美術

科目基礎情報

学校	高知工業高等専門学校	開講年度	令和05年度 (2023年度)
授業科目	美術
科目番号	B1013	科目区分	一般 / 必修
授業形態	実習	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	SD 基礎教育・一般科目	対象学年	1
開設期	通年	週時間数	1
教科書/教材	教科書：「高校美術1」（光村図書）
担当教員	中村 達志

到達目標

１・美術表現の基礎となる観察力・描写力・造形力を高める。
２・美術鑑賞の意識と態度を養い、制作に対する姿勢を培う
３・学習を通して.美術の知識と理解を深め、制作の技能や鑑賞の能力を養う。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目１表現	意欲的に取り組み、主題に合った表現を工夫し、創造的な制作をする。	真面目に取り組み、主題に合った制作をする。	自己の能力を十分に発揮せず、制作を終える。
評価項目2鑑賞	自己の美意識や価値観を働かせて、作品を考察し批評する。	興味関心を持って、作品を考察し批評する。	無関心なまま、作品を考察し批評する意欲を示さない。
評価項目3ノート	授業者の話や板書に、自己の考察や知識をプラスしたノートをまとめる。	授業者の話や板書をノートにまとめる。	授業者の話や板書をノートにまとめない。

学科の到達目標項目との関係

(A) （倫理観と社会的責任感をもって行動できる）

教育方法等

概要:

美術作品の制作および鑑賞を通し，美術へ関心を持ち，自身の表現を創意工夫し探究する力を身につけ，創作活動を通して芸術を愛好する心情をはぐくみ，真摯に制作を達成することを目標とする。

授業の進め方・方法:

制作および鑑賞にあたって、関心や意欲を引き出す教材として、教科書や参考作品を活用する。またそれらから画材や道具の基本的な使い方や応用の仕方を学ぶ。

注意点:

課題作品/ファイル等の提出物/平素の学習状況等を総合的に評価する。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	オリエンテーション[1]	美術の概要や授業計画を伝える。
		2週	美術基礎[2]	教科書を鑑賞し、美術への関心や意欲を引き出す。
		3週	鉛筆デッサン[3-4]	形の基本的な描き方と明暗の捉え方を学ぶ。
		4週	鉛筆デッサン[3-4]	形の基本的な描き方と明暗の捉え方を学ぶ。
		5週	素描　クロッキー[5-６]	速描で人体のプロポーションや動勢を捉える。
		6週	素描クロッキー「５－６」	速描で人体のプロポーションや動勢を捉える。
		7週	教科書学習[７-８]	教科書をテキストに美術作品及び美術史を学ぶ。
		8週	教科書学習[７-８]	教科書をテキストに美術作品及び美術史を学ぶ。
	2ndQ
		9週	風景スケッチ「９－１０」	身近な中庭の風景を線遠近法や空気遠近法などを意識して、的確に描く。
		10週	風景スケッチ「９－１０」	身近な中庭の風景を線遠近法や空気遠近法などを意識して、的確に描く。
		11週	素描クロッキー「１１－１２」	速描で人体のプロポーションや動勢を捉える。
		12週	素描クロッキー「１１－１２」	速描で人体のプロポーションや動勢を捉える。
		13週	立体工作「１３－１４」	構想した展示物とその周辺環境・背景を立体的に表現する。
		14週	立体工作「１３－１４」	構想した展示物とその周辺環境・背景を立体的に表現する。
		15週	ジオラマ仕上げ「１５－１６」	夏季休暇の課題制作であるジオラマ作品を仕上げる。
		16週	ジオラマ仕上げ「１５－１６」	夏季休暇の課題制作であるジオラマ作品を仕上げる。
後期
	3rdQ
		1週	ジオラマ仕上げ「１７－１８」	夏季休暇の課題制作であるジオラマ作品を仕上げる。
		2週	ジオラマ仕上げ「１７－１８」	夏季休暇の課題制作であるジオラマ作品を仕上げる。
		3週	風景淡彩スケッチ「１９－２０」	身近な中庭の風景を線遠近法や空気遠近法などを意識して、的確に描く。
		4週	風景淡彩スケッチ「１９－２０」	身近な中庭の風景を線遠近法や空気遠近法などを意識して、的確に描く。
		5週	素描クロッキー「２１－２４」	速描で人体のプロポーションや動勢を捉える。
		6週	素描クロッキー「２１－２４」	速描で人体のプロポーションや動勢を捉える。
		7週	素描クロッキー「２１－２４」	速描で人体のプロポーションや動勢を捉える。
		8週	素描クロッキー「２１－２４」	速描で人体のプロポーションや動勢を捉える。
	4thQ
		9週	色彩構成「２５－２６」	音楽を鑑賞し旋律やリズムを色彩や形象によって表現する。
		10週	色彩構成「２５－２６」	音楽を鑑賞し旋律やリズムを色彩や形象によって表現する。
		11週	教科書学習「２７－２８」	教科書をテキストに美術作品及び美術史を学ぶ。
		12週	教科書学習「2７－２８」	教科書をテキストに美術作品及び美術史を学ぶ。
		13週	デザイン「2９－3０」	幾何形体を組み合わせ、強度を持った魅力的な立体表現をする。
		14週	デザイン「２９－3０」	幾何形体を組み合わせ、強度を持った魅力的な立体表現をする。
		15週	鑑賞「３１－３２」	視覚教材を鑑賞すると共に考察・批評を通してより良い鑑賞体験とする。
		16週	鑑賞「３１－３２」	視覚教材を鑑賞すると共に考察・批評を通してより良い鑑賞体験とする。

評価割合

	試験	課題作品	提出ファイル	平素の学習状況	合計
総合評価割合	0	80	10	10	100
基礎的能力	0	80	10	10	100