到達目標
【到達目標】
1.橋梁の形式・分類・特徴および建設材料の力学的性質などの一般的な基礎知識を説明できる。
2.橋梁の計画・設計・建設・維持管理や部材の設計法などを説明できる。
3.橋梁の設計法・維持管理法の変遷およびその理由を理解する。
4.橋梁維持管理の国の方針について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
橋梁の形式・分類・特徴について | 説明することができる | 説明することができるが、不備がある | 説明することができない |
橋梁の接合種類・方法について | 説明することができる | 説明することができるが、不備がある | 説明することができない |
橋梁の計画・設計・建設・維持管理方法について | 説明することができる | 説明することができるが、不備がある | 説明することができない |
橋梁の歴史、国の橋梁維持管理方針について | 資料を作成、発表し、質問に的確に答えることができる。 | 資料を作成、発表するが、質問に答えることができない。 | 資料を作成しない、発表しない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (B)
説明
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JABEE評価 基準1(2)(d)(3)
説明
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教育方法等
概要:
構造力学を基礎として,鋼構造の一般概念を理解した上で,特に橋梁の上部構造について,その形式・分類・特徴および建設材料の力学的性質などの一般的な基礎知識を理解する。また,橋梁の計画・設計・建設・維持管理や部材の設計法などについて幅広く学ぶ。これにより,建設技術者としての専門的基礎知識を習得することができる。
授業の進め方・方法:
●資料を準備し、座学により基本技術を習得する。
●第1週および第9週に課題を与え、2週間後にプレゼンテーションを行う。
●その他、2回課題を与え、提出を行う。
注意点:
試験の成績60%,プレゼンテーションの成績20%、レポートの成績10%、出席点等10%の割合を基準として総合的に評価する。学期末の成績は,中間と期末の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
橋梁概論[1]:橋梁の歴史、特徴について学ぶ。 |
橋梁の基本構造について特徴を述べることができる。
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2週 |
橋梁概論[2]:橋の種類、分類について学ぶ。 |
橋の種類、分類について述べることができる。
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3週 |
橋梁概論[3]:橋梁の事故およびその改善歴について発表する。 |
現在の橋梁の設計法、維持管理法がトライアンドエラーの改編であることを理解する。
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4週 |
鋼橋の設計[1]:鋼材の種類、調査・計画・設計方法について学ぶ。 |
鋼構造で使用されている鋼材種類について述べることができる。鋼構造建設時の調査・計画・設計法の留意点について述べることができる。
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5週 |
鋼橋の設計[2]:鋼橋設計時の設計荷重および設計法について学ぶ。 |
各種設計法について述べることができる。
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6週 |
部材の特徴:圧縮部材、引張部材、曲げ部材などの力学的特性について学ぶ。 |
圧縮部材、引張部材、曲げ部材の特長について述べることができる。
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7週 |
部材の接合[1]:部材の溶接方法、種類について学ぶ。また、溶接接合の特徴、留意点について学ぶ。 |
部材の接合方法、種類、それぞれの得失について述べることができる。
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8週 |
部材の接合[2]:機械的接合の種類、特徴、設計法について学ぶ。 |
機械的接合の種類、特長について述べることができる。機械的接合を用いて設計する場合の留意点について理解する。
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2ndQ |
9週 |
鋼構造の維持管理:鋼橋の損傷、疲労・腐食、点検・調査などの考え方について学ぶ。 |
維持管理の目的を説明することができる。維持管理方法についてイメージできる。
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10週 |
施工方法:橋梁の架設方法について学ぶ。 |
橋梁の施工方法とその留意点について述べることができる。
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11週 |
橋梁維持管理の時事問題:近年、橋梁維持管理で話題になっている事柄について発表する。 |
橋梁維持管理における国、地方自治体、企業の方針等について理解することができる。
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12週 |
橋床、床組、対風構:橋床、床組、対風構の設置目的および種類について学ぶ。 |
それぞれの部材の設置目的について説明することができる。
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13週 |
プレートガーダー橋:プレートガーダー橋の構成および設計上の留意事項について学ぶ。 |
プレートガーダー橋の構成および設計上の留意点等について述べることができる。
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14週 |
トラス橋および支承:トラス橋の構成および支承の種類について学ぶ。 |
トラス橋の構成について説明することができる。支承の種類について述べることができる。
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15週 |
演習:公的資格試験の出題問題を解く。 |
例題を解くことにより、世の中で必要とされている知識について理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | レポート | 出席 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 10 | 20 |
専門的能力 | 50 | 20 | 10 | 0 | 80 |