土木・建築設計製図III

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 土木・建築設計製図III
科目番号 1017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市デザイン工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「土木製図」、「建築設計製図」(実教出版) 参考書:地盤工学,コンクリート構造学,構造力学,その他必要な資料はプリントを配付
担当教員 西岡 建雄,明坂 宣行

到達目標

【到達目標】
1.専門的な知識,技術を駆使・結集して,課題を探求し,組み立て,解決する能力を身につける。
2.鉄筋コンクリート構造物の製図が出来る。
3.課題のプランニングができ、プレゼンテーションボードを製作できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専門的な知識,技術を駆使・結集して,課題を探求し,組み立て,解決し、説明できる能力をがつく。専門的な知識,技術を駆使・結集して,課題を探求し,組み立て,解決する能力がつく。専門的な知識,技術を駆使・結集して,課題を探求し,組み立て,解決する能力がない。
評価項目2鉄筋コンクリート構造物の製図が正確に出来る。鉄筋コンクリート構造物の製図が出来る。鉄筋コンクリート構造物の製図が出来ない。
評価項目3課題のプランニングが魅力的にでき、プレゼンテーションボードを製作できる。課題のプランニングができ、プレゼンテーションボードを製作できる。課題のプランニングができ、プレゼンテーションボードを製作できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE新基準1(2) (d) 説明 閉じる
JABEE新基準1(2) (e) 説明 閉じる
JABEE新基準1(2) (g) 説明 閉じる
JABEE新基準1(2) (h) 説明 閉じる
学習・教育到達目標 2(C) 説明 閉じる
学習・教育到達目標 3(F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 建設・建築事業における主要な構造物に関する設計計算及び設計図作図などの実習を通して,鉄骨構造物の設計手法。鉄筋構造物の設計手法,配筋要領,設計図の製図・読みとりなどを理解する。
授業の進め方・方法:
演習主体で行う。
注意点:
技術者が身につけるべき専門基礎として,設計計算,製図については,正確さ,提出期限の厳守,仕上がりは明瞭・丁寧かなどにより評価する。設計方法,配筋要領などに関する基本的な事項の理解度は,小テストにより確認し評価に加える。授業中の態度によって加点及び減点。合否は,基本的な事項を理解した上で設計計算書と製図を完成させたか否かで判定する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.[1-7]鉄筋コンクリート構造物の製図 鉄筋コンクリート構造物の製図力を養う。
2週 1.[1-7]鉄筋コンクリート構造物の製図 鉄筋コンクリート構造物の製図力を養う。
3週 1.[1-7]鉄筋コンクリート構造物の製図 鉄筋コンクリート構造物の製図力を養う。
4週 1.[1-7]鉄筋コンクリート構造物の製図 鉄筋コンクリート構造物の製図力を養う。
5週 1.[1-7]鉄筋コンクリート構造物の製図 鉄筋コンクリート構造物の製図力を養う。
6週 1.[1-7]鉄筋コンクリート構造物の製図 鉄筋コンクリート構造物の製図力を養う。
7週 1.[1-7]鉄筋コンクリート構造物の製図 鉄筋コンクリート構造物の製図力を養う。
8週 2.[8-14]課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作 課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作力を養う。
2ndQ
9週 2.[8-14]課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作 課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作力を養う。
10週 2.[8-14]課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作 課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作力を養う。
11週 2.[8-14]課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作 課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作力を養う。
12週 2.[8-14]課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作 課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作力を養う。
13週 2.[8-14]課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作 課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作力を養う。
14週 2.[8-14]課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作 課題によるプランニング、プレゼンテーションボードの製作力を養う。
15週 3.[15]プレゼンテーション 課題によるプレゼンテーション力を養う。
16週
後期
3rdQ
1週 4. 製図一般    [16-18]:土木構造物の設計製図一般に関する説明を行う
側溝,ボックスカルバート,擁壁などの配筋要領,
課題土木製図力を養う。
2週 4. 製図一般    [16-18]:土木構造物の設計製図一般に関する説明を行う
側溝,ボックスカルバート,擁壁などの配筋要領,
課題土木製図力を養う。
3週 4. 製図一般    [16-18]:土木構造物の設計製図一般に関する説明を行う
側溝,ボックスカルバート,擁壁などの配筋要領,
課題土木製図力を養う。
4週 5. U型側溝説明  [19]:「鉄筋コンクリートU型側溝(場所打ち)の設計と製図」に関する説明 課題土木製図力を養う。
5週 6. 製図 [20-21]: 鉄筋コンクリートU型側溝(場所打ち)の設計と製図」に関する製図を書く                 製図を書く 課題土木製図力を養う。
6週 6. 製図 [20-21]: 鉄筋コンクリートU型側溝(場所打ち)の設計と製図」に関する製図を書く          課題土木製図力を養う。
7週 7. 逆T型擁壁説明 [22]:「逆T型擁壁の設計と製図」に関する説明 課題土木製図力を養う。
8週 8. 設計計算    [23-30]: 8. 設計計算    [23-30]: 「逆T型擁壁の設計と製図」に関する設計計算を行う               課題土木構造物の設計計算力を養う。
4thQ
9週 8. 設計計算    [23-30]: 8. 設計計算    [23-30]: 「逆T型擁壁の設計と製図」に関する設計計算を行う               課題土木構造物の設計計算力を養う。
10週 8. 設計計算    [23-30]: 8. 設計計算    [23-30]: 「逆T型擁壁の設計と製図」に関する設計計算を行う               課題土木構造物の設計計算力を養う。
11週 8. 設計計算    [23-30]: 8. 設計計算    [23-30]: 「逆T型擁壁の設計と製図」に関する設計計算を行う               課題土木構造物の設計計算力を養う。
12週 8. 設計計算    [23-30]: 8. 設計計算    [23-30]: 「逆T型擁壁の設計と製図」に関する設計計算を行う               課題土木構造物の設計計算力を養う。
13週 8. 設計計算    [23-30]: 8. 設計計算    [23-30]: 「逆T型擁壁の設計と製図」に関する設計計算を行う               課題土木構造物の設計計算力を養う。
14週 8. 設計計算    [23-30]: 8. 設計計算    [23-30]: 「逆T型擁壁の設計と製図」に関する設計計算を行う               課題土木構造物の設計計算力を養う。
15週 8. 設計計算    [23-30]: 8. 設計計算    [23-30]: 「逆T型擁壁の設計と製図」に関する設計計算を行う               課題土木構造物の設計計算力を養う。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図製図用具の種類を理解している。3
線と文字の種類を説明できる。3
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。3
CADハードウエアの種類を理解している。3
CADソフトウェアの機能を説明できる。3
図形要素の作成と修正について、説明できる。3
画層の管理を説明できる。3
図面の出力(印刷)ができる。3
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。3
与えられた条件を基に設計計算ができる。3
設計した物をCADソフトで描くことができる。3
建築系分野構造建築構造の成り立ちを説明できる。2
建築構造(W造、RC造、S造、SRC造など)の分類ができる。2
建築物に働く力について説明できる。2
鉄筋コンクリート造(ラーメン構造、壁式構造、プレストレストコンクリート構造など)の特徴・構造形式について説明できる。2
設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。3
線の描き分け(3種類程度)ができる。3
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。3
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。3
図面の種類別の各種図の配置を理解している。3
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。3
建築図面を模写し、模写した図面が理解している。3
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。3
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。3
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。3
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。3
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。3
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。3
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが描ける。3
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる3
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。3
講評会等において、設計趣旨などをまとめ、プレゼンテーションができる。3
美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。2
建築における形態(ものの形)について説明できる。2
デザインプレゼンテーションができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00009010100
基礎的能力0000501060
専門的能力000020020
分野横断的能力000020020