基礎英語IIA

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 基礎英語IIA
科目番号 B2003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 教科書①:Grove English Communication II(文英堂)副教材: Workbook,授業ノート,DataBase3000 基本英単語・熟語(桐原書店),総合英語 FACTBOOK(桐原書店),配布プリント  教科書②:Oregon: A Guide to English
担当教員 北原 初枝,レディングトン 建

到達目標

1.新しい語彙,文法,表現を身に付ける。
2.ある程度のまとまりのある簡単な文章を読み,理解することができる。(Reading)
3.ある程度のまとまりのある簡単な文章を聞き,理解することができる。(Listening)
4.新しい語彙,文法,表現を使って簡単な文を正しく作ることができる。(Writing)
5.英語で簡単な受け答えができる。(Speaking)
6.英語を通して異文化を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 <Reading>ある程度のまとまりのある英文を読み,理解することができる。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができる。辞書を使用しながら,ある程度のまとまりのある英文を読み,理解することができる。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができる。辞書を使用しても,ある程度のまとまりのある英文を読み,理解することができない。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができない。
評価項目2 <Listening>ある程度のまとまりのある簡単な英文の内容を正しく聴き取り,理解することができる。ある程度のまとまりのある簡単な英文の内容を聴き取り,概要を理解することができる。ある程度のまとまりのある簡単な英文の内容を聴き取ろうとしても,概要すら理解することができない。
評価項目3 <Writing>身近な事柄や興味・関心のある内容を簡単な英文で正しく表現することができる。身近な事柄や興味・関心のある内容を簡単な英文で表現することができる。誤りがあったとしても,指摘されれば,正しく書き直すことができる。身近な事柄や興味・関心のある内容を簡単な英語で文意を伝えることができない。誤りを指摘されても,正しく書き直すことができない。
評価項目4 <Speaking>身近な事柄や興味・関心のある内容に対して,口頭で正確に答えることができる。また自分から質問することができる。身近な事柄や興味・関心のある内容に対して,多少の間違いがあっても,口頭で答えることができる。また自分から質問しようとする積極的な姿勢がある。身近な事柄や興味・関心のある内容に対して口頭で答えることができない。また自分から質問しようとする積極的な姿勢も見られない。

学科の到達目標項目との関係

(D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「基礎英語IA・B」で培った基礎力のうえに立って,英語の発音,語彙・表現,文法・構文の学習および英文の精読・速読・リスニングの演習を通して,英語力の更なる基礎固めを行う。同時に,英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する。
授業の進め方・方法:
教科書本文を文型および修飾関係,構文,単語・熟語等を講義形式で確認しながら,精読させることが中心。同時に,重要文法事項の復習を行う。リスニングを取り入れ,聴解力,速読力も身に付けさせる。また,新出の文法事項,表現等を使った設問で表現力も補強していく。更に,定期的に単語・熟語やリスニングの練習問題を行い,語彙力および聴解力の増強もはかる。
注意点:
試験の成績70%,平素の学習状況等(課題・小テスト等を含む)を30%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均、学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお、通年科目における後学期中間の評価は前学期中間、前学期末、後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ①Lesson1: Mt.Fuji:The Pride of Japan Part1&2 ②Chapter 1: A Letter from Oregon (Use of 'The' ①-When not to use) リスニングと速読の基本を学ぶ。
英語の基本5文型を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
2週 ①Lesson1: Mt.Fuji:The Pride of Japan Part3&Exercise
②Chapter 1: A Letter from Oregon (Use of 'The' ①-When not to use)
第2文型の応用を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
3週 ①Lesson2: Yes, I Do Climb Part1&2
②Chapter 2: What is Oregon Like?(Use of 'The' ②-When to use)
現在完了形、過去完了形を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
4週 ①Lesson2: Yes, I Do Climb Part3&Exercise
②Chapter 2: What is Oregon Like?(Use of 'The' ②-When to use)
過去完了進行形を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
5週 ①Lesson3: A Penguin Called Happy Feet Part1&2
②Chapter 3: Oregon's Climate(Use of 'It')
助動詞の用法を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
6週 ①Lesson3: A Penguin Called Happy Feet Part3&Exercise
②Chapter 3: Oregon's Climate(Use of 'It')
受け身を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
7週 ①Lesson4:Warka Water Part1
②Review of Chapters 1~3
助動詞を含む受け身を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
8週 前学期中間試験
2ndQ
9週 ①Lesson4:Warka Water Part2
②Chapter 4: What a Beautiful State It Is!(Exclamatory Sentences)
第3、4文型の応用を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
10週 ①Lesson4: Warka Water Part3
②Chapter 4: What a Beautiful State It Is!(Exclamatory Sentences)
第3、4文型の応用を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
11週 ①Lesson4: Warka Water Part4&Exercise
②Chapter 5: She Sent Me A Present(Direct & Indirect Objects)
未来進行形を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
12週 ①Lesson5: A Hidden History of Tomatoes Part1&2
②Chapter 5: She Sent Me A Present(Direct & Indirect Objects)
進行形の受け身を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
13週 ①Lesson5: A Hidden History of Tomatoes Part3&4
②Chapter 6: The Willamette Valley(Indefinite Pronouns)
第4、5文型、完了形の受け身を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
14週 ①Lesson1~5のまとめⅡ
②Chapter 6: The Willamette Valley(Indefinite Pronouns)
Lesson1~5のまとめ 本文の内容理解と文法確認Ⅱ
15週 ①Lesson1~5のまとめⅢ
②Review of Chapters 4~6
Lesson1~5のまとめ 本文の内容理解と文法確認Ⅲ
16週 前学期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験その他合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100