電子回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 電子回路Ⅱ
科目番号 N4041 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD エネルギー・環境コース 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:篠田庄司 監修,田丸雅夫,藤川孝 著「図でよくわかる電子回路」(コロナ社)
担当教員 谷本 壮

到達目標

【到達目標】
1. トランジスタなどの能動素子の動作量を求めることができる。
2. 種々の電子回路の基本構成と動作原理を説明できる。
3. 種々の電子回路の動作量,素子の値などを計算できる。
4. 演算増幅器の特性などを説明できる。
5. 演算増幅器を用いた回路の動作量などを計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1能動素子の動作量の導出方法を説明でき,動作量を求めることができる。能動素子の動作量を求めることができる。能動素子の動作量を求めることができない。
評価項目2電子回路の構成と動作原理を説明できる。基本的な電子回路の基本構成と動作原理を説明できる。種々の電子回路の基本構成と動作原理を説明できない。
評価項目3電子回路の動作量を求めることができ,素子の選定ができる。基本的な電子回路の動作量,素子の値などを計算できる。 種々の電子回路の動作量,素子の値などを計算できない。
評価項目4理想演算増幅器の特性などを説明でき,演算増幅器と理想演算増幅器の特性の違いを説明できる。理想演算増幅器の特性などを説明できる。理想演算増幅器の特性などを説明できない。
評価項目5理想演算増幅器を多段接続した回路の動作量などを求めることができる。理想演算増幅器を用いた回路の動作量などを計算できる。理想演算増幅器を用いた回路の動作量などを計算できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 トランジスタ基本回路について学んだ「電子回路I」に引き続き,ここでは種々の電子回路の基本構成について基礎知識を習得するとともに,これら電子回路の動作特性を調べるための考え方および方法について学習する。これらの学習を通して,様々な電子回路の設計に取り組むことの出来る基礎能力を養うことを目標としている。
授業の進め方・方法:
 教科書および配布資料を主として講義を行う。より講義内容を理解させるために演習問題を自主学習する演習を行うことで計算能力や知識の向上を図る。グループ学習も取り入れる。これにより自分の直面している問題を人に伝える能力や人の困りを理解する能力を育てる。演習等が時間内に終了しない場合には課題として後日提出してもらう。
注意点:
【成績評価の方法・基準】
 試験の成績80%,平素の学習状況(課題・小テスト・レポート等を含む)を20%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,通年科目における後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

【事前・事後学習】
 事前学習として教科書を読み予習を行い授業に臨むこと。また,事後学習として授業内で指示した課題を提出すること。その課題とした演習問題については,周りの学生とデッスカッションするなど,自分なりの解答を提出をすること。

【履修上の注意】
 2年の電気基礎,3年の電気回路I,電子回路Iで学習した知識が必要である。電子回路Iで学んだトランジスタに関する特性等の基礎知識の他に等価回路等は必要である。立式には,キルヒホッフの法則の他各種電気回路の立式の知識が必要である。回路の特性計算では,連立方程式の解法など数学の式操作技術が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 トランジスタを用いた基本増幅回路について演習を通して学ぶ。 トランジスタを用いた基本増幅回路を等価回路に置き換えることができ,動作量を求めることができる。
2週 トランジスタを用いた基本増幅回路について演習を通して学ぶ。 トランジスタを用いた基本増幅回路を等価回路に置き換えることができ,動作量を求めることができる。
3週 トランジスタを用いた基本増幅回路について演習を通して学ぶ。 トランジスタを用いた基本増幅回路を等価回路に置き換えることができ,動作量を求めることができる。
4週 負帰還増幅回路の動作原理や動作特性を求めるときの基本的な考え方について学ぶ。 負帰還増幅回路の動作原理について説明でき,動作特性を求めることができる。
5週 負帰還増幅回路の動作原理や動作特性を求めるときの基本的な考え方について学ぶ。 負帰還増幅回路の動作原理について説明でき,動作特性を求めることができる。
6週 演算増幅器について,動作原理,特徴について学ぶ。 演算増幅器について説明でき,演算増幅器を用いた回路について計算できる。
7週 演算増幅器について,動作原理,特徴について学ぶ。 演算増幅器について説明でき,演算増幅器を用いた回路について計算できる。
8週 中間試験:これまでの理解度の確認
2ndQ
9週 演算増幅器について,動作原理,特徴について学ぶ。 演算増幅器について説明でき,演算増幅器を用いた回路について計算できる。
10週 電力増幅回路について,動作原理,特徴について学ぶ。 電力増幅回路について説明でき計算できる。
11週 電力増幅回路について,動作原理,特徴について学ぶ。 電力増幅回路について説明でき計算できる。
12週 発振回路について,動作原理,特徴について学ぶ。 発振回路の動作原理について説明でき,動作特性を求めることができる。
13週 発振回路:発振回路について,動作原理,特徴について学ぶ。 発振回路の動作原理について説明でき,動作特性を求めることができる。
14週 変調および復調回路:変調および復調回路について,動作原理,特徴について学ぶ。 変調および復調回路について説明でき計算できる。
15週 変調および復調回路:変調および復調回路について,動作原理,特徴について学ぶ。 変調および復調回路について説明でき計算できる。
16週
後期
3rdQ
1週 トランジスタ増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 トランジスタ増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
2週 トランジスタ増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 トランジスタ増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
3週 トランジスタ増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 トランジスタ増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
4週 トランジスタ増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 トランジスタ増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
5週 トランジスタ増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 トランジスタ増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
6週 負帰還増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 負帰還増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
7週 各種増幅回路:負帰還増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 負帰還増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
8週 中間試験:これまでの理解度の確認
4thQ
9週 負帰還増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 負帰還増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
10週 発振回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 発振回路の応用回路について説明でき,計算できる。
11週 発振回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 発振回路の応用回路について説明でき,計算できる。
12週 演算増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 演算増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
13週 演算増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 演算増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
14週 演算増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 演算増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
15週 演算増幅回路の応用回路について演習を通して学ぶ。 演算増幅回路の応用回路について説明でき,計算できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電子回路バイポーラトランジスタの特徴と等価回路を説明できる。3前1,前2,前4,前5,前6
FETの特徴と等価回路を説明できる。3前3
利得、周波数帯域、入力・出力インピーダンス等の増幅回路の基礎事項を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9
演算増幅器の特性を説明できる。3前6,前7,前9,後12,後13,後14,後15
演算増幅器を用いた基本的な回路の動作を説明できる。3前6,前7,前9,後12,後13,後14,後15
発振回路の特性、動作原理を説明できる。3前12,前13,後10,後11
変調・復調回路の特性、動作原理を説明できる。3前14,前15

評価割合

試験課題・レポート合計
総合評価割合8020100
基礎的能力20020
専門的能力602080
分野横断的能力000