環境材料科学

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 環境材料科学
科目番号 T5022 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 SD 新素材・生命コース 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:河本邦仁「無機機能材料」(東京化学同人)
担当教員 安川 雅啓

到達目標

【到達目標】
1.環境計測のためのガスセンサ材料および素子について、機能と応用が説明できる。
2.環境調和型の各種エネルギー材料および素子について、機能と応用が説明できる。
3.環境浄化のための光触媒材料および吸着剤等について、機能と応用が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環境計測のためのガスセンサ材料および素子について、機能と応用が十分に説明できる。環境計測のためのガスセンサ材料および素子について、機能と応用が説明できる。環境計測のためのガスセンサ材料および素子について、機能と応用が説明できない。
評価項目2環境調和型の各種エネルギー材料および素子について、機能と応用が十分に説明できる。環境調和型の各種エネルギー材料および素子について、機能と応用が説明できる。環境調和型の各種エネルギー材料および素子について、機能と応用が説明できない。
評価項目3環境浄化のための光触媒材料および吸着剤等について、機能と応用が十分に説明できる。環境浄化のための光触媒材料および吸着剤等について、機能と応用が説明できる。環境浄化のための光触媒材料および吸着剤等について、機能と応用が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 化学・材料技術者が身につけるべき専門基礎知識として、環境計測、環境調和、環境浄化に関する各種材料および素子について、機能と応用を学習する。環境計測のためのガスセンサ材料および素子、環境調和型の各種エネルギー材料および素子、環境浄化のための光触媒材料および吸着剤等について学習することにより、人類に有益な環境調和型の新素材をデザインするための知識・技術を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
教科書と補助プリントの内容に基づき講義を行い、適宜課題を行う。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
試験の成績を90%、平素の学習状況(課題を含む)を10%の割合で総合的に評価する。試験の成績は定期試験で評価する。評価は中間と期末の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として、到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
【事前・事後学習】
事前学習として予め示された教科書等の該当部分を読んだ上で授業に臨むこと。事後学習として授業で学習した内容を復習し、与えられた課題に取り組むこと。
【履修上の注意】
この科目を履修するにあたり、2年の材料学基礎、3年の機能性材料の内容を理解しておくこと。また、4年の無機材料学を履修しておくことが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.ガスセンサ:ガスセンサ材料の機能と応用について学習する。 ガスセンサ材料の機能と応用について説明できる。
2週 1.ガスセンサ:ガスセンサ材料の機能と応用について学習する。 ガスセンサ材料の機能と応用について説明できる。
3週 2.熱電変換材料:熱電変換材料の機能と応用について学習する。 熱電変換材料の機能と応用について説明できる。
4週 2.熱電変換材料:熱電変換材料の機能と応用について学習する。 熱電変換材料の機能と応用について説明できる。
5週 3.イオン導電体:イオン導電体の機能と応用について学習する。 イオン導電体の機能と応用について説明できる。
6週 3.イオン導電体:イオン導電体の機能と応用について学習する。 イオン導電体の機能と応用について説明できる。
7週 3.イオン導電体:イオン導電体の機能と応用について学習する。 イオン導電体の機能と応用について説明できる。
8週 4.リチウムイオン電池:リチウムイオン電池の材料、機能と応用について学習する。 リチウムイオン電池の材料、機能と応用について説明できる。
2ndQ
9週 4.リチウムイオン電池:リチウムイオン電池の材料、機能と応用について学習する。 リチウムイオン電池の材料、機能と応用について説明できる。
10週 5.燃料電池:燃料電池の材料、機能と応用について学習する。 燃料電池の材料、機能と応用について説明できる。
11週 5.燃料電池:燃料電池の材料、機能と応用について学習する。 燃料電池の材料、機能と応用について説明できる。
12週 6.光触媒:光触媒材料の機能と応用について学習する。 光触媒材料の機能と応用について説明できる。
13週 6.光触媒:光触媒材料の機能と応用について学習する。 光触媒材料の機能と応用について説明できる。
14週 7.環境浄化材料:吸着剤の機能と応用について学習する。 吸着剤の機能と応用について説明できる。
15週 7.環境浄化材料:イオン交換体の機能と応用について学習する。 イオン交換体の機能と応用について説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験平素の学習状況合計
総合評価割合9010100
基礎的能力000
専門的能力9010100
分野横断的能力000