工業統計学演習

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工業統計学演習
科目番号 1058 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:内田 治,すぐわかるEXCELによる品質管理(第2版)(東京図書) 参考書:配布プリント,WEB配布の教材
担当教員 中島 慶治

到達目標

【到達目標】
1. 統計学の基本的な考え方を理解して,説明できる。
2. QC七つ道具を理解して,説明できる。
3. 統計計算,品質管理の計算について,EXCELを使用して実際に計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 統計学の基本的な考え方を理解して,説明できる。QCに必要な統計学について応用問題を解けるQCに必要な統計学について基礎的な問題を解けるQCに必要な統計学について例題を応用した問題を解ける
QC七つ道具を理解して,説明できる。QC7つ道具を組み合わせて問題解決ができるQC7つ道具を現実にデータに則して作成できる。QC7つ道具を理解して、説明して、作成できる
統計計算,品質管理の計算について,EXCELを使用して実際に計算できる。統計計算,品質管理に関しての応用問題を解ける統計計算,品質管理に関する例題を応用した問題を解ける統計計算,品質管理を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 「工業統計学」(科目番号4537-11)で学んだ統計学・品質管理の7つ道具について,実際にEXCELを用いて計算やグラフ化の演習を行う。
授業の進め方・方法:
注意点:
科目「工業統計学」(科目番号4537-14)と同一評価とする。成績評価は,試験(工業統計学)の成績75%,平素の学習状況(レポート、課題を含む)25%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週  演習(1)品質管理と統計的方法についての演習を行う。[1] 品質管理の意味と目的を理解する
2週 演習(2)パレート図についての演習を行う [2-4] パレート図について理解する
3週 演習(2)パレート図についての演習を行う [2-4] パレート図についての演習問題を解ける1
4週 演習(2)パレート図についての演習を行う [2-4] パレート図についての演習問題を解ける2
5週 演習(3)ヒストグラムについての演習を行う[5-6] ヒストグラムについて理解する
6週 演習(3)ヒストグラムについての演習を行う[5-6] ヒストグラムについての演習問題を解ける
7週 演習(4)統計的方法の基礎知識について学ぶ[7-12] 平均値や標準偏差の計算を理解する
8週 演習(4)統計的方法の基礎知識について学ぶ[7-12] 平均値や標準偏差の計算についての演習問題を解ける
2ndQ
9週 演習(4)統計的方法の基礎知識について学ぶ[7-12] 正規分布に関する例題を解ける
10週 演習(4)統計的方法の基礎知識について学ぶ[7-12] 正規分布に関する演習問題を解ける
11週 演習(4)統計的方法の基礎知識について学ぶ[7-12] 二項分布に関する例題を解ける
12週 演習(4)統計的方法の基礎知識について学ぶ[7-12] 二項分布に関する演習問題を解ける
13週 演習(5)管理図についての演習を行う[13-17] 管理図の仕組みを理解する
14週 演習(5)管理図についての演習を行う[13-17] 計量値についての管理図を作成できる
15週 演習(5)管理図についての演習を行う[13-17] 計量値についての管理図に関する演習問題を解ける
16週
後期
3rdQ
1週 演習(5)管理図についての演習を行う[13-17] 計数値についての管理図を作成できる
2週 演習(5)管理図についての演習を行う[13-17] 計数値についての管理図に関する演習問題を解ける
3週 演習(6)検定と推定についての演習を行う[18-22] 検定と推定の仕組みを理解する
4週 演習(6)検定と推定についての演習を行う[18-22] 正規分布を使った検定と推定に関する例題を理解できる
5週 演習(6)検定と推定についての演習を行う[18-22] 正規分布を使った検定と推定に関する演習問題を解ける
6週 演習(6)検定と推定についての演習を行う[18-22] T分布を使った検定と推定に関する例題を理解できる
7週 演習(6)検定と推定についての演習を行う[18-22] T分布を使った検定と推定に関する演習問題を解ける
8週 演習(7)相関と回帰についての演習を行う[23-27] 相関と相関係数について理解する
4thQ
9週 演習(7)相関と回帰についての演習を行う[23-27] EXCELを用いて、相関と近似曲線に関する例題を理解できる
10週 演習(7)相関と回帰についての演習を行う[23-27] EXCELを用いて、相関と近似曲線に関する演習問題を解ける
11週 演習(7)相関と回帰についての演習を行う[23-27] 回帰分析の基礎を理解できる
12週 演習(7)相関と回帰についての演習を行う[23-27] 相関と回帰に関する演習問題を解ける
13週 演習(8)抜取検査についての演習を行う[28-30]

抜き検査の基礎を理解でき、演習問題を解ける
14週 演習(8)抜取検査についての演習を行う[28-30]

抜取り検査の数値決定方法を理解できる
15週 演習(8)抜取検査についての演習を行う[28-30]

抜取り検査に関する総合的な演習問題を解ける
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合751500010100
基礎的能力751500010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000