生産工学特論

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 生産工学特論
科目番号 6203 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:古閑伸裕・神雅彦・竹内貞雄・野口裕之「生産加工入門」コロナ社
担当教員 鈴木 信行

目的・到達目標

【到達目標】
1.生産性工学の目的,重要性を理解し,その知識を生産活動へ結びつけることができる。
2.工場の生産ライン(生産設備の配置,作業員の配置など)の計画,設計ができる。
3.生産コスト低減のための合理化技術を習得し,適用することができる。
4.設備の管理,制御,保全,品質保証技術などを生産管理に応用できる。
5.改善活動に積極的に参加し,主導的な立場で活躍できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生産性工学の目的,重要性を理解し、知識を応用できる生産性工学の目的,重要性を理解できる生産性工学の目的,重要性を理解できない
評価項目2工場の生産ラインの計画,設計ができる工場の生産ラインの計画,設計の基礎を理解できる工場の生産ラインの計画,設計の基礎を理解できない
評価項目3改善活動に積極的に参加し,主導的な立場で活躍できる改善活動に積極的に参加し,活躍できる改善活動に参加しても活躍できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
JABEE評価 基準1(2) (d)(3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生産工学に関する基本的構成要素である(a)製品の生産設計,(b)工程設計や作業設計などの計画,(c)負荷計画やスケジューリングなどの管理,(d)生産用設備とその配置,(e)設備の制御と品質保証などについて分かり易く教授し,社会において生産工学を幅広く活用できる能力を養成する。
授業の進め方と授業内容・方法:
教科書に従って、講義形式で進める
注意点:
試験の成績を70%,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート授業態度等を含む)を30%の割合で総合的に評価する。学年の評価は前学期中間と前学期末の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
生産工学とは何か
生産工学を習得する目的を理解する
2週 鋳造工学の基礎を解説 鋳造の基礎、工業社会に果たす役割を理解する
3週 鋳造法各論(特に精密鋳造)、鋳造品質を解説 鉄鋼の連続鋳造法を知る
欠陥生成のメカニズムおよびその検出方法を理解する
4週 塑性加工の基礎理論を解説 基本的な塑性応力計算ができる
降伏条件を理解する
5週 板および形材の圧延加工を解説 圧延の基礎を理解する
継ぎ目無し鋼管の作り方を知る
6週 押出し加工、引抜き加工を解説
鍛造の基礎を解説
押出しと引抜きの基礎およびその違いを理解する
自由鍛造と型鍛造の特徴を知る
7週 板材成形を解説
プレス成形を解説
板成形の基礎を理解する
スプリングバックのメカニズムを理解する
8週 粉末成形の基礎を解説
3Dプリンタを解説
粉末冶金の基礎を理解する
3Dプリンタの可能性を知る
4thQ
9週 切削加工の基礎を解説
工作機械を紹介
微視的観点からの切削のメカニズムを理解
工作機械の基礎を知る
10週 研磨加工、研削加工を解説
研磨加工、研削加工のメカニズムを知る
11週 放電加工、化学加工等の特殊加工を解説 放電、ワイヤーカットのメカニズムを知る
ケミカルミーリングの応用を知る
12週 超塑性成形、拡散接合を解説 超塑性成形と拡散接合の応用を知る
13週 接合技術の基礎を解説 溶接、接着、ファスニング等の結合法を知る
14週 トヨタ生産システムを解説 トヨタ生産システムを理解する
15週 設備保全を解説 設備保全の重要性を理解する
16週

評価割合

試験課題提出相互評価合計
総合評価割合70300100
基礎的能力3010040
専門的能力3010040
分野横断的能力1010020