到達目標
現代世界の地理的な諸課題を地域性や歴史的背景、日常生活との関連を踏まえて考察し、現代世界の地理的認識を養うとともに、地理的見方や考え方を培い、国際社会に主体的に生きる日本国民としての自覚と資質を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 現代世界の地理的な諸事象・諸課題について、興味・関心を持って意欲的に学習し、理解し、自身の理解を表現できる。
国際社会に主体的に生きる国民としての自覚を持ち、授業・作業学習・調べ学習に意欲的に取り組み、自らの意見を表明できる。 | 現代世界の地理的な諸事象・諸課題について、興味・関心を持って意欲的に学習し、理解できる。
国際社会に主体的に生きる国民としての自覚を持ち、授業・作業学習・調べ学習に取り組むことができる。 | 現代世界の地理的な諸事象・諸課題について、興味・関心を持って意欲的に学習し、理解できない。
国際社会に主体的に生きる国民としての自覚を持ち、授業・作業学習・調べ学習に意欲的に取り組むことができない。 |
評価項目2 | 地図の読図や作図、衛星画像や空中写真の読みとりなど、地理的技能を身につけ、発表等で柔軟に利用できる。統計等情報の収集・分析に情報通信ネットワークや地理情報システムを活用し、自身の意見を表明できる。 | 地図の読図や作図、衛星画像や空中写真の読みとりなど、地理的技能を身につける。統計等情報の収集・分析に情報通信ネットワークや地理情報システムを活用することができる。 | v地図の読図や作図、衛星画像や空中写真の読みとりなど、地理的技能を身につけていない。統計等情報の収集・分析に情報通信ネットワークや地理情報システムを活用することができない。 |
評価項目3 | 日本の風土と災害の関わりを理解し、自らの地域が減災のために何が出来るか考えることが出来る。 | 日本の風土と災害の関わりを理解できる。 | 日本の風土と災害の関わりを理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
教科書と資料集をもとに学習を進めていく。地図帳や資料集、パワーポイントを使用しながら、視覚的に世界の地形を理解していく。地理的理解のみならず、地理を背景とした現在の工学のあり方を理解する。さらに、理解を自身の言葉で説明し、自らの見解や考えを表明できるようにする。
授業の進め方・方法:
視覚資料を多く取り入れながら講義・グループワークを織り交ぜ、授業を進めていく。試験の成績を60%,課題やレポート等授業への取り組みを40%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。なお、グループ発表等プレゼンテーションに関しては、国語I・現代社会・地理と連携して行う。
注意点:
暗記科目ではなく,事柄の背景に潜む原理等を追求する学問です。「なぜ,そういう現象が起きるのか?」という疑問を持ち,考えながら授業に臨みましょう。自然や地球環境,国際ニュースと深く関係しています。新聞,テレビ、インターネット等、積極的に活用しましょう。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
地理の授業の概要を理解する
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2週 |
人口問題 |
地球と地域の社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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3週 |
人口問題 |
地球と地域の社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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4週 |
居住・都市問題 |
地球と地域の社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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5週 |
居住・都市問題 |
地球と地域の社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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6週 |
食料問題 |
地球社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
地形(1) |
世界の大地形について,形成・分布の特色・地下資源との関係について世界的な視野から学習する。
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2ndQ |
9週 |
地形(2) |
河川が作る地形や海岸の地形,さまざまな小地形の特徴を学習する。
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10週 |
地形(3) |
学習を通じて地形環境が人々の生活に及ぼす影響を考察する。地形図を読み取る技能を身につける。
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11週 |
気候(1) |
大気の大循環と気候の地域性,世界の気候区分,各気候帯・気候地域の自然環境の特色とそこで営まれる生産活動を世界的な視野から学習する。
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12週 |
気候(2) |
大気の大循環と気候の地域性,世界の気候区分,各気候帯・気候地域の自然環境の特色とそこで営まれる生産活動を世界的な視野から学習する。
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13週 |
気候(3) |
気候環境が人々の生活に及ぼす影響を理解する。
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14週 |
前期のまとめ |
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
資源・エネルギー問題(1) |
資源・エネルギー問題について、地球社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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2週 |
資源・エネルギー問題(2) |
資源・エネルギー問題について、地球社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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3週 |
資源・エネルギー問題(3) |
資源・エネルギー問題について、地球社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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4週 |
環境問題(1) |
環境問題について、地球社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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5週 |
環境問題(2) |
環境問題について、地球社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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6週 |
環境問題(3) |
環境問題について、地球社会の一員としての自覚を持ちながら、原因や問題点、課題を理解する。諸問題について、解決に向けた方策や課題を自分なりに考えようとつとめる。地図や写真、統計資料の読み取りに意欲的に取り組む。
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7週 |
資源・エネルギー問題と環境問題のまとめ |
資源・エネルギー問題と環境問題を総合的に理解できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
日本の自然環境と防災(1) |
日本の自然環境と自然災害の学習に対し、意欲的に知識を学ぶとともに、環境と災害の関連性について考え、防災意識を高めた。防災のための地図利用を理解し、実査に使える。
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10週 |
日本の自然環境と防災(2) |
日本の自然環境と自然災害の学習に対し、意欲的に知識を学ぶとともに、環境と災害の関連性について考え、防災意識を高めた。防災のための地図利用を理解し、実査に使える。
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11週 |
日本の自然環境と防災(3) |
日本の自然環境と自然災害の学習に対し、意欲的に知識を学ぶとともに、環境と災害の関連性について考え、防災意識を高めた。防災のための地図利用を理解し、実査に使える。
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12週 |
自然災害と防災を考えるためのグループワーク(1) |
自然地理の基礎理解をもとに自然災害を理解し、工学による防災のあり方を考える
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13週 |
自然災害と防災を考えるためのグループワーク(2) |
自然地理の基礎理解をもとに自然災害を理解し、工学による防災のあり方を考える
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14週 |
自然災害と防災を考えるためのグループワーク(3) |
自然地理の基礎理解をもとに自然災害を理解し、工学による防災のあり方を考える
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15週 |
学年末試験 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地震の発生と断層運動について説明できる。 | 2 | |
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。 | 2 | |
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。 | 2 | |
人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 20 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |