概要:
新素材・生命コースでは、化学や生物学の基礎から応用までの幅広い知識をもとにして、高機能材料や生命科学に関する専門的知識と実践的技術を修得し、人類に有益なモノをデザインできることを目標としている。本実験では、無機材料、有機材料、分析化学、計算化学、及びバイオテクロノジーに関する基礎及び専門的実験を行いレポートにまとめることにより、新素材・生命科学に関する高度な知識と実践的実験技術を身につけ、問題解決能力と有益なモノをデザインできる力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
各指導教員による指導のもと、専門分野の基礎及び専門的実験を行い、実験から得られた内容をレポートにまとめ、提出する。実験テーマ及び内容は、下記の中から各指導教員が定める。
(1) 化学物質の反応及びエネルギーに関する理論化学計算(中島)
(2) 金属酸化物の触媒作用に関する測定実験(中林)
(3) 導電性酸化物の合成と電気特性評価(安川)
(4) 多成分酸化物ガラスの作製とその物性測定(三嶋)
(5) 各種材料および反応の基礎物性測定(藤田)
(6) 遷移金属触媒を用いた有機合成(大角)
(7) 大腸菌の培養、河川のTOC測定、有用放線菌の探査(土居)
(8) タンパク質の定量(長山)
(9) ナノ粒子測定実験および評価(秦)
(10) 池水中の生菌数測定(東岡)
注意点:
【成績評価の基準・方法】
レポート(70%)、取組姿勢(30%)の割合で各指導教員が総合的に評価する。技術者が身につけるべき専門基礎として、到達目標に対する達成度をレポート等において評価する。
【事前・事後学習】
指導教員から与えられた課題、及び自ら見出した課題に主体的に取り組む。
【履修上の注意】
この科目を履修するにあたり、新素材・生命コース5年前期までの専門科目について総合的に理解しておくこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション[1]:本実験の全体概要及び目的について説明を受けた後、各指導教員のもとで実験内容について説明を受ける。 |
実験の全体概要・目的を理解し、各実験テーマ及び内容について理解できる。
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2週 |
実験[2]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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3週 |
実験[3]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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4週 |
実験[4]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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5週 |
実験[5]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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6週 |
実験[6]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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7週 |
実験[7]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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8週 |
実験[8]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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4thQ |
9週 |
実験[9]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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10週 |
実験[10]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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11週 |
実験[11]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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12週 |
実験[12]:実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察を行う。 |
実験を行い、必要に応じて調査・解析・考察ができる。
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13週 |
実験レポート作成[13]:実験・解析結果や考察・調査事項をまとめ、実験レポートの作成を行う。 |
実験・解析結果や考察・調査事項をまとめ、実験レポートが作成できる。
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14週 |
実験レポート提出[14]:実験レポートを完成させ、提出する。 |
実験レポートを完成させ、提出できる。
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15週 |
片付け[15]:実験器具等を清掃し、実験室を整理・整頓する。 |
実験器具等を清掃し、実験室を整理・整頓できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 4 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 4 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 4 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 4 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 4 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 4 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 4 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 4 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 4 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 4 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 4 | |
技術者倫理 | 技術者倫理 | 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。 | 3 | |
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。 | 3 | |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 3 | |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 3 | |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 3 | |