到達目標
1.バイオプロセスの構成を説明できる。
2.酵素の触媒特性を説明できる。
3.酵素反応の反応速度式を説明できる。
4.酵素反応の阻害形式を説明できる。
5.バイオリアクターの形式と特徴、設計式を説明できる。
6.三大消化酵素の工業的な利用例を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | バイオプロセス構成、酵素の触媒特性、反応速度式、阻害形式を理解し、諸計算ができる。 | バイオプロセス構成、酵素の触媒特性、反応速度式、阻害形式を理解している。 | バイオプロセス構成、酵素の触媒特性、反応速度式、阻害形式を理解していない。 |
評価項目2 | 固定化酵素の調製方法、反応の律速過程を理解し、諸計算ができる。 | 固定化酵素の調製方法、反応の律速過程を理解している。 | 固定化酵素の調製方法、反応の律速過程を理解していない。 |
評価項目3 | バイオリアクターの形式と特徴、設計式を理解し、諸計算ができる。 | バイオリアクターの形式と特徴、設計式を理解している。 | バイオリアクターの形式と特徴、設計式を理解していない。 |
評価項目4 | 三大消化酵素の工業的な利用例を詳しく理解している。 | 三大消化酵素の工業的な利用例を理解している。 | 三大消化酵素の工業的な利用例を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生体触媒である酵素は様々な分野で利用されるに至っている。本講義では,バイオプロセス構成、酵素触媒特性、酵素反応速度論、固定化酵素、バイオリアクター並びに酵素利用技術に関する専門知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義資料・配布プリントをもとに,演習課題を取り入れた講義形式で授業を行う。
注意点:
【成績評価の基準・方法】試験の成績80%,演習課題等からなる平常点20%の割合で総合的に評価する。学年の評価は後学期中間と後学期末の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
【事前・事後学習】事前に配布する講義資料、課題を学習すること。また、作成課題を事後復習すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.バイオプロセスの構成[1]:バイオプロセスの構成について学ぶ。 |
バイオプロセスの構成を理解している。
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2週 |
2.酵素の触媒特性[2]:酵素の触媒特性について学ぶ。 |
酵素の触媒特性を理解している。
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3週 |
3.酵素の反応速度論[3-9]:酵素の反応速度論について学ぶ。 |
Michaelis-Menten式、動力学定数を理解している。
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4週 |
3.酵素の反応速度論[3-9]:酵素の反応速度論について学ぶ。 |
Lineweaver-Burkプロット等による動力学定数の算出方法を理解している。
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5週 |
3.酵素の反応速度論[3-9]:酵素の反応速度論について学ぶ。 |
酵素反応の阻害形式を理解している。
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6週 |
3.酵素の反応速度論[3-9]:酵素の反応速度論について学ぶ。 |
Lineweaver-Burkプロットによる阻害形式の判定方法を理解している。
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7週 |
3.酵素の反応速度論[3-9]:酵素の反応速度論について学ぶ。 |
阻害定数の算出方法を理解している。
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8週 |
3.酵素の反応速度論[3-9]:酵素の反応速度論について学ぶ。 |
酵素反応の経時変化を理解している。
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4thQ |
9週 |
3.酵素の反応速度論[3-9]:酵素の反応速度論について学ぶ。 |
二基質の酵素反応、酵素の失活速度を理解している。
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10週 |
4.固定化酵素[10-11]:固定化酵素について学ぶ。 |
固定化酵素の調製方法を理解している。
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11週 |
4.固定化酵素[10-11]:固定化酵素について学ぶ。 |
固定化酵素反応の律速過程を理解している。
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12週 |
5.バイオリアクター[12-13]:バイオリアクターについて学ぶ。 |
バイオリアクターの形式と特徴を理解している。
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13週 |
5.バイオリアクター[12-13]:バイオリアクターについて学ぶ。 |
バイオリアクターの設計式を理解している。
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14週 |
6.利用分野[14]:三大消化酵素の利用技術について学ぶ。 |
三大消化酵素の工業的な利用例を理解している。
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15週 |
総まとめ[15]:酵素工学の講義内容を復習する。 |
講義内容の各単元を体系的に理解している。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 演習課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 10 | 60 |
専門的能力 | 30 | 10 | 40 |