基礎英語ⅢA

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 基礎英語ⅢA
科目番号 B3002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 Reading and Vocabulary Development 1 Facts and Figures; CENGAGE Learning
担当教員 細川 伴子

到達目標

①今までに習得した単語を用いて、辞書を使わず英語を頭から理解できるようにする。また、各レッスンで新たに学ぶ単語に関し、例文の中での実際の使い方を学ぶことで、単語の定着を図る。
②文章の音読、並びにリスニングの練習を行う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ライティング既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容を正しく表現することができる。既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容をある程度表現することができる。誤りを指摘すれば,正しく直すことができる。既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容を表現することができない。誤りを指摘されても,正しく直すことができない。
構文・表現構文の構造を理解し,英語による表現活動に役立てることができる。演習問題の90%以上に正答することができる。構文の構造を理解し,英語による表現活動にある程度役立てることができる。演習問題の70%以上に正答することができる。構文の構造を理解することができず,英語による表現活動に役立てることができない。演習問題の50%未満しか正答することができない。

学科の到達目標項目との関係

(D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語の語順に関係なく、頭から英文を理解していく練習をする(頭から理解することで読む時間が短くなる)。CDを使って、リスニング力アップに努める。各生徒は自分で声を出して教科書本文を音読する(短い構文であれば暗記する)。TOEICの類似問題を毎週実施し、速さと正確度を上げることを目標にする。
授業の進め方・方法:
① CDで本文内容を聞く。音のつながりとイントネーション、英語の単語及び文章の強弱、アクセントに注意してリスニング力の向上に努める。②クイズ形式でその日のテーマに関し、教師が質問する。③あてられた各生徒は音読後、日本語に訳す。④内容が理解できたことの確認として、スキミング技術を鍛えつつ、設問から主題を選ぶ。更に、その後の設問で、質問内容を本文からいかに早く正確に抜き出すことができるかスキャンする技術を鍛える。⑤新しい単語の意味を英語で確かめつつ、文章の中で実際に使う練習をする。⑥TOEICの練習問題を解く。
注意点:
100%試験の成績で評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,通年科目における後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。到達目標に対する達成度は試験評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit 1: The Animal Kingdom
Lesson 1 The Koala Bear
本文中の代名詞が何を示しているか見つける。動物、数に関する単語を学ぶ。主語、動詞が時制、数で変化することを学ぶ。
2週 Unit 1: The Animal Kingdom
Lesson 2 The Cold Swimmer
文中から場所の名前を素早く抜き出す。天気、北極に関連する単語を学ぶ。所有代名詞を使った文章を練習する。
3週 Unit 1: The Animal Kingdom
Lesson 3 The Dolphin
文脈から意味をくみ取る。海洋生物とコミュニケーションに関連した単語を学ぶ。接続詞”but”を使った文章を学ぶ。
4週 Unit 2: Human Behavior
Lesson 1 Why Do We Yawn?
文中で繰り返し使われる言葉をスキャンして見つける。感情、動作に関連する単語を学ぶ。Do/doesを使って現在形疑問文を作る。
5週 Unit 2: Human Behavior
Lesson 2 Happy Medicine
文章の主題を早く見つける。楽しく時間を過ごすこと、のんびりすることに関連した単語を学ぶ。"that"を使う文章で意見や事実を述べる練習をする。
6週 Unit 2: Human Behavior
Lesson 3 Dream a Little Dream
文章を読みつつ、内容を予測する。睡眠と夢に関連する単語を学ぶ。there is, there are使った文章を学ぶ。
7週 Unit 1, Unit 2 Review Unit 1 , Unit 2で学んだ言葉の復習と定着を図る。動詞とその名詞形について学習する。
8週 前学期中間試験
2ndQ
9週 Unit 3: Agricultural History
Lesson 1 Bamboo

本文中から主題文をなるべく早く見つける。単語の現在形と過去形を学ぶ。規則動詞を使って過去形の文章を作る。
10週 Unit 3: Agricultural History
Lesson 2 The Everyman Food
文中から場所の名前を素早く抜き出す。国、大陸に関連した単語を学ぶ。また、その形容詞、及び国民を何と言うか学ぶ。
11週 Unit 3: Agricultural History
Lesson 3 Super Food
文の構図を理解する。食物、健康に関連する単語を学ぶ。不定詞、動名詞を使った文章を学ぶ。
12週 Unit 4: The Sound of Music
Lesson 1 History of the Ukulele
文中から「数」を抜き出す練習をする。ポピュラー音楽に関連する単語を理解する。時間とその前置詞との関係を学ぶ。
13週 Unit 4: The Sound of Music
Lesson 2 Old Time Rock'n Roll
本脈から単語の意味を推察する。音楽の演奏とレコーディングに関連する単語を学ぶ。形容詞に ly をつけると副詞に変わる単語を学ぶ。
14週 Unit 4: The Sound of Music
Lesson 3 The Synthesizer
文章を時系列的に理解する。ヒップホップとそのダンスに関連する単語を学ぶ。不規則動詞を使って過去文を作る。
15週 Unit 3, Unit 4 Review Unit 1 , Unit 2で学んだ言葉の復習と定着を図る。動詞とその過去形を学ぶ。
16週 前学期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000