概要:
3次元CADによるデザイン演習:3次元CADソフトを利用し,アイデアを具体的な形状に表現できる能力を育成する。
英語PBLの基礎:英語表記された説明書を理解し,説明できる能力を養うことを目的とし,マイコンボード(Arduino)の簡単な使用方法を英語表記された説明書を通して学習する。さらに,使用方法等の説明を英語でできるようにする。PBLとしての目的は、① 英語により表記された説明書を理解する。②パートナーに説明するための資料(台詞)を英語でまとめる。③パートナーに英語で機器の使用方法を説明し、問題なく動作した場合、タスク完了となる。
プランニング:①ソーシャルデザイン概論として,ソーシャルデザインとは何か? ソーシャルデザインの事例を学ぶ。②教科書を参考に,問題をわかりやすく整理する道具 “ブランチ”を理解し,活用できるようにする。③ジレンマを解消する道具 “クラウド”を理解し,活用できるようにする。ソーシャルデザインの事例についてクラウドを作成し,新しいアイデアがどのように導き出されたか,そのプロセスを理解する。④逃げ地図作成ワークショップを体験し,ワークショップの意義や効果について理解する。⑤まちづくり・防災に関するグループ課題の設定し,最終週の成果発表に向けて,KP(紙芝居プレゼンテーション)法について学ぶ.⑥グループ課題演習として,課題に対する解決策およびそれを実施するための方策を具体化する.
授業の進め方・方法:
3次元CADによるデザイン演習(14週):製図の基礎,三次元モデルの作成および投影図の作成を行う。
英語PBLの基礎の1回の授業目安:a) 個別ワーク(マイコンボードを使用した実習と説明書作成)40分、b) ペアワーク(説明書を用いた英語による説明とマイコンボードの動作確認)30分、c) 個別ワーク(提出物の作成・提出)10分
プランニングの授業の進め方:5人1組のグループに分かれて演習形式で行う.
注意点:
3次元CADによるデザイン演習およびプランニングは期末試験を実施する。試験を実施するテーマは,試験40%,発表・プレゼンテーション40%,ポートフォリオ20%で評価する。試験を実施しないテーマは,発表・プレゼンテーション60%,ポートフォリオ20%,取り組みを20%で評価する。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験や発表において評価する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
3次元CADによるデザイン演習[1]: 製図の基礎①製図のルール |
図面の役割を理解し,図面に用いる文字・数字の特徴を知り,書けるようになる.
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2週 |
3次元CADによるデザイン演習[2]: 製図の基礎②用器画法1 |
垂直線,2等分線,正多角形などの書き方を理解する.
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3週 |
3次元CADによるデザイン演習[3]: 製図の基礎③用器画法2 |
三角形の内接円,外接円,図心,様々な接円の書き方を理解する.
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4週 |
3次元CADによるデザイン演習[4]: 製図の基礎④等角図と第三角法 |
等角図の書き方と第三角法を理解する.
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5週 |
3次元CADによるデザイン演習[5]:三次元モデルの作成① |
3次元CAD(SolidWorks)の基本操作を理解する.押し出し,押し出しカット,フィレットを理解する.
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6週 |
3次元CADによるデザイン演習[6]:三次元モデルの作成② |
3次元CAD(SolidWorks)の基本操作を理解する.面取り,抜き勾配,シェルを理解する.
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7週 |
3次元CADによるデザイン演習[7]:三次元モデルの作成③ |
3次元CAD(SolidWorks)の基本操作を理解する.断面図を回転させる立体図形作成を理解する.
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8週 |
3次元CADによるデザイン演習[8]:三次元モデルの作成④ |
3次元CAD(SolidWorks)の基本操作を理解する.アセンブリと2次元図面の作成方法を理解する.
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2ndQ |
9週 |
3次元CADによるデザイン演習[9]:三次元モデルの作成⑤ |
与えられた立体形状のモデリングを行うことにより,三次元モデリングの習熟度を確認する.
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10週 |
3次元CADによるデザイン演習[10]:三次元モデルの作成⑥ |
自分で考案した立体形状を三次元モデリングする.
