到達目標
1.高分子材料の歴史、用途について理解する。
2.高分子材料の種類や性質について理解する。
3.代表的な高分子の合成(重合)法およびその機構について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
高分子材料の物性 | 高分子材料の物性について詳細に説明できる。 | 高分子材料の物性について説明できる。 | 高分子材料の物性について説明できない。 |
高分子材料の合成 | 高分子材料の合成について詳細に説明できる。 | 高分子材料の合成について説明できる。 | 高分子材料の合成について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
身の回りに存在する有機材料はどのように合成されているか、またその種類と性質、解析法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
配布資料をもとに、授業計画に従い講義を行う。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
試験の成績を90%,課題・小テスト・レポート等を10%の割合で総合的に評価する。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
【事前・事後学習】
事後学習として授業内で指示した課題を実施すること。
【履修上の注意】
本科目は特に有機化学IおよびIIに関連する科目となる
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
有機・高分子材料とは何か学ぶ。 |
有機材料、高分子材料とはどういうものか説明できる。
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2週 |
高分子材料の用途について学ぶ。 |
高分子材料の用途について説明できる。
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3週 |
高分子の化学構造の基礎について学ぶ。 |
高分子の命名法、化学構造、立体規則性を説明できる。
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4週 |
高分子の分子量と分子量分布について学ぶ。 |
各種平均分子量と分子量分布について説明できる。
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5週 |
高分子の合成について学ぶ。 |
高分子合成法(重合反応)の基礎的事項と特徴を理解し、説明できる。
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6週 |
重縮合について学ぶ。 |
重縮合について説明できる
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7週 |
重縮合について学ぶ。 |
重縮合について説明できる
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8週 |
重付加について学ぶ。 |
重付加について説明できる
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4thQ |
9週 |
重付加について学ぶ。 |
重付加について説明できる
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10週 |
ラジカル重合について学ぶ。 |
ラジカル重合について理解する。
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11週 |
ラジカル重合について学ぶ。 |
ラジカル重合について理解する。
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12週 |
イオン重合について学ぶ。 |
カチオン重合、アニオン重合、リビング重合を説明できる。
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13週 |
イオン重合について学ぶ。 |
カチオン重合、アニオン重合、リビング重合を説明できる。
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14週 |
高分子特性解析(GPC)について学ぶ。 |
高分子特性解析(GPC)について説明できる。
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15週 |
高分子の熱的性質の評価・解析について学ぶ。 |
TG/DTAやDSCによる高分子材料の熱的性質の評価法について説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 有機材料 | 代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。 | 4 | 後1 |
化学・生物系分野 | 有機化学 | 高分子化合物がどのようなものか説明できる。 | 4 | 後1 |
代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。 | 4 | 後2,後3,後4 |
高分子の分子量、一次構造から高次構造、および構造から発現する性質を説明できる。 | 4 | 後4,後14 |
高分子の熱的性質を説明できる。 | 4 | 後14,後15 |
重合反応について説明できる。 | 4 | 後5,後6,後7,後8,後9 |
重縮合・付加重合・重付加・開環重合などの代表的な高分子合成反応を説明でき、どのような高分子がこの反応によりできているか区別できる。 | 4 | 後5,後6,後7,後8,後9 |
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の反応を説明できる。 | 4 | 後10,後11,後12,後13 |
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の特徴を説明できる。 | 4 | 後10,後11,後12,後13 |
評価割合
| 試験 | 課題、小テスト、レポート | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 45 | 5 | 50 |
専門的能力 | 45 | 5 | 50 |