基礎英語ⅢB

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 基礎英語ⅢB
科目番号 B3003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 New Reading Vocabulary Development 1 Facts and Figures by CENGAGE Learning
担当教員 細川 伴子

到達目標

①今までに習得した単語を用いて、辞書を使わず英語を頭から理解できるようにする。また、各レッスンで新たに学ぶ単語に関しては、例文の中での実際の使い方を学ぶことで、単語の定着を図る。
②文章の音読及びリスニングの練習を行う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
構文・表現構文の構造を理解し,英語による表現活動に役立てることができる。演習問題の90%以上に正答することができる。構文の構造を理解し,英語による表現活動にある程度役立てることができる。演習問題の70%以上に正答することができる。構文の構造を理解することができず,英語による表現活動に役立てることができない。演習問題の50%未満しか正答することができない。

学科の到達目標項目との関係

(D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語の語順に関係なく、頭から英文を理解していく練習をする(頭から理解することで読む時間が短くなる)。CDを使って、リスニング力アップに努める。各生徒は自分で声を出して教科書本文を音読する(短い構文であれば暗記する)。TOEICの類似問題を毎週実施し、速さと正確度を上げることを目標にする。
授業の進め方・方法:
① CDで本文内容を聞く。音のつながりとイントネーション、英語の単語及び文章の強弱、アクセントに注意してリスニング力の向上に努める。②クイズ形式でその日のテーマに関し、教師が質問する。③あてられた各生徒は音読後、日本語に訳す。④内容が理解できたことの確認として、スキミング技術を鍛えつつ、設問から主題を選ぶ。更に、その後の設問で、質問内容を本文からいかに早く正確に抜き出すことができるかスキャンする技術を鍛える。⑤新しい単語の意味を英語で確かめつつ、文章の中で実際に使う練習をする。⑥TOEICの練習問題を解く。
注意点:
100%試験の成績で評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,通年科目における後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Unit 5: Work
Lesson 1 The Most Exciting Job in the World
本文中から設問の答えをなるべく速く拾い出す。仕事や旅行に関連した単語を理解する。soを使って文章をつなげる。
2週 Unit 5: Work
Lesson 2 A Reason for Working
本文中から単語の定義を見つける。仕事、仕事の手当、利益に関する単語を理解する。3,あるいは3以上のものを比較する最上級の文章を学習する。
3週 Unit 5: Work
Lesson 3 Modern Workers
本文中から主題を見つける。計画、給与に関連した単語を理解する。現在進行形、未来進行形の文章を学習する。
4週 Unit 6: Leisure Activities
Lesson 1 Bike Riding
本文中から主題を見つける。自転車、市中に関連した単語を理解する。can, willを使って規則についての文章を作る。
5週 Unit 6: Leisure Activities
Lesson 2 Playing Online
段落ごとに主題を見つける。オンラインゲーム、インターネットに関連した単語を理解する。名詞の複数形について学習する。
6週 Unit 6: Leisure Activities
Lesson 3 Cosplay
特定の事柄について、本文から抜き出す練習をする。アニメ、服装に関する単語を理解する。常套句について学習する。
7週 Review Unit 5, 6 設問を通して、Uni5 5,6で学んだ言葉の定着を図る。動詞からその名詞、形容詞、副詞を作る等。
8週 Unit 7: Native Cultures
Lesson 1 A Watery Thai New Year
本文の中から、単語の意味を推察する。祝賀、祝賀会に関連する単語を理解する。文中から場所の前に来る前置詞について学習する。
4thQ
9週 後期中間試験
10週 Unit 7: Native Cultures
Lesson 2 The Ainu Live On
文中から、ある事柄の根拠となる文章を探す。外見と生活様式に関連する単語を理解する。複合名詞について学習する。
11週 Unit 7: Native Cultures
Lesson 3 The Maori
外観、容姿について文中から抜き出す。文化や行事に関連する単語を理解する。形容詞と名詞の並列について学習する。
12週 Unit 8: Incredible Journeys
Lesson 1 The Longest Distance: Kevin Lin
文中から同意語を見つけ出す。困難かつ特別な旅行に関する単語を理解する。関係代名詞を使って、情報を補足的に付け足す文章を学習する。
13週 Unit 8: Incredible Journeys
Lesson 2 A Gift with a Long Neck
文中から事実を抜き出す。指導者とその才能に関連する単語を理解する。動詞と名詞の配列について学習する。
14週 Unit 8: Incredible Journeys
Lesson 3 A Lone Journey
文中から事実と数字を抜き出す。情報伝達と装備に関連する単語を理解する。再帰代名詞を使った文章の学習をする。
15週 Review 7, 8 Unit 7,8で学んだ単語の定着を図る。同義語、また反義語についても学習する。
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験その他合計
総合評価割合1000100
基礎的能力1000100