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11週 |
3次元CADによるデザイン演習[11]:三次元モデルの作成⑦ |
自分で考案した立体形状を三次元モデリングする.
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12週 |
3次元CADによるデザイン演習[12]:三次元モデルの作成⑧ |
自分で考案した立体形状を三次元モデリングする.
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13週 |
3次元CADによるデザイン演習[13]:投影図の作成① |
投影法の種類,第三角法,正投影法を理解し,三面図の構成を理解する.
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14週 |
3次元CADによるデザイン演習[14]:投影図の作成② |
正面図の選び方と様々な断面図示法を理解する.
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15週 |
3次元CADによるデザイン演習[15]:投影図の作成③ |
図形に合わせた寸法の付け方を理解する.
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16週 |
3次元CADによるデザイン演習[16]:成果発表会(三次元モデリングコンテスト) |
自分で考案した三次元モデリングを相互評価する.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
英語PBL[1] 担当:木村: 趣旨説明,動機付け(グローバル人材,コミュニケーション能力(英語学習),情報化社会への適応(IoTやプログラミング)に関する内容を予定) |
授業の趣旨を理解できる。
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2週 |
英語PBL[2] 担当:木村:マイコンボードを使用した英語PBL ワーク内容:HTMLの学習、シリアルモニタへの簡単な文字の表示 |
英語表記の説明書を理解し、相手に英語で伝えることができる。
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3週 |
英語PBL[3] 担当:木村:マイコンボードを使用した英語PBL ワーク内容:3色LEDの点滅 |
英語表記の説明書を理解し、相手に英語で伝えることができる。
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4週 |
英語PBL[4] 担当:木村:マイコンボードを使用した英語PBL ワーク内容:光センサの使用 |
英語表記の説明書を理解し、相手に英語で伝えることができる。
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5週 |
英語PBL[5] 担当:藤田:マイコンボードを使用した英語PBL ワーク内容:マイコンボードで解決したい課題の現状把握 |
問題解決手法を理解し、現状把握した結果を英語で伝えることができる。
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6週 |
英語PBL[6] 担当:藤田マイコンボードを使用した英語PBL ワーク内容:マイコンボードで解決する具体的問題の特定 |
問題解決的思考を理解し、特定した問題を、相手に英語で伝えることができる。
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7週 |
英語PBL[7] 担当:藤田:マイコンボードを使用した英語PBL ワーク内容:マイコンボートを活用する提案書の作成 |
マイコンボードを活用した改善提案を相手に英語で伝えることができる。
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8週 |
英語PBL[8]:ペアワークでの英語による成果発表 |
英語によりプレゼンができる。
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4thQ |
9週 |
プランニング[1]:ソーシャルデザイン概論 ソーシャルデザインとは何か? ソーシャルデザインの事例を学ぶ。 |
ソーシャルデザインとは何か,どのような事例があるかを説明できる.
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10週 |
プランニング[2]:”ブランチ”とは? 問題をわかりやすく整理する道具 “ブランチ”の理解と活用。 |
“ブランチ”を理解し,活用できる。
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11週 |
プランニング[3]:”クラウドとは?” ジレンマを解消する道具 “クラウド”の理解と活用。 |
“クラウド”を理解し,活用できる.
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12週 |
プランニング[4]:ワークショップとは? 逃げ地図作成ワークショップを体験し,その意義や効果について理解する。 |
逃げ地図作成ワークショップの体験から,その意義や効果について説明できる。
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13週 |
プランニング[5]:KP法とは? グループ課題を設定し,KP(紙芝居プレゼンテーション)法について学ぶ。 |
KP(紙芝居プレゼンテーション)法の実践から内容を説明できる。
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14週 |
プランニング[6]:グループ課題演習① |
課題(共通な目標に対するジレンマ)を抽出し,4つの視点から解決策を立案できる。
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15週 |
プランニング[7]:グループ課題演習② |
目標を実現する道具“アンビシャス・ターゲットツリー”を理解し,解決策を実施するための方策を具体化できる。
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16週 |
プランニング[8]:グループ課題の成果発表 |
「考える力」を活用し,グループ課題の成果を発表できる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後3,後4 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 後1,後5,後6 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 後1,後6,後7 |