概要:
生体分子の種類と構造を学ぶとともに,生体内及び自然界で起こっている現象を有機化学の観点から理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:
試験の成績を70%,課題15%,質疑応答15%の割合で総合的に評価する。実務に応用できる専門基礎知識として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系 | 有機化学 | 有機物が炭素骨格を持つ化合物であることが説明できる。 | 3 | |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。 | 3 | |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について理解できる。 | 3 | |
構造異性体、幾何異性体、鏡像異性体などが説明できる。 | 3 | |
化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。 | 3 | |
生物化学 | タンパク質、核酸、多糖がそれぞれモノマーによって構成されていることを説明できる。 | 3 | |
単糖と多糖の生物機能を説明できる。 | 3 | |
単糖の化学構造を説明でき、各種の異性体について理解している。 | 3 | |
グリコシド結合を説明できる。 | 3 | |
多糖の例を説明できる。 | 3 | |
脂質の機能を複数あげることができる。 | 3 | |
トリアシルグリセロールの構造を説明できる。脂肪酸の構造を説明できる。 | 3 | |
リン脂質が作るミセル、脂質二重層について説明でき、生体膜の化学的性質を理解している。 | 3 | |
タンパク質の機能をあげることができ、タンパク質が生命活動の中心であることを理解している。 | 3 | |
タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を理解している。 | 3 | |
アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。 | 3 | |
タンパク質の立体構造(一次・二次・三次・四次構造)について説明できる。 | 3 | |