到達目標
【到達目標】
1. 地域計画及び地域づくりの理論と方法について理解する。
2. 地域計画の全体構成を理解し、計画立案のプロセスを習得する。
3. 自身の専門性を地域に活かす視点を見出す。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地域計画及び地域づくりの理論と方法について理解する。 | 地域計画及び地域づくりの理論と方法について基本的な考え方を十分吸収し説明することができる。 | 地域計画及び地域づくりの理論と方法について基本的な考え方をほぼ吸収し説明することができる。 | 地域計画及び地域づくりの理論と方法について基本的な考え方を説明することができない。 |
地域計画の全体構成を理解し、計画立案のプロセスを習得する。 | 地域計画の全体構成を理解し、論理的に計画立案ができる。 | 地域計画の全体構成を理解し、計画立案ができる。 | 地域計画の全体構成を理解し、計画立案することができない。 |
自身の専門性を地域づくりに活かすことができる。 | 自身の専門性を適切に活かした地域計画が立案できる。 | 自身の専門性を活かした地域計画が立案できる。 | 自身の専門性を活かした地域計画が立案できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (A)
説明
閉じる
学習・教育目標 (C)
説明
閉じる
基準1(2)の知識・能力 基準1(2)(d)(3)
説明
閉じる
基準1(2)の知識・能力 基準1(2)(e)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
地域計画の目的は、より良い地域社会を実現することである。そのためには、地域の課題や特性を的確に捉えると共に、行政、専門家のみならず、地域住民や多様な諸団体が主体的に参加し、連携することが欠かせない。本授業では、事例及び演習をもとに、地域計画・地域づくりの考え方とその手法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義と演習を交えながら、学習を進めていく。最終回では各自の専門性を生かした地域計画を立案し、プレゼンテーションを行うので、それに向けたインプットと捉えることで、意欲的に学習してもらいたい。
注意点:
演習ではインターネットによる調べ学習やパワーポイントを用いたプレゼンテーション制作を行う。PCは基本的に各自のものを使用する。技術者が身につけるべき専門基礎として、到達目標に対する達成度を、レポート形式の試験を60%、演習課題・プレゼンテーション40%の割合で総合的に評価する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地域とは何か、計画とは何か? |
地域、並びに計画の概念について説明できる。
|
2週 |
地域政策・地域計画の枠組みと変遷 |
日本の地域計画の枠組みとその変遷について説明できる。
|
3週 |
地域を読み解く①総合計画の分析 |
総合計画を読み解き、地域の特性を説明できる。
|
4週 |
地域を読み解く①総合計画の分析 |
総合計画を読み解き、地域の特性を説明できる。
|
5週 |
地域計画の手順と方法 |
地域計画の手順と方法を説明できる。
|
6週 |
地域を読み解く②地域分析手法 |
航空写真、文献資料、統計情報等を活用した地域分析の手法が説明できる。
|
7週 |
地域を読み解く②地域分析手法 |
航空写真、文献資料、統計情報等を活用した地域分析の手法が説明できる。
|
8週 |
ワークショップの理論と方法 |
ワークショップの理論と主な方法が説明できる。
|
2ndQ |
9週 |
ワークショップの理論と方法 |
ワークショップの理論と主な方法が説明できる。
|
10週 |
地域づくりの事例①多様な主体の連携、都市と地域の連携 |
複数の視点から地域づくりの手法を説明できる。
|
11週 |
地域づくりの事例②ブランティング、エリアマネジメント |
複数の視点から地域づくりの手法を説明できる。
|
12週 |
地域計画の立案①地域の読み解き |
地域計画のプロセス・手法を理解して立案できる。
|
13週 |
地域計画の立案②将来像の構想 |
地域計画のプロセス・手法を理解して立案できる。
|
14週 |
地域計画の立案③プロジェクト提案 |
地域計画のプロセス・手法を理解して立案できる。
|
15週 |
地域計画のプレゼンテーション |
地域計画を論理的にプレゼンテーションできる。
|
16週 |
前期末試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 20 | 60 |
専門的能力 | 10 | 10 | 20 |
分野横断的能力 | 10 | 10 | 20 |