概要:
耐震設計の観点から構造物の動的特性の把握は重要である。そのため,簡単な質点モデルについて振動工学の基礎を学び,耐震設計法の理論的背景を学習する。土砂災害とその対策法について学び,地震災害と予知法,南海地震およびグローバルな視点から国土・社会構造の変化と自然災害への脆弱性について学ぶ。建設技術者として必要な防災対策に関する専門基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
資料やパワーポイントを用い講義形式で授業を進める。設定したテーマや内容についてメモをとり、レポートやプリントの回答を作成して提出する。インターネットで詳しく調べたり班ごとに話会いや教え会いを行う(アクティブラーニング)。詳細は授業計画のとおり。
注意点:
試験の成績を60%,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を40%の割合で総合的に評価する。前学期の評価は中間と期末の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
建物の地震被害と台風被害[1]:建物の地震被害と台風被害例について学習する。 |
資料やパワーポイントを用い講義形式で授業を進める。設定したテーマや内容についてメモをとり、レポートやプリントの回答を作成して提出する。インターネットで詳しく調べたり班ごとに話会いや教え会いを行う(アクティブラーニング)。詳細は授業計画のとおり。
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2週 |
振動工学の基礎[2]:振動工学の基礎について学ぶ。 |
振動工学の基礎について理解している。
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3週 |
1自由度系の振動[3-5]:1自由度の自由振動および強制定常振動の解法について学習する。 |
振動工学の基礎について理解している。
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4週 |
1自由度系の振動[3-5]:1自由度の自由振動および強制定常振動の解法について学習する。 |
1自由度の自由振動および強制定常振動の解法について理解している。
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5週 |
1自由度系の振動[3-5]:1自由度の自由振動および強制定常振動の解法について学習する。 |
1自由度の自由振動および強制定常振動の解法について理解している。
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6週 |
地振動と応答スペクトル[6-8]:地震動の性質と応答スペクトルについて学び,耐震設計法の考え方について学習する。 |
地震動の性質と応答スペクトルについて学び,耐震設計法の考え方について理解している。
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7週 |
地振動と応答スペクトル[6-8]:地震動の性質と応答スペクトルについて学び,耐震設計法の考え方について学習する。 |
地震動の性質と応答スペクトルについて学び,耐震設計法の考え方について理解している。
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8週 |
地振動と応答スペクトル[6-8]:地震動の性質と応答スペクトルについて学び,耐震設計法の考え方について学習する。 |
地震動の性質と応答スペクトルについて学び,耐震設計法の考え方について理解している。
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2ndQ |
9週 |
土砂災害とその対策[9-10]:土砂災害とその対策法,四国の地質と土砂災害の事例について学ぶ。 |
土砂災害とその対策法,四国の地質と土砂災害の事例について理解している。
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10週 |
土砂災害とその対策[9-10]:土砂災害とその対策法,四国の地質と土砂災害の事例について学ぶ。 |
土砂災害とその対策法,四国の地質と土砂災害の事例について理解している。
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11週 |
地震被害[11-12]:過去の地震被害(阪神大震災,東日本大震災,新潟中越地震)と教訓を学ぶ。 |
過去の地震被害(阪神大震災,東日本大震災,新潟中越地震)と教訓を理解している。
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12週 |
地震被害[11-12]:過去の地震被害(阪神大震災,東日本大震災,新潟中越地震)と教訓を学ぶ。 |
過去の地震被害(阪神大震災,東日本大震災,新潟中越地震)と教訓を理解している。
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13週 |
南海トラフ巨大地震に備える[13-14]:南海トラフ巨大地震について地震津波・地盤災害の予測を中心に学ぶ。 |
南海トラフ巨大地震について地震津波・地盤災害の予測について理解している。
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14週 |
南海トラフ巨大地震に備える[13-14]:南海トラフ巨大地震について地震津波・地盤災害の予測を中心に学ぶ。 |
南海トラフ巨大地震について地震津波・地盤災害の予測について理解している。
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15週 |
自然災害への脆弱性[15]:最近の自然災害の情報源・国土構造と災害脆弱性ついて学ぶ。 |
南海トラフ巨大地震について地震津波・地盤災害の予測について理解している。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | 製図用具の種類を理解している。 | 3 | |
線と文字の種類を説明できる。 | 4 | |
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 4 | |
CADハードウエアの種類を理解している。 | 3 | |
図面の出力(印刷)ができる。 | 3 | |
CADソフトウェアの機能を説明できる。 | 4 | |
図形要素の作成と修正について、説明できる。 | 4 | |
画層の管理を説明できる。 | 4 | |
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 4 | |
与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 4 | |
設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 4 | |
建築系分野 | 美術・デザイン | 建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 2 | |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 2 | |
デザインプレゼンテーションができる。 | 2 | |
構造 | 建築物に働く力について説明できる。 | 2 | |
鉄筋コンクリート造(ラーメン構造、壁式構造、プレストレストコンクリート構造など)の特徴・構造形式について説明できる。 | 2 | |
設計・製図 | 与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 3 | |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが描ける。 | 3 | |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる | 3 | |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 3 | |
講評会等において、設計趣旨などをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 3 | |
建築図面を模写し、模写した図面が理解している。 | 3 | |
製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 4 | |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 4 | |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 4 | |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 4 | |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 4 | |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 4 | |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 4 | |
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 4 | |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 4 | |
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 4 | |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 4 | |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 4 | |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 4 | |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 4 | |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。 | 4 | |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 4 | |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 4 | |