到達目標
1.機械(ロボット)の機能・構成・構造を理解できる。
2.与えられた仕様・性能を満足する機械(ロボット)を設計できる。
3.CADを用いてJIS規格に沿って機械(ロボット)を製図できる。
4.図面や作成物などの課題を期限内に提出できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自分の力でCADを用いてJIS規格に沿って機械(ロボット)を製図できる。 | 指導を受けながらCADを用いてJIS規格に沿って機械(ロボット)を製図できる。 | CADを用いてJIS規格に沿って機械(ロボット)を製図できない。 |
評価項目2 | 機械(ロボット)の機能・構成・構造を他人に説明できる。 | 機械(ロボット)の機能・構成・構造を理解できる。 | 機械(ロボット)の機能・構成・構造を理解できない。 |
評価項目3 | 自分の力で与えられた仕様・性能を満足する機械(ロボット)を設計できる。 | 指導を受けながら与えられた仕様・性能を満足する機械(ロボット)を設計できる。 | 与えられた仕様・性能を満足する機械(ロボット)を設計できない。 |
評価項目4 | 当初設定された期限内に図面や作成物などの課題を提出できる | 当初設定された期限内に提出できないが、最終期限内に図面や作成物などの課題を提出できる | 当初設定された期限内、さらに最終期限内に図面や作成物などの課題を提出できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目では、企業で機械の設計開発に従事していた教員が、その経験を活かし、実務に即した設計製図の考え方・手法について講義及び実習形式で授業を行うものです。機械(ロボット)を合理的かつ経済的に製作するための設計・製図の基礎を修得させ、社会に貢献できる機械(ロボット)をデザインできる技術者の育成を目指す。具体的には機械(ロボット)、それらを構成する共通の部品や機械要素の機能の理解、設計手法の修得、製作に必要な図面の作成方法の修得を目指す。
授業の進め方・方法:
ねじジャッキ、歯車減速装置、車輪移動ロボット、ロボットアームなどの機械(ロボット)を、学習の題材として取り上げる。各題材毎に、題材の設計・製図について講義形式で説明後、演習形式で設計・製図を行う。また、題材によっては、作成した図面を基に作品(実機)を製作してその性能評価を行う。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
本科目は課題で評価する。課題については、各題材毎に設計書や図面や作品(実機)などを提出させて、提出物で評価する。技術者が身につけるべき専門基礎として、機械(ロボット)に関する理解度、設計計算の方法、製図の正確さ、作品(実機)の仕上がりを評価する。なお、提出物が提出期限未遵守の場合、減点して評価する。また、提出物が全て提出されていない場合には、単位を認定しない。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 講義(設計、設計プロセス) 設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
設計、設計プロセスを理解する。 歯車減速装置の機能・構造を理解する。
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2週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
歯車減速装置の設計計算書を作成する。
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3週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
歯車減速装置の設計計算書を作成する。
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4週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
歯車減速装置の設計計算書を作成する。
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5週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
歯車減速装置の設計計算書をレビューし、完成させる。
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6週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
歯車減速装置の設計計算書をレビューし、完成させる。
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7週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、歯車減速装置の部品図を作成する。
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8週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、歯車減速装置の部品図を作成する。
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2ndQ |
9週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、歯車減速装置の部品図を作成する。
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10週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、歯車減速装置の部品図を作成する。
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11週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、歯車減速装置の組立図を作成する。
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12週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、歯車減速装置の組立図を作成する。
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13週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、歯車減速装置の組立図を作成する。
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14週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
歯車減速装置の組立図及び部品図をレビューし、完成させる。
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15週 |
設計・製図演習(題材:歯車減速装置) |
歯車減速装置の組立図及び部品図をレビューし、完成させる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
ロボットアームの機能・構造を理解する。
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2週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
オリジナルロボットアームの企画
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3週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
オリジナルロボットアームの企画
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4週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
オリジナルロボットアームの内容発表
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5週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
ロボットアームの設計書を作成する。
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6週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
ロボットアームの設計書を作成する。
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7週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
ロボットアームの設計書を作成する。
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8週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
ロボットアームの設計書をレビューし、完成させる。
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4thQ |
9週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、ロボットアームの組立図及び部品図を作成する。
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10週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、ロボットアームの組立図及び部品図を作成する。
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11週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、ロボットアームの組立図及び部品図を作成する。
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12週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、ロボットアームの組立図及び部品図を作成する。
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13週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
3D-CAD及び2D-CADを用いた製図により、ロボットアームの組立図及び部品図を作成する。
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14週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
ロボットアームの組立図及び部品図をレビューし、完成させる。
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15週 |
設計・製図演習(題材:ロボットアーム) |
ロボットアームの組立図及び部品図をレビューし、完成させる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 設計計算書・図面・作品(実機) | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 |
専門的能力 | 80 | 80 |
分野横断的能力 | 10 | 10 |