化学計算演習

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 化学計算演習
科目番号 T3021 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 SD 新素材・生命コース 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:「化学基礎」,「化学」(数研出版),「新訂エクセル化学総合版」(実教出版),配布プリント
担当教員 安川 雅啓

到達目標

1.物質量の定義を理解し、溶液濃度および溶解度の計算ができる
2.化学反応における量論計算ができる
3.熱化学方程式を使った反応熱の計算ができる
4.気体の法則を理解し、理想気体の状態方程式を使った計算ができる。
5.混合気体の分圧の計算ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1物質量および溶液濃度などの計算ができ、応用問題に対応できる物質量および溶液濃度などの基本的な計算ができる物質量および溶液濃度などの基本的な計算ができない
評価項目2化学変化による量論関係の計算ができ、応用問題に対応できる化学変化による量論関係の計算ができる化学変化による量論関係の計算ができない
評価項目3気体の法則を理解し、状態方程式を使った計算ができ、応用問題に対応できる気体の法則を理解し、状態方程式を使った計算ができる気体の状態方程式を使った計算ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
化学を専門的に学習していく上で必要となる専門基礎として、物質量や化学量論を理解し、各種濃度計算や量論計算、状態方程式を使った計算などを演習を中心として身に付ける。
授業の進め方・方法:
化学Ⅰ、化学Ⅱで使用した教科書を参考にしながら、問題集やプリントを中心に演習を行う。また、小テストなどにより理解度を確認する。
注意点:
試験の成績80%、平素の学習状況(課題、小テスト等)20%の割合で総合的に評価する。学年の評価は前学期中間と前学期末の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として、到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 物質量とモルについて学習する。 原子量、分子量、式量、および物質量の計算ができる
2週 物質量とモルについて学習する。 原子量、分子量、式量、および物質量の計算ができる
3週 各種溶液濃度と溶解度について学習する。 溶液濃度の表し方を理解し、溶液濃度や溶解度の計算ができる
4週 各種溶液濃度と溶解度について学習する。 溶液濃度の表し方を理解し、溶液濃度や溶解度の計算ができる
5週 各種溶液濃度と溶解度について学習する。 溶液濃度の表し方を理解し、溶液濃度や溶解度の計算ができる
6週 化学反応における量論計算について学習する。 化学反応式の組み立てができ、化学反応式から反応の量論関係が計算できる
7週 化学反応における量論計算について学習する。 化学反応式の組み立てができ、化学反応式から反応の量論関係が計算できる
8週 化学反応における量論計算について学習する。 化学反応式の組み立てができ、化学反応式から反応の量論関係が計算できる
2ndQ
9週 ヘスの法則と熱化学方程式を使った計算について学習する。 ヘスの法則を理解し、熱化学方程式を使った計算ができる
10週 ヘスの法則と熱化学方程式を使った計算について学習する。 ヘスの法則を理解し、熱化学方程式を使った計算ができる
11週 気体の法則と理想気体の状態方程式を使った計算について学習する。 気体の法則を理解し、理想気体の状態方程式を使った計算ができる
12週 気体の法則と理想気体の状態方程式を使った計算について学習する。 気体の法則を理解し、理想気体の状態方程式を使った計算ができる
13週 気体の法則と理想気体の状態方程式を使った計算について学習する。 気体の法則を理解し、理想気体の状態方程式を使った計算ができる
14週 混合気体の分圧計算について学習する。 混合気体の分圧の計算ができる
15週 混合気体の分圧計算について学習する。 混合気体の分圧の計算ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。4前11,前12,前13
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野物理化学気体の法則を理解して、理想気体の方程式を説明できる。4前11,前12,前13
混合気体の分圧の計算ができる。4前14,前15

評価割合

試験平素の学習状況合計
総合評価割合8020100
基礎的能力501060
専門的能力301040
分野横断的能力000