卒業研究

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0053 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 8
開設学科 環境都市デザイン工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 8
教科書/教材 卒業研究テーマに関連する教科書・教材・参考書等
担当教員 竹内 光生,山崎 利文,岡林 宏二郎

到達目標

【到達目標】
1.卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を理解している。2.卒業研究の成果を,学術論文としてまとめることができる。3.研究成果を,OHP機器等を用いて制約時間内に発表できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を充分理解している。その基礎学力と学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術をほぼ理解している。その基礎学力の復習を前提として、これまでの授業態度や学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術をやや理解している。その基礎学力の反復復習を前提として、これまでの授業態度や学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。
評価項目2卒業研究の成果を,学術論文としてまとめることが充分できる。その基礎学力と学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。 卒業研究の成果を,学術論文としてまとめることがほぼできる。その基礎学力の復習を前提として、これまでの授業態度や学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。 卒業研究の成果を,学術論文としてまとめることがややできる。その基礎学力の反復復習を前提として、これまでの授業態度や学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。
評価項目3研究成果を,充分OHP機器等を用いて制約時間内に発表できる。その基礎学力と学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。 研究成果を,ほぼOHP機器等を用いて制約時間内に発表できる。その基礎学力の復習を前提として、これまでの授業態度や学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。 研究成果を,ややOHP機器等を用いて制約時間内に発表できる。その基礎学力の反復復習を前提として、これまでの授業態度や学習能力を踏まえ、今後の発展と活躍が期待できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
卒業研究は,建設工学の専門総合科目の一つである。建設工学における専門分野の課題を解決するために,指導教員とコミュニケーションを取り,学問的に深く考え,調べ,明らかにする方法を学ぶ。卒業研究の成果は,卒業論文としてまとめ,卒業研究発表会で報告する。土木学会四国支部技術研究発表会での報告も目標としている。また,研究に対する取り組み姿勢についても強調する。
授業の進め方・方法:
1.卒業研究テーマを決定し、卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。
2.調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。
3.第三者が、論文を参照して、追跡・再現可能となるようにまとめる。
4.卒業研究の成果を、7分などの決められた短時間で報告することができるように準備・発表する。
4.
注意点:
卒業論文の内容と書式,発表会における発表内容と発表方法をもとに,学科で作成した審査表に全教員が記入し,総合的・絶対的に「合否」を評価する。技術者が身につけるべき専門基礎として,建設工学専門分野の課題を解決するために,学問的に深く考え,調べ,明らかにする方法及び専門基礎知識の理解の程度を評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 卒業研究の概要[1]:教員の研究分野の説明を聞き,卒業研究テーマを決定する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
2週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
3週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
4週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
5週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
6週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
7週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
8週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
2ndQ
9週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
10週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
11週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
12週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
13週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
14週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
15週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
16週
後期
3rdQ
1週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
2週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
3週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
4週 卒業研究[2-19]:卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を収集・習得する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
5週 中間発表[20]:卒業研究の成果と今後の方向・課題を報告する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
6週 卒業研究[21-28]:調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
7週 卒業研究[21-28]:調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
8週 卒業研究[21-28]:調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
4thQ
9週 卒業研究[21-28]:調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
10週 卒業研究[21-28]:調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
11週 卒業研究[21-28]:調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
12週 卒業研究[21-28]:調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
13週 卒業研究[21-28]:調査,実験や解析によりデータを収集・考察し,論文としてまとめる。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
14週 発表会[29]:卒業研究の成果を報告する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
15週 再発表会[30]:再発表を必要とする学生は,卒業研究の成果を報告する。 卒業研究テーマに関連する専門的知識・技術を蓄え、必要に応じて活用することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。3
物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
情報リテラシー情報リテラシー数値計算の基礎が理解できる2
コンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。2
データの型とデータ構造が理解できる2
専門的能力分野別の専門工学建設系分野測量光波・電波による距離測量を説明できる。2
地形図を理解している。2
地形測量の方法を説明できる。3
等高線の性質とその利用について、説明できる。2
測量に用いる座標系を説明できる。3
GNSS測量の原理を説明できる。2
GPS測量の方法を説明でき、測量結果から計算ができる。2
有効数字、数値の丸め方を説明でき、これを考慮した計算ができる。2
最小二乗法の原理を説明でき、これを考慮した計算ができる。3
水理水理学で用いる単位系を説明できる。3
水の基本的な性質について説明できる。3
静水圧の表現、強さ、作用する方向について、説明できる。2
静水圧の測定の方法(マノメーター) について説明できる。3
水圧機(パスカルの原理)について説明できる。3
平面と曲面に作用する全水圧の大きさと作用点を計算できる。3
浮力と浮体の安定を計算できる。3
連続の式について理解している。2
連続の式について説明できる。3
完全流体の運動方程式(Eulerの運動方程式)を説明できる。2
ベルヌーイの定理を理解している。2
ベルヌーイの定理の応用(ベンチュリーメータなど) の計算ができる。3
ベルヌーイの定理の応用(自然現象、河川工学など) について説明できる。3
運動量保存則を理解している。2
運動量保存則の誘導について説明できる。3
運動量保存則の応用した各種計算ができる。3
比エネルギー、フルード数、常流と射流、限界水深(ベスの定理、ベランジェの定理)、跳水現象について、説明できる。2
各種の堰について理解している。2
比エネルギーおよび常流と射流について説明できる。3
限界水深(ベスの定理、ベランジェの定理)について説明できる。3
跳水現象について説明できる。3
層流と乱流について、説明できる。3
円管内の層流の流速分布(ハーゲン・ポアズイユの法則)を理解している。3
流体摩擦(レイノルズ応力、混合距離)を説明できる。2
平均流速を用いた基礎方程式、摩擦抵抗による損失水頭の実用公式、ムーディ図について理解している。2
摩擦抵抗による損失水頭の実用公式について説明できる。3
管水路の摩擦以外の形状損失水頭について理解している。2
管水路の摩擦以外の損失係数について説明できる。3
各種の管路の流れの計算ができる。3
開水路流れの基礎方程式について理解している。2
開水路の等流(平均流速公式、限界水深、等流水深)について理解している。2
開水路の等流(平均流速公式、限界水深、等流水深)について説明できる。3
水理特性曲線と水理学的に有利な断面について理解している。2
開水路不等流の基礎方程式について理解している。2
開水路不等流の基礎方程式について説明できる。3
一様水路における不等流と背水曲線について理解している。2
一様水路における不等流と背水曲線について説明できる。3
文明社会と河川の利用について理解している。2
河川の管理と整備について説明できる。5
河川の分類と流域について、説明できる。2
河川における流れ作用と河道形状について理解している。2
水の循環、雨が降る仕組み、我が国の降雨特性について、説明できる。2
流出過程、流況曲線について理解している。2
水文量の観測方法を説明でき、流域平均雨量を計算できる。3
流出解析法について理解している。2
水文量の統計的性質について理解している。2
水害の特性とその変遷について理解している。2
河道計画の策定について理解している。2
河道およびダムによる洪水対策を説明できる。2
都市型水害と内水処理の対策について、説明できる。2
近年の渇水状況と降水の変化について理解している。2
日本の水資源の現況について、説明できる。2
河川における生態系の保全と復元について理解している。2
河川堤防・護岸・水制の役割について、説明できる。2
津波と高潮の特徴を説明できる。2
河床形態、限界掃流力、掃流砂量公式、浮遊砂量公式、河床変動について理解している。3
感潮河川について理解している。2
計画災害の種類について説明できる。3
過去の自然災害(津波、高潮、洪水など)における被害の発生メカニズムを説明できる3
建築系分野情報処理電子メールの使用設定や使用方法を理解できる。2
ワードプロセッサソフトウェアによる文書の作成ができる。3
ワードプロセッサソフトウェアを利用し簡単な作画ができる。3
表計算ソフトウェアの基本的な使い方を理解している。2
表計算ソフトウェアにより基本的なグラフが作成できる。3
プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を理解している。2
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる。3
フローチャートについて説明できる。3
コンピュータを用いたデータ処理方法について説明でき、簡単なデータ処理ができる。3
専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。3
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。3
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。3
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。3
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。3
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合030030400100
基礎的能力02002020060
専門的能力01001020040
分野横断的能力0000000