建設社会学

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 建設社会学
科目番号 V4066 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 SD まちづくり・防災コース 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 プリントを適宜配布
担当教員 三橋 修

到達目標

1)建設業界の就職するためのキャリアプランについて理解する
2)実務経験者の話を通して、今後のあるべき姿について目標を立てることができる
3)建設業界における技術者倫理、知財教育等について理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
建設業界のキャリアプランについて自分自身のキャリアプランについて、具体的に文章で示すことができる。自分自身のキャリアプランについて、道筋について書くことができる。社会おける建設業の位置づけを理解していない。
建設業の技術者倫理について建設業で想定される倫理上の問題点について述べることができる建設業で想定される倫理上の問題点について、周囲と相談しながら述べることができる建設業で想定される倫理上の問題点について、述べることができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 (C) 説明 閉じる
基準1(2)の知識・能力 基準1(2)(b) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1)建設業界の就職するためのキャリアプランについて学修する
2)実務経験者の話を通して、進路を考える上での重要参考資料とする
3)建設業界における技術者倫理、知財教育等について学修する
授業の進め方・方法:
授業は集中講義形式で行うこととする。毎回レポートを提出する。出席点とレポート点の合計を平常点として、40点分を占める。また、最後に試験を行い、60点分を評価する。合計100点で評価を行う。
注意点:
日程につきましては、詳細が決まり次第適宜連絡いたします。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要の説明 授業内容を理解する。
2週 過去の就職状況の概要等 過去の就職状況について理解する。
3週 社会人基礎力の向上について 社会人基礎力について必要な項目を理解する。
4週 1年間のスケジュール作成 就職活動に備え、どのようなことを行う必要があるのか理解する。
5週 建設業種説明会Ⅰ(社会人講師:複数社を招く)
・インターンシップで期待すること
・技術者倫理
・建設業界の各業種の概要説明
インターンシップで学ぶべきことを理解する。
6週 建設業種説明会Ⅰ(社会人講師:複数社を招く)
・インターンシップで期待すること
・技術者倫理
・建設業界の各業種の概要説明
インターンシップで学ぶべきことを理解する。
7週 建設業種説明会Ⅰ(社会人講師:複数社を招く)
・インターンシップで期待すること
・技術者倫理
・建設業界の各業種の概要説明
建設業界の体系について理解する。
8週 建設業種説明会Ⅰ(社会人講師:複数社を招く)
・インターンシップで期待すること
・技術者倫理
・建設業界の各業種の概要説明
建設業における倫理観について理解する。
2ndQ
9週 建設業種説明会Ⅱ(社会人講師:複数社を招く)
・インターンシップで期待すること
・技術者倫理
・建設業界の各業種の概要説明
インターンシップで学ぶべきことを理解する。
10週 建設業種説明会Ⅱ(社会人講師:複数社を招く)
・インターンシップで期待すること
・技術者倫理
・建設業界の各業種の概要説明
建設業界の体系について理解する。
11週 建設業種説明会Ⅱ(社会人講師:複数社を招く)
・インターンシップで期待すること
・技術者倫理
・建設業界の各業種の概要説明
建設業における倫理観について理解する。
12週 建設業種説明会Ⅱ(社会人講師:複数社を招く)
・インターンシップで期待すること
・技術者倫理
・建設業界の各業種の概要説明
建設業における倫理観について理解する。
13週 ・インターンシップ目標の作成
・ビジネスマナー研修
インターンシップでの目標の立て方を理解する
14週 ・インターンシップ目標の作成
・ビジネスマナー研修
ビジネスマナーを理解する
15週 前期試験 理解度を確認する
16週
後期
3rdQ
1週 インターンシップ報告会 自身がインターンシップで得たことを他人に分かりやすく説明する
2週 インターンシップ報告会 自身がインターンシップで得たことを他人に分かりやすく説明する
3週 インターンシップ報告会 他者が行った実習内容を理解する
4週 インターンシップ報告会 他者が行った実習内容を理解する
5週 インターンシップ振り返り 自身および他者のインターンシップ発表会内容を振り返り、必要なことを書面に記す
6週 インターンシップ振り返り 自身および他者のインターンシップ発表会内容を振り返り、必要なことを書面に記す
7週 建設業種説明会Ⅲ(社会人講師:経営者クラスを招く)
・社会で働くということ
・技術者倫理、業種説明
建設業で働くことの意義を理解する
8週 建設業種説明会Ⅲ(社会人講師:経営者クラスを招く)
・社会で働くということ
・技術者倫理、業種説明
建設業で働くことの意義を理解する
4thQ
9週 建設業種説明会Ⅲ(社会人講師:経営者クラスを招く)
・社会で働くということ
・技術者倫理、業種説明
建設業における倫理観を理解する
10週 建設業種説明会Ⅳ(社会人講師:経営者クラスを招く)
・社会で働くということ
・技術者倫理、業種説明
建設業における倫理観を理解する
11週 建設業種説明会Ⅳ(社会人講師:経営者クラスを招く)
・社会で働くということ
・技術者倫理、業種説明
建設業で働くことの意義を理解する
12週 建設業種説明会Ⅳ(社会人講師:経営者クラスを招く)
・社会で働くということ
・技術者倫理、業種説明
建設業で働くことの意義を理解する
13週 知財教育 建設業における知財を理解する
14週 知財教育 建設業における知財を理解する
15週 学年末試験 理解度を確認する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前6,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前6,前7,前8,前9,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3後13,後14
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3後13,後14
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3後13,後14
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3後13,後14
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後12
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後12
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3前1,後2,後3,後4,後5,後6
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3前2,後2,後3,後4,後5,後6
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後12
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後12
専門的能力分野別の専門工学建設系分野施工・法規施工計画の基本事項を説明できる。2後1,後2,後3,後4,後5
品質管理、原価管理、工程管理、安全衛生管理、環境管理の仕組みについて、説明できる。2後1,後2,後3,後4,後5
建設機械の概要を説明できる。3

評価割合

試験レポート出席点合計
総合評価割合603010100
基礎的能力20101040
専門的能力2010030
分野横断的能力2010030