到達目標
1.セラミックスにおける各次元での構造が理解できる。
2.セラミックスの相平衡と状態図,各種合成法が説明できる。
3.セラミックスの各種物性と応用の関係が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | セラミックスにおける各次元での構造が十分に理解できる。 | セラミックスにおける各次元での構造が理解できる。 | セラミックスにおける各次元での構造が理解できていない。 |
評価項目2 | セラミックスの相平衡と状態図,各種合成法が十分に説明できる。 | セラミックスの相平衡と状態図,各種合成法が説明できる。 | セラミックスの相平衡と状態図,各種合成法が説明できない。 |
評価項目3 | セラミックスの各種物性と応用の関係が十分に説明できる。 | セラミックスの各種物性と応用の関係が説明できる。 | セラミックスの各種物性と応用の関係が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建物を構成するセメント材料やガラス材料,雰囲気ガスを検知するガスセンサー材料,蛍光体に使用される発光材料などは全てセラミックスからできている。この授業では,無機材料であるセラミックスの構造,合成法,物性に関する専門知識を身につけ,それらの関連性と機能材料としての応用の重要性を理解する。これにより,物質を材料に応用する能力を養う。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って授業を進め,適宜質疑応答を行う。課題提出等を行う。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
試験の成績を70%,平素の学習状況等(課題等を含む)を30%の割合で総合的に評価する。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
【事前学習・事後学習】
事前学習として、担当教員から与えられた課題に取り組むこと。事後学習として、課題や授業の復習に取り組むこと。
【学修単位科目(授業時間外の学習時間等)】
本科目は学修単位のため、以下の標準学習時間を設定した自主学習を累計45時間分以上実施して提出しなければならない。
・全15回の授業に対して、0.5時間の事前学習と1.5時間の事後学習。計30時間。
・定期試験に対する試験勉強のための学習15時間。
【履修上の注意】
この科目を履修するにあたり、本科の無機化学Ⅰと無機化学Ⅱ、材料化学・材料化学演習、および無機材料の内容を理解しておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
セラミックスの構造(化学結合)について学ぶ。 |
セラミックスの構造(化学結合)について理解する。
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2週 |
セラミックスの構造(結晶構造)について学ぶ。 |
セラミックスの構造(結晶構造)について理解する。
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3週 |
セラミックスの構造(ガラス構造)について学ぶ。 |
セラミックスの構造(ガラス構造)について理解する。
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4週 |
セラミックスの構造(格子欠陥構造)について学ぶ。 |
セラミックスの構造(格子欠陥構造)について理解する。
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5週 |
セラミックスの構造(焼結体構造)について学ぶ。 |
セラミックスの構造(焼結体構造)について理解する。
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6週 |
セラミックスの反応(相平衡と状態図)について学ぶ。 |
セラミックスの反応(相平衡と状態図)について説明できる。
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7週 |
セラミックスの反応(転移,拡散,物質移動)について学ぶ。 |
セラミックスの反応(転移,拡散,物質移動)について説明できる。
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8週 |
セラミックスの反応(固-気反応)について学ぶ。 |
セラミックスの反応(固-気反応)について説明できる。
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4thQ |
9週 |
セラミックスの反応(固-液反応)について学ぶ。 |
セラミックスの反応(固-液反応)について説明できる。
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10週 |
セラミックスの反応(焼結)について学ぶ。 |
セラミックスの反応(焼結)について説明できる。
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11週 |
セラミックスの物性(熱的性質)について学ぶ。 |
セラミックスの物性(熱的性質)について説明できる。
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12週 |
セラミックスの物性(電気的性質)について学ぶ。 |
セラミックスの物性(電気的性質)について説明できる。
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13週 |
セラミックスの物性(光学的性質)について学ぶ。 |
セラミックスの物性(光学的性質)について説明できる。
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14週 |
セラミックスの物性(機械的性質)について学ぶ。 |
セラミックスの物性(機械的性質)について説明できる。
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15週 |
セラミックスの物性(化学的性質)について学ぶ。 |
セラミックスの物性(化学的性質)について説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 平素の学習状況等 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |