概要:
地盤工学を広い視野から捕らえ,これまで学んだ地盤工学の基礎を体系づけて整理し,その理論がどのように導き出されたかまで掘り下げて学び,地域特性との関係や新しい工法にを学ぶ。到達度目標は,自己学習の習慣,創造ずる能力,および問題を解決する能力をつけることである。この科目は企業で構造物基礎の調査や地盤関連対策工法の開発や設計を担当していた教員が、その経験を活かし、それら地盤構造物の調査設計法について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
最初の1時間で講義と課題説明を行い、後半は課題を行う。残った課題は宿題とする。次の授業で課題についての確認を行う。
注意点:
試験の成績60%,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を40%の割合で総合的に評価する。実務に応用できる専門基礎知識として,地盤工学理論の誘導過程,地盤災害とその対策法について,到達目標に示した事項について理解の程度を評価する。【学習単位科目(授業時間外の学習時間等)】本科目は学習単位のため、自主学習を45時間以上実施しなければ単位を認定しない。全15回の授業に対して小テスト対策や演習問題として0.5時間の事前学習と1.5時間の事後学習。計30時間分。また、試験対策問題や試験後理解していなかった問題の模範解答作成などで15時間分。【履修上の注意】この科目を履修するにあたり、構造力学、地盤工学、水理学、コンクリート工学などの専門基礎科目の内容を十分に理解しておくこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
地盤工学の各分野における土の見方 |
土の透水,地盤内応力,安定問題など分野ごとに取り扱い方が異なる材料であることを理解する。
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2週 |
地盤工学の各分野における土の見方 |
土の透水,地盤内応力,安定問題など分野ごとに取り扱い方が異なる材料であることを理解する。
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3週 |
土の圧密;有効応力と間隙水圧, 圧密理論, 地盤改良工法について |
有効応力と間隙水圧, 圧密理論, 地盤改良工法について理解する。
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4週 |
土の圧密;有効応力と間隙水圧, 圧密理論, 地盤改良工法について |
有効応力と間隙水圧, 圧密理論, 地盤改良工法について理解する。
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5週 |
土のせん断;土のせん断強度とせん断試験, 砂と粘土の静的せん断特性, 砂の動的せん断特性,および地盤の液状化とその判定法 |
土のせん断強度とせん断試験, 砂と粘土の静的せん断特性, 砂の動的せん断特性,および地盤の液状化とその判定法について理解する。
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6週 |
土のせん断;土のせん断強度とせん断試験, 砂と粘土の静的せん断特性, 砂の動的せん断特性,および地盤の液状化とその判定法 |
土のせん断強度とせん断試験, 砂と粘土の静的せん断特性, 砂の動的せん断特性,および地盤の液状化とその判定法について理解する。
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7週 |
安定解析Ⅰ;ランキンとクーロン土圧論,壁の変形と土圧分布,土圧の解析法,新しい抗土圧構造物(軽量盛土,補強土工法)について学び,パソコンを用いた解析 |
ランキンとクーロン土圧論,壁の変形と土圧分布,土圧の解析法,新しい抗土圧構造物(軽量盛土,補強土工法)について学び,パソコンを用いた解析を理解する。
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8週 |
安定解析Ⅰ;ランキンとクーロン土圧論,壁の変形と土圧分布,土圧の解析法,新しい抗土圧構造物(軽量盛土,補強土工法)について学び,パソコンを用いた解析 |
ランキンとクーロン土圧論,壁の変形と土圧分布,土圧の解析法,新しい抗土圧構造物(軽量盛土,補強土工法)について学び,パソコンを用いた解析を理解する。
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4thQ |
9週 |
安定解析Ⅰ;ランキンとクーロン土圧論,壁の変形と土圧分布,土圧の解析法,新しい抗土圧構造物(軽量盛土,補強土工法)について学び,パソコンを用いた解析 |
ランキンとクーロン土圧論,壁の変形と土圧分布,土圧の解析法,新しい抗土圧構造物(軽量盛土,補強土工法)について学び,パソコンを用いた解析を理解する。
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10週 |
安定解析Ⅱ;斜面の安定解析法,分割法,安定解析問題と土の強度定数の決め方について学び,パソコンを用いた解析 |
斜面の安定解析法,分割法,安定解析問題と土の強度定数の決め方について学び,パソコンを用いた解析を理解する。
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11週 |
安定解析Ⅱ;斜面の安定解析法,分割法,安定解析問題と土の強度定数の決め方について学び,パソコンを用いた解析 |
斜面の安定解析法,分割法,安定解析問題と土の強度定数の決め方について学び,パソコンを用いた解析を理解する。
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12週 |
安定解析Ⅱ;斜面の安定解析法,分割法,安定解析問題と土の強度定数の決め方について学び,パソコンを用いた解析 |
斜面の安定解析法,分割法,安定解析問題と土の強度定数の決め方について学び,パソコンを用いた解析を理解する。
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13週 |
岩盤力学;岩盤の種類について実際の標本を見て学び,四国内の岩盤・地層構成 ,岩盤と災害との関係,実務での岩石の調査法 |
岩盤の種類について実際の標本を見て学び,四国内の岩盤・地層構成 ,岩盤と災害との関係,実務での岩石の調査法と評価法を理解する。
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14週 |
岩盤力学;岩盤の種類について実際の標本を見て学び,四国内の岩盤・地層構成 ,岩盤と災害との関係,実務での岩石の調査法 |
岩盤の種類について実際の標本を見て学び,四国内の岩盤・地層構成 ,岩盤と災害との関係,実務での岩石の調査法と評価法を理解する。
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15週 |
岩盤力学;岩盤の種類について実際の標本を見て学び,四国内の岩盤・地層構成 ,岩盤と災害との関係,実務での岩石の調査法 |
岩盤の種類について実際の標本を見て学び,四国内の岩盤・地層構成 ,岩盤と災害との関係,実務での岩石の調査法と評価法を理解する。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 地盤 | 土の生成、基本的物理量、構造などについて、説明できる。 | 3 | |
土の粒径・粒度分布やコンシステンシーを理解し、地盤材料の工学的分類に適用できる。 | 4 | |
土の締固め特性を説明できる。 | 3 | |
ダルシーの法則を説明できる。 | 3 | |
透水係数と透水試験について、説明できる。 | 3 | |
透水力による浸透破壊現象を説明できる。 | 2 | |
土のせん断試験を説明できる。 | 3 | |
土のせん断特性を説明できる。 | 4 | |
土の破壊規準を説明できる。 | 4 | |
地盤内応力を説明できる。 | 2 | |
土の圧密現象及び一次元圧密理論について、説明できる。 | 3 | |
圧密沈下の計算を説明できる。 | 3 | |
有効応力の原理を説明できる。 | 3 | |
ランキン土圧やクーロン土圧を説明でき、土圧算定に適用できる。 | 3 | |
基礎の種類とそれらの支持力公式を説明でき、土の構造物の支持力算定に適用できる。 | 3 | |
飽和砂の液状化メカニズムを説明できる。 | 3 | |
地盤改良工法や液状化対策工法について、説明できる。 | 3 | |