有機化学I

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 有機化学I
科目番号 0100 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材  教科書:粳間 由幸「Professional Engineer Library 有機化学」(実教出版)  参考書:配布プリント
担当教員 大角 理人

到達目標

【到達目標】
1.有機物の結合の種類を説明できる。
2.酸と塩基の定義を説明できる。
3.アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。       
4.アルカンとシクロアルカンの命名・反応を説明できる。
5.アルキンの命名・反応を説明できる。    
6.キラル・順位則を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
有機化合物の命名複雑な有機化合物の命名ができる。単純な有機化合物の命名ができる。有機化合物の命名ができない。
有機化学反応複雑なな有機化学反応を説明できる。単純な有機化学反応を説明できる。有機化学反応を説明できない。
反応機構複雑な反応の反応機構を説明できる。反応機構を説明することができる。反応機構を説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
有機化合物の分類、命名法,性質,反応性まで有機化学の基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
注意点:
試験の成績を80%,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を20%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均、学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお、通年科目における後学期中間の評価は前学期中間、前学期末、後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 化学結合[1-6]:有機物の結合の種類を学ぶ。 有機物の結合の種類を説明できる。
2週 化学結合[1-6]:有機物の結合の種類を学ぶ。 有機物の結合の種類を説明できる。
3週 化学結合[1-6]:有機物の結合の種類を学ぶ。 有機物の結合の種類を説明できる。
4週 化学結合[1-6]:有機物の結合の種類を学ぶ。 有機物の結合の種類を説明できる。
5週 化学結合[1-6]:有機物の結合の種類を学ぶ。 有機物の結合の種類を説明できる。
6週 化学結合[1-6]:有機物の結合の種類を学ぶ。 有機物の結合の種類を説明できる。
7週 酸と塩基[7-9]:酸と塩基の定義 を学ぶ。 酸と塩基の定義を説明できる。
8週 酸と塩基[7-9]:酸と塩基の定義 を学ぶ。 酸と塩基の定義を説明できる。
2ndQ
9週 酸と塩基[7-9]:酸と塩基の定義 を学ぶ。 酸と塩基の定義を説明できる。
10週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
11週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
12週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
13週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
14週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
15週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
16週
後期
3rdQ
1週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
2週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
3週 アルカンとシクロアルカン[10-18]:アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を学ぶ。 アルカンとシクロアルカンの命名・立体配座を説明できる。
4週 アルケンとシクロアルケン[19-24]:アルカンとシクロアルカンの命名・反応を学ぶ。
アルケンとシクロアルケンの命名・立体配座を説明できる。
5週 アルケンとシクロアルケン[19-24]:アルカンとシクロアルカンの命名・反応を学ぶ。
アルケンとシクロアルケンの命名・立体配座を説明できる。
6週 アルケンとシクロアルケン[19-24]:アルカンとシクロアルカンの命名・反応を学ぶ。
アルケンとシクロアルケンの命名・立体配座を説明できる。
7週 アルケンとシクロアルケン[19-24]:アルカンとシクロアルカンの命名・反応を学ぶ。
アルケンとシクロアルケンの命名・立体配座を説明できる。
8週 アルケンとシクロアルケン[19-24]:アルカンとシクロアルカンの命名・反応を学ぶ。
アルケンとシクロアルケンの命名・立体配座を説明できる。
4thQ
9週 アルケンとシクロアルケン[19-24]:アルカンとシクロアルカンの命名・反応を学ぶ。
アルケンとシクロアルケンの命名・立体配座を説明できる。
10週 アルキン[25-30]:アルキンの命名・反応を学ぶ。 アルキンの命名・反応を説明できる。
11週 アルキン[25-30]:アルキンの命名・反応を学ぶ。 アルキンの命名・反応を説明できる。
12週 アルキン[25-30]:アルキンの命名・反応を学ぶ。 アルキンの命名・反応を説明できる。
13週 アルキン[25-30]:アルキンの命名・反応を学ぶ。 アルキンの命名・反応を説明できる。
14週 アルキン[25-30]:アルキンの命名・反応を学ぶ。 アルキンの命名・反応を説明できる。
15週 アルキン[25-30]:アルキンの命名・反応を学ぶ。 アルキンの命名・反応を説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野有機化学有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。2前1,前2
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。2前7
σ結合とπ結合について説明できる。2前3,前4,前5,前6
混成軌道を用い物質の形を説明できる。2前3,前4,前5,前6
σ結合とπ結合の違いを分子軌道を使い説明できる。2前3,前4,前5,前6
ルイス構造を書くことができ、それを利用して反応に結びつけることができる。2前3,前4,前5,前6
共鳴構造について説明できる。2後13,後14,後15
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。2前8,前9,前10,前11,後12
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。2前12,前13,前14,前15
代表的な反応に関して、その反応機構を説明できる。2
電子論に立脚し、構造と反応性の関係が予測できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11

評価割合

試験小テスト相互評価態度合計
総合評価割合802000100
基礎的能力802000100
専門的能力00000
分野横断的能力00000