到達目標
【到達目標】
1.環境計測のためのガスセンサ材料および素子について、機能と応用が説明できる。
2.環境調和型の各種エネルギー材料および素子について、機能と応用が説明できる。
3.環境浄化のための触媒材料および吸着剤等について、機能と応用が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境計測のためのガスセンサ材料および素子について、機能と応用が十分に説明できる。 | 環境計測のためのガスセンサ材料および素子について、機能と応用が説明できる。 | 環境計測のためのガスセンサ材料および素子について、機能と応用が説明できない。 |
評価項目2 | 環境調和型の各種エネルギー材料および素子について、機能と応用が十分に説明できる。 | 環境調和型の各種エネルギー材料および素子について、機能と応用が説明できる。 | 環境調和型の各種エネルギー材料および素子について、機能と応用が説明できない。 |
評価項目3 | 環境浄化のための触媒材料および吸着剤等について、機能と応用が十分に説明できる。 | 環境浄化のための触媒材料および吸着剤等について、機能と応用が説明できる。 | 環境浄化のための触媒材料および吸着剤等について、機能と応用が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
化学・材料技術者が身につけるべき専門基礎知識として、環境計測、環境調和、環境浄化に関する各種材料および素子について、機能と応用を学習する。環境計測のためのガスセンサ材料および素子、環境調和型の各種エネルギー材料および素子、環境浄化のための触媒材料および吸着剤等について学習することにより、人類に有益な環境調和型の新素材をデザインするための知識・技術を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
教科書と補助プリントの内容に基づき講義を行い、適宜課題を行う。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
試験の成績を90%、平素の学習状況(課題を含む)を10%の割合で総合的に評価する。試験の成績は定期試験で評価する。評価は中間と期末の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として、到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
【事前・事後学習】
事前学習として予め示された教科書等の該当部分を読んだ上で授業に臨むこと。事後学習として授業で学習した内容を復習し、与えられた課題に取り組むこと。
【履修上の注意】
この科目を履修するにあたり、2年の材料学基礎、3年の機能性材料の内容を理解しておくこと。また、4年の無機材料学を履修しておくことが望ましい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.ガスセンサ:ガスセンサ材料の機能と応用について学習する。 |
半導体ガスセンサの原理と機能について説明できる。
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2週 |
1.ガスセンサ:ガスセンサ材料の機能と応用について学習する。 |
半導体ガスセンサの応用について説明できる。
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3週 |
2.熱電変換材料:熱電変換材料の機能と応用について学習する。 |
熱電変換材料の原理と機能について説明できる。
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4週 |
2.熱電変換材料:熱電変換材料の機能と応用について学習する。 |
熱電変換材料の応用について説明できる。
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5週 |
3.イオン導電体:イオン導電体の機能と応用について学習する。 |
イオン導電体の種類と安定化ジルコニアについて説明できる。
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6週 |
3.イオン導電体:イオン導電体の機能と応用について学習する。 |
酸素ガスセンサの機能と応用について説明できる。
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7週 |
3.イオン導電体:イオン導電体の機能と応用について学習する。 |
電池及び燃料電池の機能と応用について説明できる。
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8週 |
3.イオン導電体:イオン導電体の機能と応用について学習する。 |
二次電池の機能と応用について説明できる。
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2ndQ |
9週 |
4.リチウムイオン電池:リチウムイオン電池の材料、機能と応用について学習する。 |
リチウムイオン電池の材料について説明できる。
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10週 |
4.リチウムイオン電池:リチウムイオン電池の材料、機能と応用について学習する。 |
リチウムイオン電池の機能と応用について説明できる。
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11週 |
5.環境触媒材料:光触媒材料の機能と応用について学習する。 |
光触媒の原理について説明できる。
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12週 |
5.環境触媒材料:光触媒材料の機能と応用について学習する。 |
光触媒材料の機能と応用について説明できる。
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13週 |
5.環境触媒材料:ゼオライト触媒の構造と機能・応用について学習する。 |
ゼオライト触媒の構造と機能・応用について説明できる。
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14週 |
6.環境浄化材料:吸着剤の機能と応用について学習する。 |
ゼオライトを基にした吸着剤の機能と応用について説明できる。
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15週 |
6.環境浄化材料:イオン交換体の機能と応用について学習する。 |
ゼオライトを基にしたイオン交換体の機能と応用について説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 平素の学習状況 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |