ドイツ語

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 ドイツ語
科目番号 B5004 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:ブーメラン・エルエー(朝日出版社) 参考書(必携):独和辞典(「新アポロン独和辞典」(同学社)など、出版社はどこのものでも可)
担当教員

到達目標

1.ドイツ語の文法の概要を把握する。
2.ドイツ語の簡単な会話をする力を身につける。
3.ドイツ語特有の単語の変化を理解し、辞書を使って簡単な文章が読める。
4.英語とは異なる背景を持つドイツ語の言語文化に興味を持つ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1ドイツ語文法の概要を把握し、語彙を入れ換えて応用できる。ドイツ語の文法の概要を把握する。ドイツ語の文法概要が理解できていない。
評価項目2生活に必要な程度の語彙力が身につく。基礎的な語彙力と挨拶表現などが身につく。基本語彙が身についていない。
評価項目3基本的文型から語彙を入れ換えて様々に作文をすることが出来る。基礎的な作文力が身につく。基礎的な作文において構造が理解が出来ていない。
評価項目4自学で辞書を引き、児童文学程度の文章を読解できる。教科書の例題を辞書を引いて読解できる。文法を理解していないため辞書を引くことが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

(D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ほとんどの学生が英語以外の外国語を学んだことがないでしょうが、国際化が進み、英語文化圏以外の外国や文化に触れることも多くなってきています。
英語以外の外国語を知ることで、視点も変わり、言語・文化に対する相対的な視野を得ることができます。ヨーロッパの中央に位置し、日本とも関係の深いドイツの言葉と文化を学ぶことで新しい世界に目を向けてほしいと考えています。
授業の進め方・方法:
おおむね教科書に従って、文法説明、音読、例題、講読、口頭設問などにより授業を進める。
注意点:
前期末・後期中間・後期試験の成績を60%、平素の学習状況等(課題・小テスト・レポートを含む)を40%の割合で総合的に評価する。(定期試験を行わない場合はその半期毎の課題・小テスト・レポートで100%評価し、試験の代わりとする。)学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均、学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお、通年科目における後学期中間の評価は前学期中間、前学期末、後学期中間の各期間の評価の平均とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス説明、基本挨拶表現、アルファベート、発音の規則 基本の挨拶とアルファベートを覚え、発音の規則を理解する。
2週 人称代名詞、規則動詞の現在人称変化 人称代名詞を覚え、規則動詞の現在人称変化を理解する。
3週 語順、ja,neinの使い方、haben とsein動詞 ドイツ語特有の語順の規則を理解し、habenとsein動詞の活用を覚える。
4週 名詞の性、定冠詞と不定冠詞、複数形 名詞に性があることを理解し、定冠詞と不定冠詞のかたちを覚える。複数形の作り方を理解する。
5週 名詞の格の用法 定冠詞、不定冠詞の格変化表を覚え、格の用法を理解する。
6週 名詞の格の用法 様々な格の名詞の入った文章を読み、作文する。
7週 不規則変化動詞(1) 基礎的な不規則変化動詞の変化表を覚え、作文する。
8週 これまでの復習 教科書2課までの内容を理解する。
2ndQ
9週 不規則変化動詞(2) 基本的な不規則変化動詞の変化表を覚え、作文する。
10週 命令形 命令形の3つのかたちを理解し、作文する。
11週 定冠詞類 定冠詞類の格変化を理解し、様々な定冠詞類を覚える。
12週 不定冠詞類 不定冠詞類の格変化を理解し、様々な不定冠詞類を覚える。
13週 指示代名詞、疑問代名詞 指示代名詞、疑問代名詞を理解し覚える。
14週 人称代名詞 人称代名詞の3格、4格を覚える。
15週 keinとnichtの使い方 否定文の作り方を学ぶ。
16週 前期末試験 3~4課の内容を理解する。
後期
3rdQ
1週 前置詞 前置詞の意味と格支配、前置詞と定冠詞の融合形を理解する。
2週 疑問代名詞、前置詞と結びつく動詞・形容詞 疑問代名詞wer, was 特定の前置詞と結びつく動詞・形容詞を覚える。
3週 5課練習問題 5課の内容を復習・応用し、理解を深める。
4週 話法の助動詞・未来形 話法の助動詞・未来形を使った構文を理解する。
5週 従属の接続詞と副文 従属の接続詞と副文を使った構文を理解する。
6週 分離動詞と非分離動詞 分離動詞と非分離動詞を使った構文を理解し、作文できる。
7週 不定代名詞manなど 不定代名詞manの使い方を理解する。練習問題を完成させる。
8週 後期中間試験 5~6課の内容を理解する。
4thQ
9週 形容詞 形容詞の格変化語尾を理解する。
10週 形容詞・副詞の比較 形容詞・副詞の比較級、最上級の作り方、使い方を理解し、それを含む文章を読解作文できる。
11週 動詞の3基本形 動詞の3基本形の作り方を理解し、不規則変化は覚える。
12週 現在完了形 現在完了形の作り方を理解する。
13週 枠構造について 動詞の枠構造構文を理解する。
14週 過去形 過去形の作り方を理解する。
15週 復習 ここまで学んだ文法を理解し作文できる。
16週 学年末試験 9課までの内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力60000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000