プログラミングII

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミングII
科目番号 0088 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:林晴比古「明快入門C」(ソフトバンクパブリッシング) 参考書:三田典玄「入門C言語」(オーム社)
担当教員 西内 悠祐

到達目標

【到達目標】
1. Windows環境で,C言語プログラミングに立ち向かう実力と自信を養成する。
2. 望む目的を達成するためのプログラムを1から構築することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複雑なプログラムを作成・実行できる.単純なプログラムを作成・実行できる.単純なプログラムを作成・実行できない.
評価項目2望む動作からアルゴリズムを見出し1からプログラムを構築できる.ソース文からプログラムの動作を理解できる.ソース文からプログラムの動作を理解できない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
技術者として必要な専門基礎のひとつである情報処理技術のうち,プログラミングについて学習する。プログラミングⅠで学んだC言語の基礎知識をもとに応用プログラムの作成技法を学ぶ。アルゴリズムを学ぶことから,コンピュータの仕組みを理解し,論理的に最後まで考える力を養う。
授業の進め方・方法:
言語や手法の説明の後,実技として簡単なプログラム構築を行う.
注意点:
試験の成績70 %,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を30 %の割合で総合的に評価する。成績評価は前学期中間と前学期末の各期間の評価の平均とする。学年の評価は前学期末の評価とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 C言語基礎[1-2]:プログラミングIで習った内容について復習を行う。 C言語の基礎を理解し,プログラム構築を行うことができる.
2週 C言語基礎[1-2]:プログラミングIで習った内容について復習を行う。 C言語の基礎を理解し,プログラム構築を行うことができる.
3週 配列とポインタ[3-4]:配列とポインタについて学び,ポインタ操作についての実習を行う。 配列とポインタの動作について理解できる.
4週 配列とポインタ[3-4]:配列とポインタについて学び,ポインタ操作についての実習を行う。 配列とポインタの動作について理解できる.
5週 構造体 [5-6]:構造体について学び,実習を行う。 構造体を作り,使用することができる.
6週 構造体 [5-6]:構造体について学び,実習を行う。 構造体を作り,使用することができる.
7週 関数とポインタ・構造体 [7-10]:ポインタや構造体を使った関数について学び,実習を行う。 ポインタ,構造体を使った関数の動作を理解できる.
8週 関数とポインタ・構造体 [7-10]:ポインタや構造体を使った関数について学び,実習を行う。 ポインタ,構造体を使った関数の動作を理解できる.
2ndQ
9週 関数とポインタ・構造体 [7-10]:ポインタや構造体を使った関数について学び,実習を行う。 ポインタ,構造体を使った関数の動作を理解できる.
10週 関数とポインタ・構造体 [7-10]:ポインタや構造体を使った関数について学び,実習を行う。 ポインタ,構造体を使った関数の動作を理解できる.
11週 標準ライブラリ [11]:標準ライブラリについて学び,ライブラリの関数を利用する実習を行う。 標準ライブラリを使用することができる.
12週 ファイル入出力 [12]:ファイル入出力について学び,実習を行う。 ファイル入出力を行うことができる.
13週 分割コンパイルとプリプロセッサ[13]:モジュール化について学び,分割コンパイルの実習を行う。
分割コンパイルがどのようなものか理解できる.
14週 総合課題[14-15]:今までに習ったC言語の知識を用い,プログラム作成の課題を行う。

自分で考えたプログラムを構築できる.
15週 総合課題[14-15]:今までに習ったC言語の知識を用い,プログラム作成の課題を行う。

自分で考えたプログラムを構築できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野情報基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。3
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。3
整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。3
基数が異なる数の間で相互に変換できる。3
情報系分野プログラミング変数とデータ型の概念を説明できる。3
ソフトウェアコンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。2
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700001020100
基礎的能力50000101070
専門的能力2000001030
分野横断的能力0000000