基礎英語ⅢA

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 基礎英語ⅢA
科目番号 B3002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 教科書:①「英文法ワークショップ」, ②「表現のための標準英語構文ノート87」, ③「集中2週間完成英作文整序問題(高校中級用)」 辞書:英和辞書, 和英辞書
担当教員 西村 淑子,レディングトン 建

到達目標

1.英文法の基礎を定着させる。
2.定型の構文や表現を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Readingまとまりのある英文を読んだ時に,既習の文法・構文・表現の知識を用いて,内容の90%を理解できる。まとまりのある英文を読んだ時に,既習の文法・構文・表現の知識を用いて,内容の70%を理解できる。まとまりのある英文を読んだ時に,既習の文法・構文・表現の知識を用いて読解することができない。
Listening対話や説明を聞いたときに,単語レベルではなく,文法がきちんと理解できた上で話の概要を90%理解できる。対話や説明を聞いたときに,単語レベルではなく,文法がきちんと理解できた上で話の概要を70%理解できる。対話や説明を聞いたときに,単語レベルでしか内容を捉えることができない。
Speaking既習の文法・構文・表現の知識を用いて,自分で作った文を流暢に話すことができる。既習の文法・構文・表現の知識を用いて,与えられた文を流暢に話すことができる。既習の文法・構文・表現の知識を用いて,与えられた文を話すことができない。
Writing既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容を正しく表現することができる。既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容をある程度表現することができる。誤りを指摘すれば,正しく直すことができる。既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容を表現することができない。誤りを指摘されても,正しく直すことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「基礎英語IIB」までに培った基礎の文法力に加え,正確な英文読解と英作文のために,さらなる文法力の強化を目指す。
授業の進め方・方法:
教科書を用いて,文法・構文・表現等を講義形式で確認しながら,演習形式で練習することが中心。適宜,リスニング,シャドーイング,サイト・トランスレーションなども取り入れ,聴解力,会話力,速読力も身に着けさせる。学生は定期的に,ペアワークやグループワークによる教え合い・理解の相互確認を行う。
注意点:
試験の成績70%,平素の学習状況等(課題・小テスト等を含む)を30%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,通年科目における後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
教科書① Unit 1「基本事項の確認」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
2週 教科書① Unit 2「時制」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
3週 教科書① Unit 2「時制」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
4週 教科書① Unit 3「完了形」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
5週 教科書① Unit 3「完了形」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
6週 教科書① Unit 4「助動詞」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
7週 教科書① Unit 4「助動詞」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
8週 前学期中間試験
2ndQ
9週 教科書① Unit 5「受動態」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
10週 教科書① Unit 5「受動態」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
11週 教科書① Unit 6「不定詞」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
12週 教科書① Unit 6「不定詞」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
13週 教科書① Unit 7「動名詞」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
14週 教科書① Unit 7「動名詞」
適宜,教科書②と③も用いる。
文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
15週 復習 文法についての知識を深め,構文や表現の形を意識することができる。
16週 前学期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験その他合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100