応用情報システム

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 応用情報システム
科目番号 6402 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 ソーシャルデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 芝 治也,西内 悠祐,山口 巧

到達目標

各種センサーやマイク、デジタルカメラなどから取得したデジタルデータに対する情報処理について学ぶ。これらセンサー等から取得したデータ処理システムに対する実践的な技術力を養成する。
1.情報処理に関する知識を説明できる。
2.情報処理システムの実装に関する知識を説明できる。
を標準的な目標とし、更に実際のデータを使った情報処理の実現を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
センサー出力に関する情報処理システムについて情報を処理することができる情報処理の手法を理解できる情報処理の手法を理解できない
音声データに関する情報処理システムについて情報を処理することができる情報処理の手法を理解できる情報処理の手法を理解できない
画像データに関する情報処理システムについて情報を処理することができる情報処理の手法を理解できる情報処理の手法を理解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C) 説明 閉じる
基準1(2)の知識・能力 基準1(2)(d)(3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
各種センサーから取得した信号に対する情報処理を理解し、データ処理の実装を行う。また、マイクから取得した音声データやデジタルカメラなどから取得した画像データに関しても、基本的なデータ構造や情報処理システムについて学ぶ。音声データや画像データに対してもデータ処理を実装し、その理解を深める。
授業の進め方・方法:
デジタルデータの基本的な仕組みや処理システム、各種処理手法についての説明を行い、実際にデータを使った情報処理を実施する。
注意点:
試験の成績を60%、課題・レポートや小テストを40%の割合で総合的に評価する。技術者が身に着けるべき共通知識として、上記の到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 一般的なセンサーとそこから得られるデータについて学習する。 一般的なセンサーから得られるデータとそこから得られる情報について説明できる。
2週 センサー出力に関する情報処理システムについて学習する。(サンプリング、視覚化) センサーから得られるデータのサンプリングや視覚化について説明できる。
3週 センサー出力に関する情報処理システムについて学習する。(サンプリング、視覚化) センサーから得られるデータを視覚化することができる。
4週 センサー出力に関する情報処理システムについて学習する。(フィルタリング、特徴抽出) センサーから得られるデータに対する、フィルタリングや特徴抽出手法について説明できる。
5週 センサー出力に関する情報処理システムについて学習する。(フィルタリング、特徴抽出) センサーから得られるデータに対して、フィルタリングや特徴抽出することができる。
6週 音声信号について学習する。 音声信号について説明できる。
7週 音声データに関する情報処理システムについて学習する。(サンプリング、音声符号化) 音声データのサンプリングや音声符号化について説明することができる。
8週 音声データに関する情報処理システムについて学習する。(サンプリング、音声符号化) 音声データのサンプリングや音声符号化について説明することができる。
4thQ
9週 音声データに関する情報処理システムについて学習する。(フィルタリング、音声合成) 音声データのフィルタリングや音声合成について説明することができる。
10週 音声データに関する情報処理システムについて学習する。(フィルタリング、音声合成) 音声データに対して、フィルタリングや音声合成することができる。
11週 画像データや動画像データについて学習する。 画像データや動画像データについて説明できる。
12週 画像データに関する情報処理システムについて学習する。(画質改善) 画像データ対する画質改善について、説明することができる。
13週 画像データに関する情報処理システムについて学習する。(画質改善) 画像データ対して、画質改善手法を行うことができる。
14週 画像データに関する情報処理システムについて学習する。(特徴抽出、領域分割、テンプレートマッチング) 画像データ対する特徴抽出について、説明することができる。
15週 画像データに関する情報処理システムについて学習する。(特徴抽出、領域分割、テンプレートマッチング) 画像データ対して、特徴抽出することができる。
16週 動画像データに関する情報処理システム(特徴抽出) 動画像データ対する特徴抽出について、説明することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート・課題合計
総合評価割合5050100
基礎的能力402060
専門的能力102535
分野横断的能力055