到達目標
【到達目標】
1. 我が国の地域計画の手法・プロセスの基本的な考え方を理解している。
2. 地域計画に関係する各種データの収集方法や調査方法の基礎的な考え方を理解している。
3. まちづくりにおける住民参加の意義を理解している。
4. GISアプリケーションを用いた地域分析手法を理解している。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地域計画手法とプロセス | 我が国の地域計画に関する手法・プロセスに関する基本的な考え方を十分吸収し説明することができる。 | 我が国の地域計画に関する手法・プロセスに関する基本的な考え方をほぼ吸収し説明することができる。 | 我が国の地域計画に関する手法・プロセスに関する基本的な考え方を説明することができない。 |
各種データの収集と活用 | 地域計画に関する各種データの収集・調査方法を理解し、適切に活用することができる。 | 地域計画に関する各種データの収集・調査方法を理解し、一部を活用することができる。 | 地域計画に関する各種データの収集・調査方法を理解できない。 |
GISの操作・活用 | GISの使用方法を理解し、適切に活用することができる。 | GISの使用方法を理解し、操作できる。 | GISの使用方法が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (D)
説明
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JABEE評価 基準1(2) (d)(3)
説明
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教育方法等
概要:
本科で学ぶ「都市計画」等で学んだ基礎を踏まえ、地域や都市の仕組み、ならびに計画手法についてさらに専門知識と理解を深めることを目的とする。地域計画に重要な役割を果たす理論や手法、考え方を講義するとともに、各種データの収集方法や調査方法を講義と演習から学ぶ。
授業の進め方・方法:
地域計画の考え方及び事例を理解した上で、課題設定を行い、実際の地域を対象として地域計画のプロセスを実践的に学びながら基本的な手法を理解する。
注意点:
GIS(地理情報システム)アプリケーションを使った地域分析では、基本的に各自のパソコンを使用する。技術者が身につけるべき専門基礎として、到達目標に対する達成度を、試験を60%、小テスト・プレゼンテーション40%の割合で総合的に評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、日本の地域計画の概要 |
日本の地域計画の概要について理解することができる。
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2週 |
日本の地域計画の事例とその手法 住民参加によるまちづくりの意義と事例 |
日本の地域計画の概要や住民参加によるまちづくりの 意義について理解することができる。
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3週 |
地域計画の手順と方法 |
地域計画の手順と方法を理解することができる。
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4週 |
地域計画の立案プロセス・文献・資料調査の方法 |
地域分析の必要に応じた文献や資料を活用することが できる。
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5週 |
GISを用いた空間・統計情報の活用方法 |
GISを使った地域分析の手法を理解することができる。
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6週 |
GISを用いた土地利用や人口等の地域分析手法 |
GISを使った地域分析の手法を理解することができる。
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7週 |
GISを用いた土地利用や人口等の地域分析手法 |
GISを使った地域分析の手法を理解することができる。
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8週 |
GISを用いた土地利用や人口等の地域分析手法 |
GISを使った地域分析の手法を理解することができる。
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2ndQ |
9週 |
GISを用いた土地利用や人口等の地域分析手法 |
GISを使った地域分析の手法を理解することができる。
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10週 |
フィールドワークによる地域分析 |
フィールドワークの手順と意義を理解できる。
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11週 |
各種データを用いた図上分析 |
各種調査方法を活用して図上分析の手法を理解することが できる。
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12週 |
合意形成手法としてのワークショップの企画・立案 |
地域計画における住民の合意形成の手法とその意義を理解 することができる。
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13週 |
地域計画立案に向けた将来像の構想 |
地域計画のプロセスとしての将来像の構想過程を理解する ことができる。
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14週 |
地域計画立案に向けた空間設計とルール作り |
地域計画のプロセスとして空間設計とルール作りの過程を 理解することができる。
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15週 |
地域計画のプレゼンテーション |
収集したデータを用いて順序立てたプレゼンテーション を行うことができる。
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16週 |
前期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 国土と地域の定義を説明できる。 | 2 | 前1 |
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。 | 3 | 前2 |
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。 | 3 | 前2,前3 |
土地利用計画と交通計画について、説明できる。 | 2 | 前2,前3 |
総合計画とマスタープランについて、説明できる。 | 2 | 前2,前3 |
都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。 | 2 | 前2,前3 |
緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。 | 2 | 前2,前3,前4 |
風景、景観と景観要素について、説明できる。 | 2 | 前1,前2 |
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。 | 3 | 前1,前5,前6,前9,前15 |
評価割合
| 試験 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 20 | 60 |
専門的能力 | 10 | 10 | 20 |
分野横断的能力 | 10 | 10 | 20 |