基礎英語IIB

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 基礎英語IIB
科目番号 B2004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 遠隔授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:Grove English Communication Ⅱ、Workbook 副教材:Genius総合英語(大修館書店)、クロムブック
担当教員 野中 美賀子

到達目標

1.新しい語彙,文法,表現を修得する。
2.新しい語彙,文法,表現を使って簡単な英文を正しく作ることができる。(Writing)
3.英語で簡単な受け答えができる。(Speaking)
4.英語を通して異文化を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 <Reading>ある程度のまとまりのある英文を読み,理解することができる。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができる。辞書を使用しながら,ある程度のまとまりのある英文を読み,理解することができる。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができる。辞書を使用しても,ある程度のまとまりのある英文を読み,理解することができない。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができない。
評価項目2 <Listening>ある程度のまとまりのある簡単な英文の内容を正しく聴き取り,理解することができる。ある程度のまとまりのある簡単な英文の内容を聴き取り,概要を理解することができる。ある程度のまとまりのある簡単な英文の内容を聴き取ろうとしても,概要すら理解することができない。
評価項目3 <Writing>身近な事柄や興味・関心のある内容を簡単な英文で正しく表現することができる。身近な事柄や興味・関心のある内容を簡単な英文で表現することができる。誤りがあったとしても,指摘されれば,正しく書き直すことができる。身近な事柄や興味・関心のある内容を簡単な英語で文意を伝えることができない。誤りを指摘されても,正しく書き直すことができない。
評価項目4 <Speaking>身近な事柄や興味・関心のある内容に対して,口頭で正確に答えることができる。また自分から質問することができる。身近な事柄や興味・関心のある内容に対して,多少の間違いがあっても,口頭で答えることができる。また自分から質問しようとする積極的な姿勢がある。身近な事柄や興味・関心のある内容に対して口頭で答えることができない。また自分から質問しようとする積極的な姿勢も見られない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
「基礎英語IA・B」で培った基礎力のうえに立って,英語の発音,語彙・表現,文法・構文の学習を通して,英語力の更なる基礎固めを行う。同時に,英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する。
授業の進め方・方法:
教科書と付属総合問題集を用いて文型および修飾関係,構文,単語・熟語等を演習形式で確認する。クロムブックを用いて新出の文法事項,表現等を使った英作文を行い、表現力を補強していく。
注意点:
試験の成績60%,平素の学習状況等(課題提出)を40%の割合で総合的に評価する。本科目は通年科目であり、後学期中間の評価は前学期中間、前学期末、後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Lesson1: Mt. Fuji: The Pride of Japan Part1&2  リスニングと速読の基本を学ぶ。
英語の基本5文型を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
2週 Lesson1: Mt. Fuji: The Pride of Japan Part3 第2文型の応用を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
3週 Lesson2: Yes, I Do Climb Part1&2 現在完了形、過去完了形を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
4週 Lesson2: Yes, I Do Climb Part3 過去完了進行形を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
5週 Lesson3: A Penguin Called Happy Feet Part1&2 助動詞の用法を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
6週 Lesson3: A Penguin Called Happy Feet Part3 受け身を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
7週 Lesson1-3まとめ Lesson1~3まとめ 本文の内容理解と文法確認
8週 前学期中間試験
2ndQ
9週 Lesson4:Warka Water Part1&2 助動詞を含む受け身を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
10週 Lesson4: Warka Water Part3&4 第3、4文型の応用と未来進行形を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
11週 Lesson4: Warka Water Exercise
Lesson5: A Hidden History of Tomatoes Part1
進行形の受け身を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
12週 Lesson5: A Hidden History of Tomatoes Part2&3 第4、5文型を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
13週 Lesson5: A Hidden History of Tomatoes Part4& Exercise 完了形の受け身を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
14週 Lesson6: Iceland Part1&2 比較とto不定詞を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたりすることができる。
15週 Lesson4-6まとめ Lesson4~6まとめ 本文の内容理解と文法確認
16週 前学期期末試験
後期
3rdQ
1週 Lesson6: Iceland Part3 動名詞を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
2週 Lesson6: Iceland Part4 主語の気持ちを表す形容詞の後にthat節が続く場合を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
3週 Lesson6: Iceland Exercise
Lesson7:Which Jam Would You Like? Part1
関係代名詞を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
4週 Lesson7:Which Jam Would You Like? Part2&3 第5文型と分詞の形容詞的用法を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
5週 Lesson7:Which Jam Would You Like? Part4&Exercise 前置詞+関係代名詞を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
6週 Lesson8:Paper Buildings Part1&2 分詞構文と第5文型を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
7週 Lesson8:Paper Buildings Part3&4 分詞構文と関係代名詞の非制限的用法を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
8週 Lesson6からLesson8までのまとめ
Lesson6からLesson8までの本文内容理解と文法確認
4thQ
9週 後学期中間試験
10週 Lesson9:Lunch Delivery in Mumbai Part1 関係副詞を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
11週 Lesson9:Lunch Delivery in Mumbai Part2&3
仮定法過去・仮定法過去完了、関係副詞の非制限的用法を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
12週 Lesson9:Lunch Delivery in Mumbai Part4&Exercise 仮定法を含む表現を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
13週 Lesson10:Saving Wildlife from Global Warming Part1&2 S+V+to不定詞、完了不定詞を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
14週 Lesson10:Saving Wildlife from Global Warming Part3&4 省略、形容詞+to不定詞を学ぶ。新出語(句)や表現,文法を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
15週 Lesson8からLesson10までのまとめ Lesson8からLesson10までの本文内容理解と文法確認
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験その他合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100