環境水資源学

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 環境水資源学
科目番号 1009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市デザイン工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: 川合 茂他「河川工学」(コロナ社) 参考書: 福岡捷二「洪水の水理と河道の設計法」(森北出版) ,国土交通省の資料等
担当教員 岡田 将治

目的・到達目標

【到達目標】
1.文明社会と河川の利用について理解している。
2.河川の分類と流域,流れの作用と河床形状について理解している。
3.水の循環,雨が降る仕組み,流出過程,流況曲線,わが国の降雨特性について理解している。
4.水文量の観測手法を説明でき,流域平均雨量を計算できる。
5.河川流の一次元および二次元解析法,感潮河川の水理について理解している。
6.河床形態,限界掃流力,掃流砂量公式,浮遊砂量公式,河床変動について理解している。
7.水害の特性とその変遷,河道計画の策定について理解している。
8.河道およぶダムによる洪水対策,河川の管理と整備について理解している。
9.都市型水害の内水処理の対策について理解している。
10.河川堤防・護岸・水制の役割について理解している。
11.河川における生態系の保全と復元について理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.文明社会と河川の利用について理解している。文明社会と河川の利用について理解している。文明社会と河川の利用について概ね理解している。文明社会と河川の利用について理解していない。
2.河川の分類と流域,流れの作用と河床形状について理解している。河川の分類と流域,流れの作用と河床形状について理解している。河川の分類と流域,流れの作用と河床形状について概ね理解している。河川の分類と流域,流れの作用と河床形状について理解していない。
3.水の循環,雨が降る仕組み,流出過程,流況曲線,わが国の降雨特性について理解している。水の循環,雨が降る仕組み,流出過程,流況曲線,わが国の降雨特性について理解している。水の循環,雨が降る仕組み,流出過程,流況曲線,わが国の降雨特性について概ね理解している。水の循環,雨が降る仕組み,流出過程,流況曲線,わが国の降雨特性について理解していない。
4.水文量の観測手法を説明でき,流域平均雨量を計算できる。水文量の観測手法を説明でき,流域平均雨量を計算できる。水文量の観測手法を概ね説明でき,流域平均雨量を計算できる。水文量の観測手法を説明および流域平均雨量の計算ができない。
5.河川流の一次元および二次元解析法,感潮河川の水理について理解している。河川流の一次元および二次元解析法,感潮河川の水理について理解している。河川流の一次元および二次元解析法,感潮河川の水理について概ね理解している。河川流の一次元および二次元解析法,感潮河川の水理について理解していない。
6.河床形態,限界掃流力,掃流砂量公式,浮遊砂量公式,河床変動について理解している。河床形態,限界掃流力,掃流砂量公式,浮遊砂量公式,河床変動について理解している。河床形態,限界掃流力,掃流砂量公式,浮遊砂量公式,河床変動について概ね理解している。河床形態,限界掃流力,掃流砂量公式,浮遊砂量公式,河床変動について理解していない。
7.水害の特性とその変遷,河道計画の策定について理解している。水害の特性とその変遷,河道計画の策定について理解している。水害の特性とその変遷,河道計画の策定について概ね理解している。水害の特性とその変遷,河道計画の策定について理解していない。
8.河道およぶダムによる洪水対策,河川の管理と整備について理解している。河道およぶダムによる洪水対策,河川の管理と整備について理解している。河道およぶダムによる洪水対策,河川の管理と整備について概ね理解している。河道およぶダムによる洪水対策,河川の管理と整備について理解していない。
9.都市型水害の内水処理の対策について理解している。都市型水害の内水処理の対策について理解している。都市型水害の内水処理の対策について概ね理解している。都市型水害の内水処理の対策について理解していない。
10.河川堤防・護岸・水制の役割について理解している。河川堤防・護岸・水制の役割について理解している。河川堤防・護岸・水制の役割について概ね理解している。河川堤防・護岸・水制の役割について理解していない。
11.河川における生態系の保全と復元について理解している。河川における生態系の保全と復元について理解している。河川における生態系の保全と復元について概ね理解している。河川における生態系の保全と復元について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE新基準1(2) (d) 説明 閉じる
学習・教育到達目標 2(B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
流域の治水・利水などに関する専門的基礎知識を習得するとともに,河川環境,生態系等の課題やその対策について学び,社会における技術者の役割について考える。
授業の進め方と授業内容・方法:
授業は,はじめに前回の内容の理解度および予習状況を確認する小テスト(10分),教員による説明(計70分),個人およびグループによる演習(計20分)で構成する。毎回,授業内容に関する演習問題と次回の授業に関する予習課題を課し,レポートとして提出させる。
注意点:
定期試験の成績(60%),平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)40%の割合を基準として総合的に評価する。学期末の成績は,中間と期末の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 川と河川工学[1]:河川工学と私たちの生活との関わりについて理解する。 文明社会と河川の利用について理解している。
2週 河川地形学[2-3]:河川と流域,河川の作用と地形,世界および日本における河川の特性について理解する。 河川の分類と流域,流れの作用と河床形状について理解している。
3週 河川水文学[3-6]:地球の水循環,日本の降水の特徴,流出現象,水文観測調査の目的と調査法について学び,流出解析法を理解する。 水の循環,雨が降る仕組み,流出過程,流況曲線,わが国の降雨特性について理解している。
4週 河川水文学[3-6]:地球の水循環,日本の降水の特徴,流出現象,水文観測調査の目的と調査法について学び,流出解析法を理解する。 水文量の観測手法を説明でき,流域平均雨量を計算できる。
5週 河川水文学[3-6]:地球の水循環,日本の降水の特徴,流出現象,水文観測調査の目的と調査法について学び,流出解析法を理解する。 水文量の観測手法を説明でき,流域平均雨量を計算できる。
6週 河川水文学[3-6]:地球の水循環,日本の降水の特徴,流出現象,水文観測調査の目的と調査法について学び,流出解析法を理解する。 水文量の観測手法を説明でき,流域平均雨量を計算できる。
7週 河川水理学[7-8]:河川流の一次元および二次元解析,河口の水理について学ぶ。 河川流の一次元および二次元解析法,感潮河川の水理について理解している。
8週 河川水理学[7-8]:河川流の一次元および二次元解析,河口の水理について学ぶ。 河川流の一次元および二次元解析法,感潮河川の水理について理解している。
4thQ
9週 流砂と河床変動[9-10]:土砂の移動現象とその形態,土砂の生産,流砂,河床変動について学ぶ。 河床形態,限界掃流力,掃流砂量公式,浮遊砂量公式,河床変動について理解している。
10週 流砂と河床変動[9-10]:土砂の移動現象とその形態,土砂の生産,流砂,河床変動について学ぶ。 河床形態,限界掃流力,掃流砂量公式,浮遊砂量公式,河床変動について理解している。
11週 河川計画[11-13]:基本高水の決定方法,治水計画,都市水害と対策,利水計画,環境保全計画について学ぶ。 水害の特性とその変遷,河道計画の策定について理解している。
12週 河川計画[11-13]:基本高水の決定方法,治水計画,都市水害と対策,利水計画,環境保全計画について学ぶ。 河道およぶダムによる洪水対策,河川の管理と整備について理解している。
13週 河川計画[11-13]:基本高水の決定方法,治水計画,都市水害と対策,利水計画,環境保全計画について学ぶ。 都市型水害の内水処理の対策について理解している。
14週 河川構造物[14]:河川構造物の種類と構造について理解する。 河川堤防・護岸・水制の役割について理解している。
15週 河川生態環境に配慮した川づくり[15]:河川における生物生息場の多様性,多自然型川づくりの事例について学ぶ。 河川における生態系の保全と復元について理解している。
16週

評価割合

試験授業課題レポート合計
総合評価割合602020100
基礎的能力20101040
専門的能力40101060
分野横断的能力0000