概要:
地盤工学は,建設工学の専門基礎科目の最重要科目の一つである。土の基本的性質や物理的性質を中心とした専門的基礎知識の習得を目標とする。土構造物を設計施工するために必要となる力学的な基礎知識を学ぶ。実際の現場で土を取り扱う場合を想定し土質試験法と結びつけて解説している。建設技術者としての専門的基礎知識を習得することができる。
授業の進め方・方法:
前回に実施した授業の小テストをおこない。次に、講義形式で授業を進める。授業範囲の区切りの良いところで課題(演習問題)を与え、班ごとに教え会い班の代表者が回答し説明を行う(アクティブラーニング)。詳細は授業計画のとおり。
注意点:
【成績評価の基準・方法】試験の成績70%,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を30%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。【事前・事後学習】事前学習として教科書の該当部分(事前に説明)を読んだうえで理解が難しかった部分を抜き出して授業に臨むこと。また、事後学習として授業で指示した課題を提出すること。課題や演習問題については、他の学生とデスカッションしたりして、自分なりの回答を提出すること。【履修上の注意】この科目を履修するにあたり、工業数学や物理学の内容を良く理解しておくこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
土の基本的性質[1-7]:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を学ぶ。 |
土の基本的性質:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を説明できる。
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2週 |
土の基本的性質[1-7]:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を学ぶ。 |
土の基本的性質:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を説明できる。
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3週 |
土の基本的性質[1-7]:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を学ぶ。 |
土の基本的性質:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を説明できる。
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4週 |
土の基本的性質[1-7]:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を学ぶ。 |
土の基本的性質:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を説明できる。
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5週 |
土の基本的性質[1-7]:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を学ぶ。 |
土の基本的性質:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を説明できる。
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6週 |
土の基本的性質[1-7]:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を学ぶ。 |
土の基本的性質:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を説明できる。
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7週 |
土の基本的性質[1-7]:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を学ぶ。 |
土の基本的性質:間隙比,含水比,比重,飽和度,単位体積重量,土粒子密度,相対密度を説明できる。
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8週 |
土の分類[8-13]:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を学ぶ。 |
土の分類:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
土の分類[8-13]:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を学ぶ。 |
土の分類:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を説明できる。
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10週 |
土の分類[8-13]:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を学ぶ。 |
土の分類:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を説明できる。
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11週 |
土の分類[8-13]:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を学ぶ。 |
土の分類:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を説明できる。
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12週 |
土の分類[8-13]:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を学ぶ。 |
土の分類:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を説明できる。
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13週 |
土の分類[8-13]:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を学ぶ。 |
土の分類:粒度,コンシステンシー限界,工学的分類(日本統一)(AASHTO)を説明できる。
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14週 |
土の締固め[14-15]:目的・機構と試験法,影響要因を学ぶ。 |
土の締固め:目的・機構と試験法,影響要因を説明できる。
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15週 |
土の締固め[14-15]:目的・機構と試験法,影響要因を学ぶ。 |
土の締固め:目的・機構と試験法,影響要因を説明できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
地盤調査[16-19]:地盤調査の目的と方法,サウンディング,サンプリングについて学ぶ。 |
地盤調査:地盤調査の目的と方法,サウンディング,サンプリングについて説明できる。
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2週 |
地盤調査[16-19]:地盤調査の目的と方法,サウンディング,サンプリングについて学ぶ。 |
地盤調査:地盤調査の目的と方法,サウンディング,サンプリングについて説明できる。
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3週 |
地盤調査[16-19]:地盤調査の目的と方法,サウンディング,サンプリングについて学ぶ。 |
地盤調査:地盤調査の目的と方法,サウンディング,サンプリングについて説明できる。
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4週 |
地盤調査[16-19]:地盤調査の目的と方法,サウンディング,サンプリングについて学ぶ。 |
地盤調査:地盤調査の目的と方法,サウンディング,サンプリングについて説明できる。
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5週 |
透水と排水[20-23]:透水の原理、室内・現場透水試験を学ぶ。 |
透水と排水:透水の原理、室内・現場透水試験,浸透流の基本方程式を理解している。
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6週 |
透水と排水[20-23]:透水の原理、室内・現場透水試験を学ぶ。 |
透水と排水:透水の原理、室内・現場透水試験,浸透流の基本方程式を理解している。
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7週 |
透水と排水[20-23]:透水の原理、室内・現場透水試験を学ぶ。 |
透水と排水:透水の原理、室内・現場透水試験,浸透流の基本方程式を理解している。
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8週 |
透水と排水[20-23]:透水の原理、室内・現場透水試験を学ぶ。 |
透水と排水:透水の原理、室内・現場透水試験,浸透流の基本方程式を理解している。
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4thQ |
9週 |
土被圧 [24-27]:有効応力と間隙水圧,パイピングとクイックサンド学ぶ。 |
土被圧:有効応力と間隙水圧,パイピングとクイックサンドを理解している。
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10週 |
土被圧 [24-27]:有効応力と間隙水圧,パイピングとクイックサンド学ぶ。 |
土被圧:有効応力と間隙水圧,パイピングとクイックサンドを理解している。
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11週 |
土被圧 [24-27]:有効応力と間隙水圧,パイピングとクイックサンド学ぶ。 |
土被圧:有効応力と間隙水圧,パイピングとクイックサンドを理解している。
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12週 |
土被圧 [24-27]:有効応力と間隙水圧,パイピングとクイックサンド学ぶ。 |
土被圧:有効応力と間隙水圧,パイピングとクイックサンドを理解している。
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13週 |
弾性地盤内の応力 [28-30]:点・台形・長方形荷重による増加応力の求め方を学ぶ。 |
弾性地盤内の応力:点・台形・長方形荷重による増加応力の求め方を理解している。
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14週 |
弾性地盤内の応力 [28-30]:点・台形・長方形荷重による増加応力の求め方を学ぶ。 |
弾性地盤内の応力:点・台形・長方形荷重による増加応力の求め方を理解している。
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15週 |
弾性地盤内の応力 [28-30]:点・台形・長方形荷重による増加応力の求め方を学ぶ。 |
弾性地盤内の応力:点・台形・長方形荷重による増加応力の求め方を理解している。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 地盤 | 土の生成、基本的物理量、構造などについて、説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
土の粒径・粒度分布やコンシステンシーを理解し、地盤材料の工学的分類に適用できる。 | 4 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
土の締固め特性を説明できる。 | 4 | 前14,前15 |
ダルシーの法則を説明できる。 | 4 | 後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12 |
透水係数と透水試験について、説明できる。 | 4 | 後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12 |
透水力による浸透破壊現象を説明できる。 | 3 | 後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12 |
地盤内応力を説明できる。 | 4 | 後13,後14,後15 |
有効応力の原理を説明できる。 | 4 | 後13,後14,後15 |
地盤調査の分類と内容について、説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4 |