概要:
科学の分野で必要とされるプレゼンテーションのため、発表内容の構成法、プレゼンソフトを用いた情報の作成方法を学び、グループ演習や実際の発表演習でそれらの技能を使いこなせる様にする。
授業の進め方・方法:
授業は講師自作の教科書およびプリントを主にし,スライドを併用した講義とする。プレゼンテーションに必要な資料の作り方(内容・図表・パワーポイントの作り方)を説明に、その内容に基づいた課題をパソコン上で実習する。作成した課題はメールにて提出する。また、事業内にて実際のプレゼンテーションを二回行い、講師、及び、学生同士による相互評価を行う。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
成績評価は,2回の発表試験の成績50%,平素の学習状況(レポート、小テスト、課題、相互評価を含む)50%の割合で総合的に評価する。学年の評価は前期中間と前期期末の各期間の評価の平均とする。なお,技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を発表試験等において評価する。
【事前・事後学習】
事前学習として、EXCEL,WORD,POWERPOINTの以前の学年で行った基本部分を適宜復習すること。また,事後学習として授業内で指示した課題を提出すること。その課題とした演習問題については,周りの学生とデッスカッションしたりし,自分なりの解答を提出をすること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
学習・演習(1)[1-2]:内容の組立 プレゼンテーション構成の基本であるSDSとPREPを学び、実際に自分でプレゼン原稿を作成し、二人一組グループ学習で相互発表をする。 |
簡単な自己PRをSDSまたはPREPで作成し、二人一組で話せる。
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2週 |
学習・演習(1)[1-2]:内容の組立 プレゼンテーション構成の基本であるSDSとPREPを学び、実際に自分でプレゼン原稿を作成し、四人一組グループ学習で相互発表をする。 |
進路志望理由をPRをSDSまたはPREPで作成し、四人一組で話せる。および、質問できる。
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3週 |
学習・演習(2)[3-4]:グラフの作成 科学技術で使用されるグラフの描画法、及び、プレゼンテーションにおける見やすいグラフを作成するコツを学び、演習する。 |
科学技術用途のグラフ作成の流儀を理解する。
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4週 |
学習・演習(2)[3-4]:グラフの作成 科学技術で使用されるグラフの描画法、及び、プレゼンテーションにおける見やすいグラフを作成するコツを学び、演習する。 |
科学技術用途のグラフを自分で作成できる。
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5週 |
学習・演習(3)[5-6]:図形の描画法 見やすい図形の描き方を学び、演習する。 |
図形の描画方法を理解する。
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6週 |
学習・演習(3)[5-6]:図形の描画法 見やすい図形の描き方を学び、演習する。 |
装着図などを自分で作成できる。
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7週 |
学習・演習(4)[7]:プレゼンテーションソフトの使い方を学び、演習する。グループ学習で相互発表をする。 |
POWERPOINTの使用方法を思い出す(復習)
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8週 |
学習・演習(5)[8-9]:課題についての発表(1)[短い課題とする] |
POWERPOINTを使って、課題の発表ができる。また、質問ができる。
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2ndQ |
9週 |
学習・演習(5)[8-9]:課題についての発表(1)[短い課題とする] |
POWERPOINTを使って、課題の発表ができる。また、質問ができる。
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10週 |
学習・演習(6)[10-11]:構成と情報の整理 |
発表する内容について、構成と情報の整理を理解できる。
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11週 |
学習・演習(6)[10-11]:構成と情報の整理 |
課題について構成と情報の整理を重視したスライドを作成できるできる。
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12週 |
学習・演習(7)[12-13]:見やすいスライドの構成 |
アニメーションや図表の配置について理解する。
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13週 |
学習・演習(7)[12-13]:見やすいスライドの構成 |
アニメーションや図表の配置を重視したスライドを作成し、四人一組で相互発表ができる。
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14週 |
学習・演習(8)[14-15]:課題についての発表(2) 試験:定期試験はありません。レポート、課題、授業中の小テスト、発表試験にて評価します。 |
POWERPOINTを使って、わかりやすい発表ができる。また、的確な質問ができる。
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15週 |
学習・演習(8)[14-15]:課題についての発表(2) 試験:定期試験はありません。レポート、課題、授業中の小テスト、発表試験にて評価します。 |
POWERPOINTを使って、わかりやすい発表ができる。また、的確な質問ができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |