到達目標
【到達目標】
地球環境,自然環境,大気環境,放射能と放射線,騒音と振動,建設と環境,環境保全等の現状と問題解決の方向性を説明できる。また,環境アセスメントの内容を理解し,建築・建設業に係わる技術者としての役割を述べることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地球環境,地球温暖化,自然環境,大気環境,放射能と放射線,騒音と振動,建設と環境,環境保全等の現状と問題解決の方向性を説明できる。 | 地球環境,地球温暖化,自然環境,大気環境,放射能と放射線,騒音と振動,建設と環境,環境保全等の現状と問題解決の方向性を理解している。 | 地球環境,地球温暖化,自然環境,大気環境,放射能と放射線,騒音と振動,建設と環境,環境保全等の現状と問題解決の方向性を理解していない。 |
評価項目2 | 地球環境問題に対して、建築・建設業に係わる技術者としての役割を説明できる。 | 地球環境問題の内容を理解している。 | 地球環境問題の内容を理解していない。 |
評価項目3 | 環境アセスメントについて説明できる。 | 環境アセスメントについて知識がある。 | 環境アセスメントについて知識がない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE新基準1(2) (d)
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JABEE新基準1(2) (e)
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学習・教育到達目標 2(D)
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教育方法等
概要:
現在地球規模で問題となっている地球環境,地球温暖化,自然環境,大気環境,放射能・放射線,振動・騒音及びこれらの保全対策について,その定義や詳細な内容を学びます。この講義では,建設技術者として人間活動が自然環境に与える影響について考え,技術者が身につけるべき専門基礎知識を習得することを目標とします。
授業の進め方・方法:
講義を主体とする。環境アセスメントについては、ディスカッション・学生によるプレゼンテーションを中心とするグループ活動を行う。
注意点:
試験の成績を60%とし,環境省提示の良好事例を題材にした環境アセスメントへのグループ活動を40%とする割合で総合的に評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地球環境[1-2] |
地球環境問題の背景等を説明できる。
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2週 |
地球環境[1-2] |
地球環境問題及びその生態系への影響について理解している。
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3週 |
地球温暖化[3] |
地球温暖化のメカニズムを説明できる。
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4週 |
自然環境とその特性[4] |
森林生態系,河口・沿岸生態系,我が国の自然環境について理解している。。
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5週 |
大気環境[5] |
大気環境の特性,大気汚染物質,大気汚染の防止,地球規模の大気汚染等について理解している。
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6週 |
大気環境[6] |
大気環境の特性,大気汚染物質,大気汚染の防止,地球規模の大気汚染について理解している。
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7週 |
放射能〔7〕 |
放射能について説明できる。
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8週 |
放射線〔8〕 |
各種放射線の特徴と人体への影響について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
騒音[9] |
音の性質と騒音,騒音の環境基準,騒音の伝搬・防止対策について説明できる。
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10週 |
振動[10] |
振動の性質,振動の規制,振動の伝搬について説明できる。
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11週 |
環境アセスメント[11-14] |
環境アセスメントの目的と適用範囲について説明できる。
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12週 |
環境アセスメント[11-14] |
環境省提示の良好事例を題材にして、市民と事業者の立場の両面から意見を出すことができる。
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13週 |
環境アセスメント[11-14] |
環境省提示の良好事例を題材にして、市民と事業者の立場の両面から意見を出すことができる。
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14週 |
環境アセスメント[11-14] |
環境省提示の良好事例を題材にして、市民と事業者の立場の両面から意見を出すことができる。
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15週 |
環境マネジメントシステム [15] |
ISO14000における基本的考え方とシステムの概要を理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 環境問題の歴史を理解している。 | 2 | |
地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨を理解している。 | 2 | |
熱帯林の減少、砂漠化・土壌劣化、野生性生物の種の減少、海洋汚染を理解している。 | 2 | |
化学物質の管理、有害物質の越境問題を理解している。 | 2 | |
開発途上国の環境問題を理解している。 | 2 | |
物質循環を理解している。 | 2 | |
地球資源問題を理解している。 | 2 | |
環境容量を説明できる。 | 3 | |
環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 2 | |
過去に生じた公害の歴史とその内容(環境要因と疾病の関係)について、説明できる。 | 2 | |
大気汚染の現状と発生源を理解している。 | 2 | |
大気汚染物質の濃度予測を理解している。 | 2 | |
音の基礎(音波、音圧、波長など)を説明できる。 | 3 | |
音の尺度と騒音の評価を説明できる。 | 3 | |
騒音の発生源と現状について、説明できる。 | 3 | |
騒音による人体への影響を理解している。 | 2 | |
騒音の伝搬と予測を説明でき、計算できる。 | 3 | |
騒音の測定方法と計算方法を理解し、測定値から騒音評価ができる。 | 3 | |
施策、法規などによる騒音の防止対策を理解している。 | 2 | |
環境影響評価の目的を説明できる。 | 2 | |
環境影響評価の現状(事例など)を説明できる。 | 2 | |
環境影響指標を説明できる。 | 2 | |
リスクアセスメントを説明できる。 | 2 | |
ライフサイクルアセスメントを説明できる。 | 2 | |
溶解度について理解している。 | 2 | |
化学平衡について理解している。 | 2 | |
反応速度について理解している。 | 2 | |
土壌汚染の現状を説明できる。 | 2 | |
環境倫理を説明できる。 | 3 | |
環境と森林の関係を理解している。 | 2 | |
森林生態系と自然環境保全を理解している。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 10 | 10 | 0 | 0 | 20 | 40 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 10 | 0 | 0 | 20 | 40 |