到達目標
国際社会における技術者のあり方を考える。諸外国の政治・文化・慣習などを尊重し、国際社会と地域の結びつきを前提に、あらゆる立場の人々を豊かにする技術・制度とは何かを考えていく。
最終的には共生社会実現に役立つ技術・制度を具体的に構想していく。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 外国の歴史・文化・慣習などを理解し、共生社会とは何か考えることができる | 諸外国の歴史・文化・慣習などを理解できる | 外国の歴史・文化・慣習などを理解できない |
評価項目2 | 国際社会で求められる技術とは何かを考え、具体的な構想を提示することができる | 国際社会で求められる技術とは何かを考えることができる。 | 国際社会で求められる技術とは何かを考えることができない |
評価項目3 | 何様々な地域の課題を理解し、あらゆる立場の人々を幸せに出来る技術とは何かを具体的に考えることができる | 様々な地域の課題を理解できる | 様々な地域の課題を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
グローバル化していく国際社会の課題(先進国の人口減少/途上国の人口爆発、地域間格差、各国の働き方の違いなど)を見つけ出し、その課題を解決する技術・制度を高知県の立場から考えていく。授業はグループワーク中心に行い、学生のコミュニケーション力、積極的な発言力、柔軟な発想力を養っていく。
授業の進め方・方法:
授業の前半では9月の台湾研修に向けて、台湾を含む東アジアの社会・政治・文化などを学習していく。講義、グループワークを織り交ぜて授業を進めていく。
台湾学習については英語表現と連動して授業を行う。
授業の後半では欧米の社会・政治・文化を学習し、日本とその他先進諸国に共通する課題に欧米がどのように向き合っているかを検討していく。こちらも講義、グループワークを織り交ぜて授業を進めていく。
教科書は設定せず、授業内で配るプリントを中心に内容を理解していく。
提出物、発表、定期テストにより成績をつけていく。
注意点:
グループワーク中心の授業なので、チームワークを大切に。全てのメンバーが役割を得て、主体的にワークに参加できるよう心がけてください。
国際社会の問題を取り扱っていくので、普段から国際ニュースに目を通しておいてください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期ガイダンス |
前期のスケジュールを確認。グループ分け。
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2週 |
東アジアの地理 |
東アジアの地誌を学習、理解する
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3週 |
東アジアの地理 |
東アジアの地誌を学習、理解する
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4週 |
東アジアの歴史と文化 |
東アジアの歴史と文化を学習、理解する
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5週 |
東アジアの歴史と文化 |
東アジアの歴史と文化を学習、理解する
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6週 |
東アジアの政治経済 |
東アジアの刑事経済を学習、理解する
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7週 |
東アジアの政治経済 |
東アジアの刑事経済を学習、理解する
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8週 |
定期試験 |
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2ndQ |
9週 |
台湾についてグループ学習 |
台湾の政治、文化、歴史などテーマを分けてグループごとに調べ学習。最終的に発表内容を英語に翻訳し、英語の授業で紹介
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10週 |
台湾についてグループ学習 |
台湾の政治、文化、歴史などテーマを分けてグループごとに調べ学習。最終的に発表内容を英語に翻訳し、英語の授業で紹介
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11週 |
台湾の国際関係 |
台湾と近隣国(中国、日本)の国際関係から、今後私たちが台湾とどのような関係を築いていくべきか考える
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12週 |
台湾の国際関係 |
台湾と近隣国(中国、日本)の国際関係から、今後私たちが台湾とどのような関係を築いていくべきか考える
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13週 |
台湾の国際関係 |
台湾と近隣国(中国、日本)の国際関係から、今後私たちが台湾とどのような関係を築いていくべきか考える
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14週 |
台湾の国際関係 |
台湾と近隣国(中国、日本)の国際関係から、今後私たちが台湾とどのような関係を築いていくべきか考える
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15週 |
まとめ |
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16週 |
定期試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
後期ガイダンス |
後期のスケジュールを確認。グループ分け。
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2週 |
地域統合:EUの成り立ちとその課題 |
地域統合の課題を理解するため、EUの成り立ちと現在直面している問題を学習する
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3週 |
地域統合:EUの成り立ちとその課題 |
地域統合の課題を理解するため、EUの成り立ちと現在直面している問題を学習する
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4週 |
地域統合:EUの成り立ちとその課題 |
地域統合の課題を理解するため、EUの成り立ちと現在直面している問題を学習する
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5週 |
地域統合:EUの働き方 |
先進国の労働の問題を考えるために、EUの働き方を学習する
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6週 |
地域統合:EUの働き方 |
先進国の労働の問題を考えるために、EUの働き方を学習する
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7週 |
地域統合:まとめ |
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8週 |
定期試験 |
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4thQ |
9週 |
日本の企業とその課題 |
日本の企業の特徴を学習し、学生自らが理想的な働き方を考える
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10週 |
日本の企業とその課題 |
日本の企業の特徴を学習し、学生自らが理想的な働き方を考える
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11週 |
日本の企業とその課題 |
日本の企業の特徴を学習し、学生自らが理想的な働き方を考える
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12週 |
日本の労働とその課題 |
日本の企業の特徴を学習し、学生自らが理想的な働き方を考える
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13週 |
日本に今後必要な技術 |
日本に今後必要な技術とは何か考える
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14週 |
日本に今後必要な技術 |
日本に今後必要な技術とは何か考える
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15週 |
日本に今後必要な技術 |
日本に今後必要な技術とは何か考える
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 3 | |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 3 | |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 10 | 0 | 10 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 10 | 0 | 10 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |