路設計の入門科目です。基礎理論及び基本的な回路を学んだ後,ディジタル機器を取り扱う上で欠かすことができないディジタルICの回路構成やA/D変換について学びます。
授業の進め方・方法:
理論や手法について説明し,簡単な演習を行う.
注意点:
試験の成績を60%,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を40%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,通年科目における後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 数体系[1-3]:n進数,補数と負の2進数,2進数の四則演算,符号体系について学ぶ。 n進数,補数と負の2進数,2進数の四則演算,符号体系について理解する.
2週 数体系[1-3]:n進数,補数と負の2進数,2進数の四則演算,符号体系について学ぶ。 n進数,補数と負の2進数,2進数の四則演算,符号体系について理解する.
3週 数体系[1-3]:n進数,補数と負の2進数,2進数の四則演算,符号体系について学ぶ。 n進数,補数と負の2進数,2進数の四則演算,符号体系について理解する.
4週 論理代数[4-5]:ブール代数,標準展開,論理式の簡素化について学ぶ。 ブール代数,標準展開,論理式の簡素化について理解する.
5週 論理代数[4-5]:ブール代数,標準展開,論理式の簡素化について学ぶ。 ブール代数,標準展開,論理式の簡素化について理解する.
6週 ゲート回路[6-9]:ANDゲート,NANDゲート,正論理と負論理,組み合わせ回路について学ぶ。 ANDゲート,NANDゲート,正論理と負論理,組み合わせ回路について理解する.
7週 ゲート回路[6-9]:ANDゲート,NANDゲート,正論理と負論理,組み合わせ回路について学ぶ。 ANDゲート,NANDゲート,正論理と負論理,組み合わせ回路について理解する.
8週 ゲート回路[6-9]:ANDゲート,NANDゲート,正論理と負論理,組み合わせ回路について学ぶ。 ANDゲート,NANDゲート,正論理と負論理,組み合わせ回路について理解する.
2ndQ
9週 ゲート回路[6-9]:ANDゲート,NANDゲート,正論理と負論理,組み合わせ回路について学ぶ。 ANDゲート,NANDゲート,正論理と負論理,組み合わせ回路について理解する.
10週 フリップフロップ回路(FF回路)[10-12]:非同期式FF回路,同期式FF回路について学ぶ。 非同期式FF回路,同期式FF回路について理解する.
11週 フリップフロップ回路(FF回路)[10-12]:非同期式FF回路,同期式FF回路について学ぶ。 非同期式FF回路,同期式FF回路について理解する.
12週 フリップフロップ回路(FF回路)[10-12]:非同期式FF回路,同期式FF回路について学ぶ。 非同期式FF回路,同期式FF回路について理解する.
13週 カウンタ[13-14]:カウンタの基本動作,N進カウンタの設計,その他のカウンタについて学ぶ。 カウンタの基本動作,N進カウンタの設計,その他のカウンタについて理解する.
14週 カウンタ[13-14]:カウンタの基本動作,N進カウンタの設計,その他のカウンタについて学ぶ。 カウンタの基本動作,N進カウンタの設計,その他のカウンタについて理解する.
15週 シフトレジスタ[15-17]:基本動作,直列-並列変換,並列-直列変換について学ぶ。 シフトレジスタの基本動作,直列-並列変換,並列-直列変換について理解する.
16週
後期
3rdQ
1週 シフトレジスタ[15-17]:基本動作,直列-並列変換,並列-直列変換について学ぶ。 シフトレジスタの基本動作,直列-並列変換,並列-直列変換について理解する.
2週 シフトレジスタ[15-17]:基本動作,直列-並列変換,並列-直列変換について学ぶ。 シフトレジスタの基本動作,直列-並列変換,並列-直列変換について理解する.
3週 入出力変換回路[18-21]:エンコーダ,ロータリーエンコーダ,デコーダ,表示回路,マルチプレクサについて学ぶ。 エンコーダ,ロータリーエンコーダ,デコーダ,表示回路,マルチプレクサについて理解する.
4週 入出力変換回路[18-21]:エンコーダ,ロータリーエンコーダ,デコーダ,表示回路,マルチプレクサについて学ぶ。 エンコーダ,ロータリーエンコーダ,デコーダ,表示回路,マルチプレクサについて理解する.
5週 入出力変換回路[18-21]:エンコーダ,ロータリーエンコーダ,デコーダ,表示回路,マルチプレクサについて学ぶ。 エンコーダ,ロータリーエンコーダ,デコーダ,表示回路,マルチプレクサについて理解する.
6週 入出力変換回路[18-21]:エンコーダ,ロータリーエンコーダ,デコーダ,表示回路,マルチプレクサについて学ぶ。 エンコーダ,ロータリーエンコーダ,デコーダ,表示回路,マルチプレクサについて理解する.
7週 演算回路[22-24]:加算器,減算器について学ぶ。 加算器,減算器について理解する.
8週 演算回路[22-24]:加算器,減算器について学ぶ。 加算器,減算器について理解する.
4thQ
9週 演算回路[22-24]:加算器,減算器について学ぶ。 加算器,減算器について理解する.
10週 ディジタルIC[25-27]:半導体素子とゲート回路,ICの特性,出力結合について学ぶ。 半導体素子とゲート回路,ICの特性,出力結合について理解する.
11週 ディジタルIC[25-27]:半導体素子とゲート回路,ICの特性,出力結合について学ぶ。 半導体素子とゲート回路,ICの特性,出力結合について理解する.
12週 ディジタルIC[25-27]:半導体素子とゲート回路,ICの特性,出力結合について学ぶ。 半導体素子とゲート回路,ICの特性,出力結合について理解する.
13週 アナログ-ディジタル変換(A/D,D/A変換)[28-30]:演算増幅回路,D/A変換器,A/D変換器について学ぶ。 演算増幅回路,D/A変換器,A/D変換器について理解する.
14週 アナログ-ディジタル変換(A/D,D/A変換)[28-30]:演算増幅回路,D/A変換器,A/D変換器について学ぶ。 演算増幅回路,D/A変換器,A/D変換器について理解する.
15週 アナログ-ディジタル変換(A/D,D/A変換)[28-30]:演算増幅回路,D/A変換器,A/D変換器について学ぶ。 演算増幅回路,D/A変換器,A/D変換器について理解する.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力60000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000