保健・体育IA

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 保健・体育IA
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 福島 英倫,市村 梨乃,新田 忠彦

到達目標

各自の技能やチームの力量に応じ作戦を立て,ゲームが展開できるようにさせる。ルールや審判法を理解し,公正な態度やマナーを身に付けさせる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1遅刻、欠席、見学をすることなく、全体の中心となり積極的に授業に取り組む。遅刻、欠席、見学をすることなく、授業に取り組む。遅刻、欠席、見学が多く、授業に参加をしない。
評価項目2技術が標準的なレベルに到達し、ゲームに活かすことができ、仲間に教える事ができる。技術が標準的なレベルに到達し、ゲームに活かすことができる。技術が標準的なレベルに到達できるように練習に取り組まない。
評価項目3グループ活動時に決められた練習、課題に取り組み、プラス仲間に指示を出したりアイデアを出すことができる。グループ活動時に、決められた練習、課題に取り組む事ができる。グループ活動時に参加をしない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各運動の基本的な個人技能を修得させる中で,体力の向上を図り,集団技能へと発展させると共に仲間との協調性を養い,豊かな社会性を身に付けさせ、今後の生活の中で健康の保持増進に努めさせる。
授業の進め方・方法:
基本的な技術や練習方法を伝え、個々もしくはグループで仲間と協力しながら練習に取り組み、ゲームを展開していく。ルールなどについてはプリントなどを配 布したり、DVDを見せることにより、理解できるようにさせる。
注意点:
教材毎にスキルテスト及び記録測定を実施し,評価する。実技の成績を50%,平素の学習状況等を50%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,通年科目における後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 体育実技 
オリエンテーション[1]
授業の流れ、要点を理解できる。
2週 バレーボール(基礎練習)[2-3] オーバーハンド・アンダーハンド(直上)ができる。
サービスができる。
3週 バレーボール(基礎練習)[2-3] オーバーハンドパス・アンダーハンドパスができる。
強い打球のレシーブができる。
4週 バレーボール(集団練習)[4-5] スパイクが打てる。
ラリーの続くゲームができる。
5週 バレーボール(集団練習)[4-5] 仲間と協力してアイデアを出し練習ができる。
ラリーの続くゲームができる。
6週 スポーツテスト(外種目4)[6] 自己の体力水準を把握でき、仲間と協力して測定ができる。
7週 スポーツテスト(内種目4)[7] 自己の体力水準を把握でき、仲間と協力して測定ができる。
8週 バレーボールゲーム(リーグ戦)[8-10] ラリーの中で、三段攻撃ができる。
2ndQ
9週 バレーボールゲーム(リーグ戦)[8-10] ラリーの中で、三段攻撃ができる。
10週 バレーボールゲーム(リーグ戦)[8-10] ラリーの中で、三段攻撃ができる。指示を出すことができる。
11週 水泳(3泳法の練習)[11-12] クロール・・・水面で肘を高く上げることができ、呼吸をうまくすることができる。
平泳ぎ・・・キックと手のかきのリズムをつかむことができる。
背泳ぎ・・・小指から入水することができ、規則正しい呼吸ができる。
12週 水泳(3泳法の練習)[11-12] クロール・・・水面で肘を高く上げることができ、呼吸をうまくすることができる。
平泳ぎ・・・キックと手のかきのリズムをつかむことができる。伸びる事ができる。
背泳ぎ・・・小指から入水することができ、規則正しい呼吸ができる。
13週 水泳(タイム測定)[13] 正しいフォームで、スピードのある泳ぎができる。
14週 水泳(遠泳)[14] 仲間と励まし合いながら最後まで諦めず泳ぎ切ることができる。
15週 器械運動(マット運動)・ダンス[15-16] 器械運動・・・倒立、前転・後転など基本の形ができる。
ダンス・・・恥ずかしがらずに、リズムに乗りステップを踏める。
16週
後期
3rdQ
1週 器械運動(マット運動)・ダンス[15-16] 器械運動・・・倒立、前転・後転など基本の形からの応用ができる。
ダンス・・・アイデアを出すことができる。
2週 器械運動(跳び箱運動)・ダンス[17-18] 器械運動・・・開脚とびができる。
ダンス・・・アイデアをことができる。
3週 器械運動(跳び箱運動)・ダンス[17-18] 器械運動・・・かかえ込みとび、台上前転ができる。
ダンス・・・アイデアを出すことができる。
4週 器械運動(鉄棒)・ダンス[19-20] 器械運動・・・逆上がりができる。
ダンス・・・指示を出し、グループをまとめる事ができる。
5週 器械運動(鉄棒)・ダンス[19-20] 器械運動・・・後方支持、前方支持、膝掛け上がりができる。
ダンス・・・指示を出し、グループをまとめる事ができる。
6週 器械運動(総合評価)・ダンス[21-22] 器械運動・・・すべての種目の応用ができる。仲間と教え合うことができる。
ダンス・・・指示を出し、グループをまとめる事ができる。
7週 器械運動(総合評価)・ダンス[21-22] 器械運動・・・すべての種目の応用ができる。仲間と教え合うことができる。
ダンス・・・指示を出し、グループをまとめる事ができる。
8週 バスケット・サッカー(基礎練習)[23-24] バスケットボール・・・正確なパスができる。
セットシュート、レイアップシュートができる。
サッカー・・・インサイドキックができる。
4thQ
9週 バスケット・サッカー(基礎練習)[23-24] バスケットボール・・・素早いドリブルができる。セットシュート、レイアップシュートができる。
サッカー・・・インステップキックができる。
10週 バスケット・サッカー(集団練習)[25-26] バスケットボール・・・走りながらパスができる。
パスからのセットシュート・レイアップシュートができる。仲間と協力し、アイデアを出しながら練習ができる。
サッカー・・・止まっているパス相手に狙ってボールを蹴ることができる。
11週 バスケット・サッカー(集団練習)[25-26]
長距離走
バスケットボール・・・手元を見ずドリブルができる。パスからのセットシュート・レイアップシュートができる。仲間と協力し、アイデアを出しながら練習ができる。
サッカー・・・パス相手の動きを見てボールを蹴ることができる。仲間と協力しアイデアを出しながら練習ができる。
長距離走・・・自分のペースで走ることができる。
12週 バスケット・サッカーゲーム(リーグ戦)[27-30]
長距離走
バスケットボール・・・自分からあいているスペースを見つけて動くことができる。試合の中でレイアップシュートができる。
サッカー・・・パスからシュートへの連係プレーができる。
長距離走・・・自分のペースで走ることができる。
13週 バスケット・サッカーゲーム(リーグ戦)[27-30]
長距離走
バスケットボール・・・自分からあいているスペースを見つけて動くことができる。試合の中でレイアップシュートができる。
サッカー・・・パスからシュートへの連係プレーができる。
長距離走・・・定められた距離を走りきることができる。
14週 バスケット・サッカーゲーム(リーグ戦)[27-30]
長距離走
バスケットボール・・・集団技能を用いてゲームができる。
サッカー・・・集団技能を用いてゲームができる。
長距離走・・・定められた距離を走りきることができる。
15週 バスケット・サッカーゲーム(リーグ戦)[27-30]
長距離走
バスケットボール・・・集団技能を用いてゲームができる。
サッカー・・・集団技能を用いてゲームができる。
長距離走・・・定められた距離を走りきることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他出席合計
総合評価割合5000200030100
基礎的能力5000200030100
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000