到達目標
1.基本的なエネルギー、エネルギー変換事例を理解し,定性的に検討ができる。
2.電磁エネルギー変換や熱エネルギー変換の基礎理論を理解し適用限界を考察できる。
3.機械―電気エネルギー変換や蒸気プラントの基本原理を適用して問題を解くことできる。
4.蒸気の熱力学的性質を理解し、各種状態量を蒸気線図、蒸気表を利用し求めることができる。
5.火力発電所の基本サイクルの効率改善を考察できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地球規模の環境問題について説明でき、その原因と解決案を説明できる。 | 地球規模の環境問題について説明できる。 | 地球規模の環境問題について説明できない。 |
評価項目2 | 水力発電所の施設・設備,効率,水車の特性を説明でき,地域の特性に応じた水力発電所のあり方を説明できる。 | 水力発電所の施設・設備,効率,水車の特性を説明できる。 | 水力発電所の施設・設備,効率,水車の特性を説明できない。 |
評価項目3 | 火力発電所の構成,熱サイクルと効率,大気汚染対策について説明でき,その原因と解決手法を説明できる。 | 火力発電所の構成,熱サイクルと効率,大気汚染対策について説明できる。 | 火力発電所の構成,熱サイクルと効率,大気汚染対策について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
いま注目されている新エネルギーの内容や流れを紹介し,次にエネルギー変換の基礎となる電気磁気学や熱力学の主要部分を解説し,最後にエネルギー変換の代表例として火力発電所の蒸気プラントなどを取り上げ,実際的な応用例を学習することにより,エネルギー変換の全般的知識を習得する。
授業の進め方・方法:
注意点:
試験の成績を80%,平素の学習状況等(課題・小テスト等を含む)を20%の割合で総合的に評価する。実務に応用できる専門基礎知識として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1. 新エネルギー技術[1]:エネルギー利用と環境問題。太陽エネルギーの利用。風力エネルギーの利用。水素エネルギーと燃料電池。 |
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2週 |
2. 機械―電気エネルギー変換[2-5]:電磁エネルギー変換の基礎と応用および演習 |
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3週 |
2. 機械―電気エネルギー変換[2-5]:電磁エネルギー変換の基礎と応用および演習 |
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4週 |
2. 機械―電気エネルギー変換[2-5]:電磁エネルギー変換の基礎と応用および演習 |
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5週 |
2. 機械―電気エネルギー変換[2-5]:電磁エネルギー変換の基礎と応用および演習 |
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6週 |
3. 基礎パワーエレクトロニクス[6-7]:整流回路,チョッパ,インバータの原理と応用および演習 |
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7週 |
3. 基礎パワーエレクトロニクス[6-7]:整流回路,チョッパ,インバータの原理と応用および演習 |
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8週 |
4. エネルギー変換と効率[8-11]:エネルギー変換の形態。熱力学の基礎知識(基本法則,状態量)。系と仕事。サイクルと効率。演習。 |
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2ndQ |
9週 |
4. エネルギー変換と効率[8-11]:エネルギー変換の形態。熱力学の基礎知識(基本法則,状態量)。系と仕事。サイクルと効率。演習。 |
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10週 |
4. エネルギー変換と効率[8-11]:エネルギー変換の形態。熱力学の基礎知識(基本法則,状態量)。系と仕事。サイクルと効率。演習。 |
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11週 |
4. エネルギー変換と効率[8-11]:エネルギー変換の形態。熱力学の基礎知識(基本法則,状態量)。系と仕事。サイクルと効率。演習。 |
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12週 |
5. 火力発電所におけるエネルギー変換[12-15]:火力発電所の概要。蒸気の性質と蒸気表・蒸気線図。ランキンサイクルとサイクル効率。再生サイクルと再熱サイクル。演習。 |
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13週 |
5. 火力発電所におけるエネルギー変換[12-15]:火力発電所の概要。蒸気の性質と蒸気表・蒸気線図。ランキンサイクルとサイクル効率。再生サイクルと再熱サイクル。演習。 |
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14週 |
5. 火力発電所におけるエネルギー変換[12-15]:火力発電所の概要。蒸気の性質と蒸気表・蒸気線図。ランキンサイクルとサイクル効率。再生サイクルと再熱サイクル。演習。 |
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15週 |
5. 火力発電所におけるエネルギー変換[12-15]:火力発電所の概要。蒸気の性質と蒸気表・蒸気線図。ランキンサイクルとサイクル効率。再生サイクルと再熱サイクル。演習。 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 65 | 0 | 10 | 5 | 5 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 5 | 5 | 5 | 15 | 70 |
専門的能力 | 20 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 25 |
分野横断的能力 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |