到達目標
建設業務の内容を理解し、行政、事業者の関係とそれぞれの立場でのマネジマントシステムに関する知識を習得し、将来、建設技術者として指導的立場の人材としての能力を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建設行政のシステムを理解、行政側、業者側の両面から指導的知識と行動力がある。 | 建設業務、建設行政に関して十分知識がある。 | 社会おける建設業の位置づけを理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (A)
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JABEE評価 基準1(2)(b)
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教育方法等
概要:
建設事業の仕組みを理解して社会における役割を把握し、建設技術者としての使命を全うするための総合的な知識を身につける。
授業の進め方・方法:
授業はテキストの他に、独自プリントと演習問題を行いながら進める。評価は定期試験60%他課題学習状況など平常点40%を加味して100満点として、定期試験ごとの成績を平均して評価する。建設事業のPDCAを理解し、社会学的見地から建設業務を理解し、ケーススタディを紹介しながら諸問題を解決する。
注意点:
新聞やニュースを常に見聞きし、正しい情報得て自分なりの考えをもつことが大切であり、教科書以外の世の中の知識も臨機応変に問う。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
建設業とその成り立ちを説明する。建設事業の進め方を説明する。 |
建設業の歴史と仕組みを知っている。建設事業の進め方について知っている。
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2週 |
建設事業の進め方を学ぶ。我が国における建設事業の諸制度を説明する。 |
工事発注に関する諸方式を修得する。我が国の受注システムと諸制度の知識を習得する。
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3週 |
我が国における建設事業の諸制度を説明する。プロジェクトマネジメントの思想を紹介する。 |
公共建設事業の発注精度についての知識を習得する。プロジェクトマネジマントの考え方を習得する。
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4週 |
プロジェクトマネジメントの思想について事例を紹介する。建設プロジェクトのマネジメントの概要を学ぶ。 |
プロジェクトのリスクと保証制度についての知識を習得する。マネジマントの基本概念を修得する。
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5週 |
会社組織と意思決定の方法を説明する。意思決定の事例を学ぶ。 |
会社の組織と会社運営の意思決定方法を習得する。各種意思決定事例の効果・問題点について判断ができる。
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6週 |
技術者としての使命・倫理観を学ぶ。 |
利益相反事例について適切な判断ができる。
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7週 |
工程計画のためのネットワーク手法を学ぶ。工程計画のためのネットワーク手法を説明する。 |
工程計画のための手法習得する。ネットワークの手法の基本理論を修得する。
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8週 |
工程計画のためのネットワーク手法の演習を行う.工程計画のためのネットワーク手法を学ぶ。 |
ネットワーク手法の計算ができる。投入資源の山崩しと山積について修得する。
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4thQ |
9週 |
コンピュータによるプロジェクト管理 |
PMSプロジェクト管理を修得する。
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10週 |
コンピュータによるプロジェクト管理 |
プロジェクトスコープの作成ができる。
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11週 |
建設プロジェクトにおける原価管理を学ぶ。 |
原価調査方法と積算方法を習得する
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12週 |
工事の積算と見積もりについて学ぶ。価値工学(VE)を学ぶ。 |
積算演習を通じて、計算ができる。価値工学(VE)の概要をしっている。
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13週 |
建設プロジェクトにおける品質マネジマントを学ぶ。品質マネジメント活動の発達とISO9000について学ぶ。 |
品質マネジマントの基本知識を習得する。ISOの理念、精度を知っている。
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14週 |
建設工事における労働安全・衛生の概要を学ぶ。 |
労働安全・衛生の知識を習得する。労働安全に関する法律を修得する。
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15週 |
環境と廃棄物処理に関するマネジメントを学ぶ。建設副産物と再利用について学ぶ。 |
建設副産物とその利用法についての知識を習得する。ISO14000についての知識を習得する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 2 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 2 | |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 2 | |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 2 | |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 2 | |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 平素学習状況 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 20 | 0 | 0 | 10 | 0 | 70 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |