到達目標
1.世界の一体化という長期的視野にもとづいて地域経済を理解できる。
2.高知および日本の「地域再生」の試みを国際比較のなかで理解できる。
3.グローバル化のなかで日本の地域経済のおかれた状況と課題を理解し、それに対する解決策を提起することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 世界の一体化という長期的視野にもとづいて地域経済を理解し、自らの考えを持ち表明できる。 | 世界の一体化という長期的視野にもとづいて地域経済を理解できる。 | 世界の一体化という長期的視野にもとづいて地域経済を理解できない。 |
評価項目2 | 高知および日本の「地域再生」の試みを国際比較のなかで理解し、それに対する自らの意見を持ち表明できる。 | 1高知および日本の「地域再生」の試みを国際比較のなかで理解できる。 | 高知および日本の「地域再生」の試みを国際比較のなかで理解できない。 |
評価項目3 | グローバル化のなかで日本の地域経済のおかれた状況と課題を理解し、それに対する解決策を提起することができる。また、複数の解決策の特徴や利点を比較分析できる。 | グローバル化のなかで日本の地域経済のおかれた状況と課題を理解し、それに対する解決策を提起することができる。 | グローバル化のなかで日本の地域経済のおかれた状況と課題を理解し、それに対する解決策を提起することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
21世紀初頭、膨大なモノ・ヒト・カネの流れが国境を超え行き交うようになり、地域産業は国際競争のさなかで苦境に立たされているかのように見える。しかし、その一方で国家だけでなく地域間協力組織やNGOと連携しながら、ローカル経済を主体とする新たな産業形態や分野が生まれている。本授業では技術者・研究者としてどのようにローカルな経済に関わるかという視点から、地域産業経済について理解・考察を深める。
授業の進め方・方法:
講義形式、グループ学習、個人発表のいずれの形式も採用する。
注意点:
定期試験(調査レポートを含む)の成績(60%)に平素の学習状況(40%)を加味して評価する。実務に応用できる専門基礎知識として,到達目標に対する到達度を試験等において評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション |
「地域」という言葉の持つ意味について理解する 8週以降のプレゼンテーションの課題について「地域の人々や地域社会の役に立つ技術を編み出す」という課題意識をもってテーマを設定できる
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2週 |
グローバル化と地域 |
現代のグローバル化における地域の変容を理解する。
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3週 |
日本の地域産業構造 |
日本の地域産業構造について理解する。
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4週 |
「地域創生」政策 |
現在の日本の地域政策を理解し検討する。
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5週 |
世界における「地域再生」の試み |
主として中山間地域や地方都市について世界各地の「地域再生」の試みを理解する
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6週 |
日本における「地域再生」の試み |
主として中山間地域や地方都市について日本の「地域再生」の試みを理解する
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7週 |
高知の地域経済の現状と課題 |
高知の地域経済の現状と課題を理解する
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8週 |
プレゼンテーション資料作成(1) |
「地域の人々や地域社会の役に立つ技術を編み出す」という課題意識のもとでのテーマを再確認し、テーマを絞り込むことができる。
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4thQ |
9週 |
プレゼンテーション資料作成(2) |
グループがチームとして情報収集の工程を作成し、各自がその責任を理解できる。
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10週 |
プレゼンテーション資料作成(2) |
グループで、テーマに沿って情報を取捨選択し意見を集約し、資料を作成できる。
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11週 |
プレゼンテーション資料作成(3) |
グループで、テーマに沿って情報を取捨選択し意見を集約し、資料を作成できる。
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12週 |
プレゼンテーション準備 |
よりよいプレゼンテーションにするため、グループに於いて発表形式や表現方法を吟味検討することができる。
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13週 |
プレゼンテーション |
グループとして明確な目標をもったプレゼンテーションをし、各自は公正な観点から他の発表を評価し、意見を出すことができる。
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14週 |
プレゼンテーション |
グループとして明確な目標をもったプレゼンテーションをし、各自は公正な観点から他の発表を評価し、意見を出すことができる。
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15週 |
まとめ |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 65 |
専門的能力 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 20 | 0 | 0 | 0 | 30 |