概要:
【授業の目標等】
化学技術者が身につけるべき専門基礎として,情報化学Iに引き続き,化学の分野で現れる様々なデータとその処理を表計算を通じて習得する。またグラフによる適切なデータ表現についても習得する。
授業の進め方・方法:
本授業は講義とともにPCを用いた実践的な手法で進めていく。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
試験の成績60%,課題からなる平常点40% の割合で総合的に評価する。評価は後期中間と前期末の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
【事前・事後学習】
本科目は学修単位であり,自習30時間分に相当する事前・事後学習を要する。これに見合う課題を適宜出題するので,真摯に取り組み,自身で熟慮して回答したうえで〆切厳守で提出すること。
【履修上の注意】
この科目を履修するにあたり,1年生の化学ⅠAおよび化学ⅠB,2年生の化学Ⅱ, 3年生の分析化学と物理化学I,4年生の機器分析の内容を十分に理解しておくこと。また,本授業では主にMicrosoft社製Excelを利用するので各自のPCで利用できる環境を整えておくこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
化学分野における情報セキュリティ QC7つ道具について学ぶ |
化学分野の技術者になるにあたり,必要な情報セキュリティの知識を得て,正しい行動をとることができる。 ヒストグラムの原理を理解し、自分で作成できる。
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2週 |
QC7つ道具について学ぶ |
工程能力指数を理解し、自分で計算できる。 管理図の原理を理解し、メディアン管理図を作成できる。
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3週 |
QC7つ道具について学ぶ |
計量値を用いた各種管理図を作成できる。
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4週 |
QC7つ道具について学ぶ |
計数値の管理図の原理を理解する。 計数値を用いた各種管理図を作成できる。
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5週 |
QC7つ道具について学ぶ |
統計的検定の原理を理解する。 母平均検定を計算できる。 計数値の検定を理解し、実際に計算できる。
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6週 |
検査 |
抜取り検査の数値決定方法を理解する。 抜取り検査に関する総合的な演習問題を解ける。
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7週 |
1週目~6週目までの復習 |
1週目~6週目までの復習を通して,ここまでの内容を定着できる
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8週 |
後期中間試験 |
後期中間試験を通してこれまでの内容における到達目標を達成できる。
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4thQ |
9週 |
AIの歴史,AIでできること,今後のAIの方向性,材料開発分野への展開 |
AIの歴史,AIでできること,今後のAIの方向性,材料開発分野への展開について理解できる
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10週 |
回帰分析 |
回帰分析について理解し,材料物性予測に応用できる
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11週 |
識別・分類 |
識別・分類について理解し,材料物性予測に応用できる
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12週 |
クラスタリング |
クラスタリングについて理解し,材料物性予測に応用できる
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13週 |
次元削減 |
次元削減について理解し,材料物性予測に応用できる
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14週 |
次元削減 |
次元削減について理解し,材料物性予測に応用できる
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15週 |
後期9週目~14週目までの復習 |
後期9週目~14週目までの復習を通して,ここまでの内容を定着できる
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 4 | |
技術者倫理 | 技術者倫理 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |