基礎英語IIB

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 基礎英語IIB
科目番号 B2004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『English Grammar in 23 Lessons』(大修館)、『Workbook』、『ジーニアス総合英語参考書』(大修館)、辞書:各自持参
担当教員 野中 美賀子

到達目標

【到達目標】
1. 簡単な英語の文章が理解できる。
2. 簡単な英語が聴き取れる。
3. 英語で簡単な受け答えができる。
4. 基礎レベルの語彙, 文法, 表現力が身に付く。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 <Reading>簡単な説明文や物語を読み,理解することができる。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができる。簡単な説明文や物語を,辞書を使いながら読み進め、理解することができる。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができる。簡単な説明文や物語を,辞書を使いながら読み進めたり,理解したりすることができない。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができない。
評価項目2 <Writing>自分のことについて簡単な文章を書くことができる。自分のことについて簡単な文章を書くことができる。誤りがあったとしても,指摘されれば,正しく書き直すことができる。自分のことについて簡単な文章を書こうとしても,誤りが多く文意を伝えることができない。誤りを指摘されても,正しく書き直すことができない。
評価項目3 <Listening>ゆっくり話してもらえれば,身近なことに関する話や指示を理解することができる。ゆっくり何度か話してもらえれば,身近なことに関する話や指示を理解することができる。ゆっくり何度か話してもらっても,身近なことに関する話や指示を理解することができない。
評価項目4 <Speaking>簡単な英語の問いかけに対して,ゆっくりとだが正確に答えることができる。また自分から相手に質問することができる。簡単な英語の問いかけに対して,ゆっくりとだが正確に答えることができる。簡単な英語の問いかけに対して,ゆっくりとでも正確に答えることができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
基礎英語ⅠA、ⅠBで既習の知識や技能をもとにして,更なる英語運用能力を高める。英語文法を理解するとともに,語彙,表現力のそれぞれを包括的に身に付けることを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業では,演習および講義形式で,新しい文法や語(句)を学びつつ,英語の文型や修飾関係を正しく理解していく。授業で学習した内容について,日々の復習で定着を図る。さらに,ワークブックを用いて数多くの問題練習を行い、英語運用能力を高め、自分の考えを英語で発信しようとする姿勢を養う。基礎英語ⅡA教科書のサマリー(要約)を書く練習も随時取り入れる予定である。
注意点:
学期の評価は中間と期末の各期間の評価の平均とする。各成績は試験70%,課題等(平素の学習状況等)30%の割合で総合的に評価する。技術者が身につけるべき専門科目の基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
①Lesson1,2
英語の基本的な語順が理解できる。
2週 ①Lesson3 基本的な時制、文型、新出語(句)を用いた文を正しく読んだり、聴いたり、書いたり、それらを英語での会話に使用したりすることができる。
3週 ①Lesson4,5 基本的な時制,文型を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
4週 ① Lesson6,7 to不定詞(名詞用法),新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
5週 ①Lesson8,9 動名詞を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
6週 ①Lesson10 進行形, S+V+O1+O2,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
7週 ① Lesson11,12 S+V+O+Cを用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
8週 後学期中間試験
4thQ
9週 ① Lesson13,14 現在完了形,S+V+O (=that節),新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
10週 ①Lesson15 過去完了形を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
11週 ①Lesson16,17 分詞の形容詞的用法,to不定詞 (形容詞用法),新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
12週 ①plus5,6 受け身を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
13週 ①Lesson18,19 関係代名詞,to不定詞(副詞用法), 新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
14週 ①Lesson20 関係代名詞whatを用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
15週 ①Lesson21,22 学んだ文法を使って英作することが出来る。
16週 後学期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験課題等(平素の学習状況等)合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100